「60代以降も変わらず活発に過ごしたい」
「定年後は生きがいがなくなるのではと不安」
「人とのつながりや刺激を受けられる趣味を探している」

仕事を退職した後でも、毎日趣味やボランティアなど活発に活動する方を「アクティブシニア」と言います。シニアにとって、趣味は充実した人生を送るための重要な要素です。

しかし、自身が退職した後に趣味に生きがいを見つけられるか不安な方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、以下の内容について解説します。

• アクティブシニアの特徴
• アクティブシニアが趣味を選ぶ際のポイント
• アクティブシニアにおすすめの趣味
• アクティブシニアが趣味を探す方法

日々の生活に張りを与えて、心身ともに健康に暮らすためのヒントを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

アクティブシニアの3つの特徴

アクティブシニアとは、高齢になっても活動的で意欲的な方を指します。アクティブシニアは、具体的には以下の3つの特徴があると言えます。

1. 仕事や趣味への意欲がある
2. 健康への意識が高い
3. 消費行動が活発

一つひとつ見ていきましょう。

1. 仕事や趣味への意欲がある

アクティブシニアには、仕事や趣味への意欲が非常に高い特徴があります。夢中になれることを自身で見つけ、意欲的に行動します。

退職後でも、自分のスキルや経験を活かして仕事をする方が多いです。また、社会貢献意識も強いことも特徴的です。これまでの仕事などで培った経験や知識を活かし、地域や社会に貢献することを重要視しています。

2. 健康への意識が高い

アクティブシニアは、自分の健康への意識が高いことが特徴です。やりたいことを実現するために、自身の健康を保ちたいと考えているためです。具体的には身体を動かしたり体操をしたりなど、健康寿命を延ばすための取り組みを行っています。

また食事面においても栄養バランスを意識した食事を摂るなど、アクティブに活動するため身体づくりを大切にしています。アクティブシニアは健康な体を保つことで、やりたいことを楽しみ続けることができているのです。

3. 消費行動が活発

アクティブシニアは、消費行動が活発です。子どもの学費など大きな出費がないため、自分のやりたいことにお金が使えることも消費行動が活発である理由と言えます。

また趣味に対するアンテナが高く人との交流が活発であるため、自身で様々な情報を収集して、積極的に自分の楽しみにお金を使います。

アクティブシニアが趣味を選ぶ際の5つのポイント

シニアにとって趣味は、健康促進や社会参加の1つとして日々の生活の重要な要素です。こちらでは、アクティブシニアが趣味を選ぶ際に大切な5つのポイントを紹介します。

1. 体力や健康状態に合っている
2. 経済的に無理がない
3. 気の合う仲間・人数でできる
4. 社会に貢献できる
5. 流行を意識する

それぞれ詳しく紹介するので、趣味選びの際の参考にしてみてください。

1. 体力や健康状態に合っている

アクティブシニアが趣味を選ぶ際には、自身の体力や健康状態に合ったものを選ぶことが大切です。身体の状態に合った趣味を選ぶことで、怪我などのリスクを抑えて楽しみながら健康を保てます。

身体の障害や制約がある場合には、無理せず続けられる趣味を選びましょう。スポーツなど身体を動かす趣味は、健康づくりの面でもメリットが大きいですが、無理をすると状態を悪化させる可能性があります。人によっては、主治医や専門家に相談することも必要です。

2. 経済的に無理がない

趣味を楽しむためには、経済的な負担を考慮する必要があります。毎月いくら趣味に充てられるか確認し、収入に対して無理のない範囲で趣味を続けることが重要です。

経済的な負担を軽くするために、シニア向けの割引サービスを活用できるか確認してみると良いでしょう。映画や旅行などでは、シニア優待のサービスが数多くあります。また、お金をかけずにできるボランティアや地域のサークルへの参加もおすすめです。興味があることだけでなく、経済的な負担も考慮して趣味を選びましょう。

3. 気の合う仲間・人数でできる

趣味を長く楽しむ上では、人間関係が重要な要素になります。気の合う仲間や自身にあった人数でできる趣味を選ぶことで、継続しやすくなります。サークルなど不特定多数の方と一緒に活動する趣味では、人間関係のトラブルによって辞めてしまうというケースは少なくありません。

他者と長時間過ごすことが苦手な場合には、家庭菜園やものづくりなど1人でできる趣味もあります。自身が無理をしなくて良い、心地よい人間関係の中で活動できる趣味を探しましょう。

4. 社会に貢献できる

シニアの方にとって、趣味は社会貢献の場にもなります。仕事やボランティアなどの社会に貢献できる活動を選ぶことで、感謝される機会が増えるなど精神的な充足を得られます。社会への貢献を重視する場合には、自身のこれまで培ってきた経験や知識を活かせる活動を選ぶと無理なく続けられるでしょう。

また自身のキャリアを活かすだけでなく、まったくやったことのないことにチャレンジしてみることもおすすめです。新しいチャレンジは、脳に良い刺激を与えて心身の健康に役立ちます。

5. 流行を意識する

流行を意識した趣味を選ぶことは、心身の刺激となるためおすすめです。「もう高齢だから」と言わずに流行に目を向けてみることで、新しい興味関心を得られる可能性があります。

例えば、流行りのスポットやお店に行くことやインターネットなど新しい技術を知ることは、気持ちを若く保つことにもつながるでしょう。また、おしゃれに気を使うことも、心の若さを保つために効果的です。

アクティブシニアにおすすめの趣味5選

自身にあった趣味を見つけられないという方は、以下の5つから検討してみてはいかがでしょうか。

1. スポーツ
2. パソコン・インターネット
3. 旅行
4. 習い事
5. ボランティア

一つひとつ紹介するので、心身の充足につながる趣味をぜひ探してみてください。

1. スポーツ

スポーツは、シニアに人気の趣味の一つです。定期的に運動をすることで、心肺機能の向上や怪我の予防など健康づくりを兼ねられます。具体的には、以下のスポーツがおすすめです。

• ジョギング
• ウォーキング
• ヨガ
• 水泳
• 社交ダンス

スポーツは、地域のサークルやジムに入ることで人との交流を広げられます。ご自身が住んでいる地域では、どのようなスポーツをできる場があるのか探してみてください。

2. パソコン・インターネット

パソコンやインターネットは、シニアにとって新しい世界を開ける趣味です。インターネットを使えるようになると、ゲームを楽しんだり関心があることの研究や発信ができたりするようになります。また、家族や友人まど人との交流も活発になります。

近年では、スマートフォンを持つシニア世代の方は多いのではないでしょうか。スマートフォンは、最も簡単にインターネットを楽しむ方法です。活用したことのない機能を使ってみるなど、新しいチャレンジをしてみると良いでしょう。

3. 旅行

旅行は、男女共にシニアに人気の趣味です。旅行は頭を使い身体も動かすため、健康づくりにも良くおすすめです。新しい場所を訪れることで、心身ともにリフレッシュできるでしょう。

シニアの旅行は夫婦や友人との旅行だけでなく、旅行会社のツアーへの参加などの選択肢があります。旅行会社は、65歳以上などの年齢制限を設けたシニア向けのツアーを数多く提供しています。

ゆとりのある行程で、介護付きなどのサービスもあるためおすすめです。体が動くシニア向けには、山登りなどのアウトドアを含めた旅行も人気があります。

4. 習い事

シニアになってから習い事を始めることは、脳への刺激になります。目標を立てて取り組むことで、毎日の生活に張りが出ます。また、学んだことを誰かのために役立てたり、発表する機会があれば、生きがいにもつながります。具体的には、以下の習い事がおすすめです。

• 英会話
• 楽器
• カメラ
• 歌
• 料理

習い事を通して新しい楽しみや生きがいを見つけられれば、年齢をネガティブに捉えない前向きな生活を送れるようになるでしょう。

5. ボランティア

地域への貢献や人の役に立ちたいという方には、ボランティア活動がおすすめです。市民団体や高齢者施設など、地域には様々なボランティアの機会があります。

ボランティア活動は、人とのつながりややりがいを感じて、精神的な充足を得られる機会です。自分の経験や知識を活かして、地域の発展に貢献することを考えてみましょう。

アクティブシニアが趣味を探す2つの方法

趣味を始めるにはどのような方法があるのか悩んでいる方は多いでしょう。こちらでは、趣味を探す2つの方法を紹介します。

1. 講座に参加する
2. インターネットで探す

一つひとつ説明するので、ぜひ実践してみてください。

1. 講座に参加する

趣味探しには、公民館やコミュニティセンターなどが企画している講座の活用がおすすめです。習い事やボランティアなど、様々な活動に参加できる機会が提供されています。

また、初心者でも始められる講座が多いため、気軽に参加できることが大きなメリットです。さらに、講座には自身と同じように趣味を探している方が参加してます。同じ趣味を持つ人々と一緒に学び交流することで、より充実した趣味の時間を過ごすきっかけになるでしょう。

2. インターネットで探す

趣味は、インターネットを活用して探すこともできます。インターネットを利用すれば、自宅にいながら様々な趣味に関する情報を得られます。

またインターネット上にはシニア向けのコミュニティが数多くありますので、Webサイト上やSNSなどで同じ趣味を持つ人とのつながりを作れるでしょう。

公民館などの講座へ参加することに抵抗がある方は、まずインターネットを使って趣味や仲間探しをしてみてはどうでしょうか。

アクティブシニアはセカンドキャリアを楽しむのもおすすめ

仕事を退職したあとでも、健康促進や社会参加の一つの方法として趣味を楽しむことが人生を豊かにする上で大切なことです。

シニア向けの趣味は、スポーツや旅行など様々です。また、近年はシニアの雇用の場が増えていることから、セカンドキャリアとして仕事を続けることに楽しみを見出す方も数多くいます。

本ブログを運営している株式会社「うぇるねす」では、全国でマンションの管理員としてシニアが働ける機会を作っています。マンション管理員とは、施設の清掃や受付を行うなど居住者の生活をサポートする仕事です。

1日3時間勤務など短い時間でも働けて、身体を適度に動かせる仕事であるためシニアに人気です。実際に働いている方からは「規則正しい生活になった」「仕事の次の日は体が軽い」などの声があります。

また居住者やマンションを訪ねてくる方とのコミュニケーションもあり「色々な人に挨拶が出来るのが嬉しい」「感謝されることが嬉しい」など、人との交流を楽しんでいる声も聞かれます。

アクティブに活動できる趣味を探している方は、セカンドキャリアでマンション管理人として働くこともぜひ検討してみてください。

【全国採用】うぇるねすでは一緒に働く仲間を募集しています

本ブログを運営する株式会社うぇるねすでは「マンションサポーター」として一緒に働く仲間を募集しています。マンションサポーターとは、マンションの管理員がお休みする際に代わりに業務を行う仕事です。

うぇるねすで働くマンションサポーターには定年がありません。「時間や場所に縛られない、自分で自由に選べる働き方」が実現できます。

実際に現役のマンションサポーターから、以下の声が届いています。

• 社会との繋がりができて感謝されるのが嬉しい
• 働く日程・時間が選べるのでゆとりや余裕が出来た
• 適度な運動になるので仕事の次の日は体が軽い
• 色々な街に行けて旅行気分が味わえる

少しでもうぇるねすの仕事に興味を持たれた方は、以下のボタンから詳しい業務内容をご覧ください。