【必見】何をしても楽しくないと悩む60代におすすめの行動7選!選ぶ際のポイントも解説
「60代になって時間はあるものの毎日が単調に感じている」
「年金生活が不安で何をしても楽しく感じない」
「夢中になれることを見つけて充実した60代を過ごしたい」
定年退職や子どもの自立によって生活が一変し「何をしても楽しくない」と感じる60代の方は多いのではないでしょうか。充実した60代を過ごすには、夢中になれることを見つけて意欲的に活動するのがおすすめです。
この記事では、無気力な状態に悩む60代の方に向けて以下の内容について解説します。
- 60代が「何をしても楽しくない」と感じる理由
- 無気力に悩む60代におすすめの行動
- 自分に合った行動を選ぶポイント
老後生活への漠然とした不安を和らげ、生き生きと過ごすヒントを紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
60代が「何をしても楽しくない」と感じる3つの理由
60代になってから日々の生活に張り合いを感じず、無気力な状態に悩まされてはいないでしょうか。シニアの方が「何をしても楽しくない」と感じやすくなる代表的な理由は、以下の3つです。
- 老後の金銭的な不安がある
- 孤独感が強くなる
- 体の不調を感じる
無気力な状態から脱するためには具体的な原因を把握し、ご自身の状況に合わせて対処しましょう。
1. 老後の金銭的な不安がある
定年退職してから年金暮らしが始まり、家計に不安を感じるようになると、無気力な状態に陥りやすくなります。老後生活に必要な貯蓄額は3000万円と言われているものの、ほとんどの方は届いていないのが現状です。
60代になって家計を気にして節約しようと考え、新しい物事への挑戦を控えてしまう方は多いでしょう。しかし、金銭的な不安を理由に消極的に日々を過ごしていると「何をしても楽しくない」と感じるようになってしまいます。変化の乏しい単調な生活は刺激が得られず、気づかないうちに気分が落ち込みやすくなるのです。
老後からでも貯蓄を増やすポイントについては、関連記事の「【世帯別】老後に必要とされる3000万円の内訳を解説!資産を増やす7つの方法も紹介」にて詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。
2. 孤独感が強くなる
60代になると社会や人とのつながりが希薄になりやすく、寂しさから無気力な状態に陥る場合があります。定年退職によって仕事で関わっていた人と疎遠になり、孤独を感じるシニアは多いでしょう。現役時代に仕事関係の友達や知り合いが多かった方であれば、特にコミュニケーションの機会が失われたと感じやすくなります。
また60代は、家族との関係の変化によって会話が減ってしまうことが多い世代です。子どもが就職や結婚などで独立し家を離れたことで、家族との交流が減って寂しさを感じるでしょう。
社会人や親としての役割が失われたような虚無感から、新しい物事へ挑戦する意欲が失われてしまう方がいます。
3. 体の不調を感じるため
身体的や精神的な不調が原因で、物事への気力を失ってしまうシニアの方は多いです。60代になると日々の生活で体力の低下を感じることが増え、中には病気にかかってしまう方もいるでしょう。身体的な老化によって以前のように活動できなくなったと実感すると、新しい物事を始める気力が湧きづらくなります。
精神的な不調として代表的なのは「更年期障害」で、性ホルモン分泌の減少が主な原因です。更年期障害では以下のような症状が現れ、男女ともに発症する可能性があります。
- 意欲の低下
- うつ
- 不安
- イライラ
発症のピークは男性で50〜60代、女性では50歳前後とされていますが、60代まで症状が続く人もいます。精神的な不調は「睡眠の質の低下」や食欲減退など、体へ悪影響を及ぼすケースがあるため注意が必要です。60代になっても更年期障害の症状が続く方は、早めに医療機関を受診しましょう。
「何をしても楽しくない」と悩む60代におすすめの行動7選
張り合いを感じない生活から抜け出すには、夢中になれることを見つけましょう。無気力な状態を脱したい60代の方に、おすすめの行動は以下の7つです。
- 仕事する
- 趣味を見つける
- 友達を作る
- 運動する
- 勉強を始める
- ボランティアに参加する
- 断捨離をする
お金をかけずにできることが多く、家計に不安がある方でも始めやすいため、ぜひ実行してみてください。
1. 仕事する
セカンドキャリアとして仕事を始めれば、社会とのつながりを得られ孤独感を解消できます。働くことで生活リズムが整ううえ、適度な疲労感によって眠りにつきやすくなるため、心身の健康に効果的です。
また、安定的な収入を得られ金銭的な不安が解消されることで、興味のある物事に挑戦しやすくなるでしょう。60代から働くには現役時代と同じ会社に再雇用されるか、別の企業に再就職する方法の2種類があります。
再雇用の場合は、給料や就労時間が現役時代と異なるケースがあるため、契約条件を入念に確認してから決めるのがおすすめです。再就職する場合、同年代の多い企業であれば年齢を気にせず働けるでしょう。
本ブログを運営する「株式会社うぇるねす」ではシニアを積極的に採用しており、マンションの管理員として働く方の約9割が60代以上です。実際に管理員として働く方からは「生活にメリハリがつく」「お酒・食事が美味しくなった」との意見を頂いております。仕事を始めることで日々を充実させたい方は、ぜひ「株式会社うぇるねす」へお問い合わせください。
2. 趣味を見つける
夢中になれる趣味を見つければ、日々の生活において楽しさを感じやすくなるでしょう。「何をしても楽しくない」と感じる方であれば、趣味を始めることへのハードルを下げるのが大切です。以前に行っていた趣味を再度スタートすること以外でも、家族と一緒に取り組める内容であれば始めやすいでしょう。
手先を動かす趣味であれば脳の活性につながり、認知症予防の効果が期待できます。お金をかけずに始められる趣味であれば、誰でも気軽に挑戦が可能です。60代におすすめなものとしては、以下のような趣味があげられます。
- 手芸
- 料理
- ガーデニング
- 囲碁
- 将棋
- カメラ
- 映画鑑賞
- 読書
長く続けられるかを考えるよりも、まずは気軽に始められる趣味をいくつか選んで取り組んでみましょう。
3. 友達を作る
友達を作れば日常的に人と交流する機会を得られ、孤独感の解消に効果的です。人とのコミュニケーションは脳を活性化させるだけでなく、他愛ない会話や悩みの共有を通じて精神的な安定につながります。
また、親しい友達との交流の時間に生きがいを感じる方は多く、日々の生活の満足度が向上します。友達を新しく作るのはもちろん、昔からの知人に連絡を取ってみることもおすすめです。
60代から友達を作るポイントについては、関連記事の「【必見】シニアにおすすめな友達作りの方法10選!注意点やコツも詳しく解説」にて詳しく紹介しています。仲良くなれるか不安に感じるシニアの方へのアドバイスも記載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
4. 運動する
運動を始めると筋力がアップし、健康の維持やけがの防止につながります。また体を動かすことでリフレッシュでき、ストレス発散や気分転換などの精神的な健康に効果的です。
特別な道具が不要なスポーツであればお金がかからず、気軽に始めやすいでしょう。チームで取り組む運動であればコミュニケーションの機会が得られ、脳の活性化が可能です。60代の方におすすめの運動としては、以下のような種目があげられます。
- ウォーキング
- ジョギング
- 水泳
- ゴルフ
- テニス
- ゲートボール
- ヨガ
スポーツに取り組む際は、ご自身の健康状態に合わせて無理なく参加できる種目を選びましょう。準備運動や適度な水分補給を心がけ、安全面に配慮して取り組むことが大切です。
5. 勉強を始める
興味がある分野の学習や資格取得の勉強を始めれば、生活に張り合いが生まれ充実した毎日を過ごせるでしょう。「海外旅行で英語を話せるようになる」「資格を取得する」など目標を立てて取り組めば、上達に対する喜びや継続するモチベーションが得られます。
学び続けることで脳が活性化し、記憶力や思考力の向上につながります。60代の方に人気の勉強や資格は、以下のとおりです。
- 語学
- 歴史
- パソコン
- ボールペン字
- ファイナンシャルプランナー
- マンション管理士
教室で習う勉強であれば人と交流する機会を得られ、一緒に努力する仲間を作れます。再就職を考えている方は、取得した資格が採用や業務において有利に働く場合があり、金銭的な不安の解消につながるでしょう。
6. ボランティアに参加する
社会貢献を通じて生きがいを感じる人は多く、ボランティアへの参加は心身の健康維持に効果的です。他の年代と比べて60代以上の方はボランティアに参加する割合が高く、経験者の84.7%は生活の充実感を得ています。またボランティアに参加すれば新しい交友関係が生まれ、孤独感が和らぎ精神的な安定につながるでしょう。
60代以上の方は子育てや仕事などの豊富な経験を持っており、これまでに培ったスキルを生かして地域の人々へのサポートが可能です。ボランティアの募集は自治体の掲示板やインターネットで探せるため、興味のある方は確認してみましょう。
参照:消費者庁|高齢者の社会貢献活動の取組状況
7. 断捨離をする
新しい物事を始めるのが億劫と感じる方は、断捨離をするのがおすすめです。断捨離を通して生活環境を整えることで、精神的な安定を得られます。
不用品が減れば毎日の掃除が楽になり、家事によるストレスを溜めにくくなるでしょう。古い物を処分するとほこりやダニなどが減り、清潔な環境で過ごせるため健康的な暮らしにもつながります。
また家の中にある不用品を処分すれば、けがのリスクを減らせます。不用品が多いと床に置いた物につまずいたり、家具の上に乗せている箱が落下したりなど、とくに高齢者には危険です。
さらに、断捨離によって物を増やさないようにする意識が芽生え、無駄遣いが減るため節約につながる効果もあります。
60代が無気力から脱する行動を選ぶ3つのチェックポイント
無気力な状態から脱するための行動を選ぶ際のチェックポイントは、以下の3つです。
- 心身の健康につながるか
- 人との交流が活発か
- 生きがいを感じられるか
具体的な効果を把握したうえで自分の価値観に合った趣味や仕事を選び、日々の生活を充実させましょう。
1. 心身の健康につながるか
心身の健康につながる行動であれば、健康寿命が伸び充実した老後生活を送りやすくなります。漠然とした不安を解消し気分を晴れやかにするには、楽しいと思える行動であることが重要です。
昔から好きな趣味はもちろん、興味を持っていたもののなかなか取り組めなかったことを始めてみましょう。運動や仕事を始める際は現時点の体力や健康状態を考慮し、無理のない範囲で行えるかを検討します。
身体的な面だけでなく、金銭的な不安を感じないことも大切です。自分が1ヶ月に使える費用を考慮し、無理せず続けられる行動に取り組みましょう。
健康を維持する方法については、関連記事の「【今日からできる】健康寿命を延ばす方法10選【もしもの時の備えも紹介】」にて詳しく解説しています。すぐに実践できる対策も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
2. 人との交流が活発か
「何をしても楽しくない」と悩んでいる大きな原因が孤独感であれば、人との交流が活発な行動を選びましょう。個人で行うよりも人と関わりを持てる取り組みの方が孤独感を軽減でき、無気力な状態から脱しやすくなります。
とくに女性の場合は、人と話すことがストレス解消につながります。運動ならばチームで行うスポーツを、勉強を始めるなら教室で開かれる講座を選ぶのがおすすめです。
友人や家族と同じ趣味であれば、共通の話題が生まれて会話が弾みやすくなります。新しい友達を作り交友関係を広げたい方は、今まで参加したことのないコミュニティに出向くと良いでしょう。
自分にあったコミュニティの探し方については、関連記事の「【必見】アクティブシニアが集まる場所9選!友達作りにおすすめのコミュニティを紹介」もぜひ参考にしてみてください。
3. 生きがいを感じられるか
充実した日々を過ごすには、生きがいを感じられることを見つけるのが大切です。生きがいを感じられると活動的になり、外出の機会が増えるため体力が向上するでしょう。さらに外出によって人と交流する機会を得られ、孤独感の緩和につながります。
日本総研の調査によると、シニアの方は趣味に熱中しているときや親しい人たちとの団らんの時間に生きがいを感じやすいとされています。現役時代は働くことに楽しさを感じていた方は、仕事で生きがいを得られる可能性が高いです。
今までに夢中になったことや喜びを感じた経験を思い出し、生きがいにつながる行動に取り組んでみましょう。
参照:日本総研|高齢者の生きがい等意識調査2024
「何をしても楽しくない」状態から脱するには働くのがおすすめ
「日々の生活に楽しさを感じられない」と悩む60代の方は、セカンドキャリアとして働き始めるのがおすすめです。仕事を始めると健康面でのメリットや人との交流を得られ、無気力な状態から脱しやすくなります。
出勤のため日常的に運動する習慣ができ、適度な疲労感により睡眠の質の向上や食欲の促進につながります。仕事を通しての社会貢献はもちろん、職場での会話に楽しさを感じる方は多いでしょう。
さらに、働くことで安定的な収入を得られ、金銭的な不安の解消が可能です。家計に余裕ができると新しい物事に挑戦しやすくなり、老後生活を充実させられます。
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