【保存版】60過ぎてもできる仕事5選!女性におすすめの働き方や定年のない求人を紹介

「専業主婦だった私にできる仕事って何だろう?」
「働きたい気持ちはあるけど、体力に不安を感じている」
「60過ぎて資格を持っていない人は、仕事がないって本当?」

年金生活への不安や社会とのつながりを求めているなどの理由から、60歳を過ぎても働きたいという方は増えています。

実際に総務省のデータによると、2020年全就業者の13.6%が高齢者であり、過去最多ということがわかりました。 

一方で、60過ぎて資格や経験がなくても雇ってくれる職場はあるのだろうかと、不安を感じている方が多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説しています。

  • シニア世代の雇用状況
  • 60歳以上の女性が未経験でも始められる仕事
  • シニア世代の女性におすすめの働き方

定年のない求人や働きながら年金を受給する方法も紹介するので、ぜひ最後までお読みください。

60過ぎの女性の雇用状況を解説

60過ぎの女性の雇用状況を解説

内閣府が公表している「老後の生活設計と公的年金に関する世論調査」によると、60歳を過ぎても働きたいと答えた方は68.3%いることがわかりました。

実際に、シニア世代の就業者数は年々増加しています。総務省のデータによると、2010年から2020年の10年で正規雇用は「46万人」非正規職員は「227万人」の増加がみられました。

シニア世代の就業者数が増加していることから、高齢者が働ける仕事や求人が増えていると言えます。

また、2021年には「高齢者雇用安定法」の改正が行われ、70歳までの定年引上げや定年制の廃止が努力義務になるなど、よりシニア世代の働く環境が整えられています。

次に、シニア世代の雇用形態を見てみると、約8割近い方がパートや派遣社員などの「非正規雇用」を選択していることがわかりました。非正規雇用を選択した理由として、最も多かったのが「自分の都合のよい時間に働きたいから」となっています。

「プライベートを充実させたい」「家庭との両立を大切にしたい」という方は、仕事探しの際に勤務形態を自由に選択できるかどうかが大切なポイントと言えます。

参照元:内閣府 世論調査
参照元:総務省 高齢者の就業

60過ぎてもできる仕事5選

60過ぎてもできる仕事

「資格がなくても雇ってくれる職場はあるの?」と不安を感じている方が多いのではないでしょうか。ここでは、60歳以上の女性におすすめの仕事を紹介します。

  1. 定年がなく長く働ける【マンション管理員】
  2. 体力に自信がなくても働ける【事務業・コールセンター】
  3. 1人で黙々と作業できる【軽作業・清掃業】
  4. 主婦の経験が活かせる【家事代行スタッフ】
  5. 新しいチャレンジができる【介護職・農業】

どの仕事も、未経験・無資格で始められるのが特徴です。なお、それぞれの仕事内容については「おばあちゃんでもできる仕事8選!高齢者に向いている求人の探し方も紹介」で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

1. 定年がなく長く働ける【マンション管理員】

「元気なうちはいつまでも働きたい」という方には、マンション管理員がおすすめです。マンション管理員の主な仕事は、居住者が快適に暮らせるようサポートすることです。敷地内の清掃や巡回など、身体を動かす仕事なので、体力が向上し健康的な生活がおくれる点といったメリットがあります。

マンション管理員の仕事は定年後に始められる方が多く、定年が70歳以上に設定されている企業が多いです。さらにマンション管理員を雇用している企業の中には、定年がないケースがあります。

本ブログを運営する「うぇるねす」には定年がないので、シニア世代が長く働き続けられます。実際に、うぇるねすで働く88%の方が60歳以上です。他の職種と比較して平均年齢が高い「うぇるねす」では、研修制度が充実しておりシニア世代が働きやすい環境が整えられています。

「うぇるねす」でマンション管理員として働く方からは「全身運動になる」「身体の調子が良い」といった声があります。「いつまでも元気に働きたい」と考えていらっしゃる方は、ぜひ「うぇるねす」の仕事説明会に参加してみて下さい。

なお、マンション管理員に向いている人の特徴は「マンション管理員(管理人)は女性でもなれる!5つのメリットや向いている人の特徴」にて詳しく解説しています。「自分に合っているかわからない」と不安を感じる方は、ぜひご覧ください。

2. 体力に自信がなくても働ける【事務業・コールセンター】

事務業やコールセンターは、どちらもデスクワークなので身体への負担が少なく体力に自信がない方も始めやすい仕事です。

事務業の主な仕事は、パソコンでのデータ入力や書類作成です。パソコン操作が好きな方や、正確に作業できる方に向いています。

またコールセンターでは、パソコン操作に加えて電話対応が多くなります。そのため、会話が好きな方やコミュニケーションに自信がある方におすすめです。

事務職とコールセンターはどちらも未経験者を募集していますが、パソコンを使用するケースが多い仕事です。パソコン初心者の方は、数字や文章の入力など基本的なスキルを身につけておくと良いでしょう。

3. 1人で黙々と作業できる【軽作業・清掃業】

工場や倉庫での「軽作業」や公共施設やオフィスなどを掃除する「清掃業」は、どちらも1人で黙々と作業することが多い仕事です。

仕事中のコミュニケーションが少ないので「人が多いと気を使いすぎて疲れてしまう」という方に向いています。反対に「人と関わるのが好き」という方は、物足りなさを感じてしまうかもしれません。

軽作業の仕事には「シール貼り」や「商品の検品」などがあります。力仕事が少なく、シニア世代の女性でも働きやすい職場がたくさんあります。

決められた場所を掃除する清掃業は、仕事が覚えやすくシニア世代に人気のある仕事です。一方で、職場によっては重い清掃用具を運んだり、かがんで掃除したりすることが多く「体力的にキツイ」と感じる方がいるのも事実です。

「力仕事ができるか不安」という方は、応募する前に職場見学をさせてもらうと良いでしょう。

4. 主婦の経験が活かせる【家事代行スタッフ】

家事代行スタッフは、依頼主の自宅に訪問し洗濯や掃除などを行う仕事です。子育てや主婦の経験が活かせる仕事なので、専業主婦だった女性にも人気があります。

家事代行サービスは、時間のない共働き世帯や家事の苦手な方の利用が多いです。他には、高齢者や妊婦など自分で家事ができない方も利用されています。困っている方をサポートできる仕事なので、感謝される機会が多く「人の役に立っている」と感じやすい職業です。

専業主婦の方は毎日当たり前のようにこなしている家事ですが、苦手とする方はたくさんいます。「専業主婦だから何も経験がない」と悩んでいる方も、自信を持って挑戦してみてください。

5. 新しいチャレンジができる【介護職・農業】

新しい挑戦をしたい方におすすめなのが、資格を取り専門職として働く「介護職」や土地を所有していなくてもできる「農業」です。

農業の求人には、住み込みや社宅付きの募集がたくさんあります。例えば、大自然に囲まれた北海道や沖縄の求人が多くあるのも魅力の1つです。「自然豊かな土地に住んでみたい」「大自然の中で野菜を育ててみたい」という方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

また介護職(介護助手)は、今まで介護に携わったことがない方でも働ける仕事です。国家資格を持つ「介護福祉士」のサポートのもと、食事の準備・片づけやベッドメーキングを行います。

介護助手は、初任者・実務者研修を受け3年間の実務を行うと「介護福祉士」の受験資格が得られます。国家資格をとって「手に職をつけたい」「プロとして仕事をしたい」という方におすすめの仕事です。

参照元:厚生労働省 介護福祉士資格の取得方法について

60過ぎの女性におすすめの働き方3選

60過ぎの女性におすすめの働き方

シニア世代では、76.5%の方が非正規職員として働いています。ここでは、60過ぎの女性におすすめの非正規雇用の働き方を紹介します。

  1. パート
  2. 派遣会社
  3. 個人事業主

どの働き方も、正社員と比較して「働く時間を自由に選択しやすい」のが特徴です。それぞれの特徴を紹介するので、ぜひ自分に合った働き方を見つけてみてください。

1. パート

パートとは、正社員よりも就労時間が短い「短時間勤務労働者」を指します。「週に5日も働く体力がない」「家庭との両立を1番に考えたい」という方におすすめの働き方と言えます。

パートは正社員と比べて採用されやすかったり、勤務日数や時間帯を選びやすかったりする点がメリットです。また、配偶者が社会保険に加入している場合、扶養に入って保険料の免除が受けられます。

ただし、扶養に入るには収入や配偶者の年齢などの条件があります。詳しい扶養条件は、配偶者が加入している健康保険の公式サイトにて確認しましょう。

パートの求人は、ハローワークや求人サイトで多く取り扱われています。

シニア世代の女性におすすめの仕事の探し方は、関連記事の「60代の女性は仕事がないはウソ!求人の探し方や活躍できる職場ついて解説」にて、詳しく紹介しています。ハローワーク以外の探し方も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

2. 派遣社員

派遣社員とは、派遣会社と雇用契約を結び、派遣先の職場で就業する働き方を指します。派遣社員は、1日単位で働く日を選択できたり1~2ヶ月など短期の求人があったりと勤務形態の自由度が高く、プライベートを充実させたい方におすすめの働き方です。

また、様々な職種を取り扱う派遣会社は「自分に合った仕事を探したい」という方が実際に仕事を体験できるのも魅力です。例えば、派遣会社で取り扱う求人には、以下のような仕事があります。

  • 工場や倉庫での軽作業
  • 事務業
  • コールセンター
  • イベントスタッフ など

ただし、雇用期間が決められた派遣社員は安定して長く働き続けたい方には向いていません。決められた場所で長く働きたいという方は、正社員や定年がないパートを検討しましょう。

3. 個人事業主

個人事業主とは税務署に開業届を提出し、法人ではなく自身で事業を行っている方を指します。個人事業主は、定年がなく自由に働きやすいのが特徴です。

一方で、社会保険の支払いや確定申告など仕事以外の手続きに手間がかかるのがマイナスに感じる部分です。個人事業主には、以下のような働き方があります。

  • 飲食店や店舗のオーナー
  • 在宅ワーク(ライターやエンジニアなど)
  • マンション管理員
  • カメラマン
  • ハンドメイド など

例えば、本ブログを運営する「うぇるねす」でマンション代行管理員として働く場合、自身の都合に合わせて働く時間の選択が可能です。

実際に「うぇるねす」のマンション代行管理員として働いている方からは「時間が選べるのでゆとりができた」といった声があります。

うぇるねすでは、個人と会社が対等の立場で契約を行い、勤務地や業務内容などをしっかりと確認してから仕事が選べるので始めて個人事業主として就業する方も安心して働けます。

「定年がないのは魅力だけど、個人事業主のイメージがわかない」という方は、ぜひ「うぇるねす」の仕事説明会へ参加してみてください。

マンション管理員は、勤務形態によって様々な働き方が可能です。勤務形態については「マンション管理員(管理人)の7つの仕事と勤務形態【求人情報あり】」にて詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

60過ぎてからの仕事探しに資格は必要?【なくてもOK】

60過ぎてからの仕事探しに資格は必要?【なくてもOK】

シニア世代を募集している企業の中には、資格がなくても始められる仕事がたくさんあります実際に、この記事で紹介した職業は全て資格がなくても始められる仕事です。

ただし、やりたいと思った仕事に資格が必要なケースはあります。例えば、栄養士や美容師などは国家資格が必要です。

ある程度の勉強時間を確保する必要があるものの、資格は取得して損するものではありません。資格の中には、通学や実務経験が必要なく誰でも受験資格が得られるものがあります。

シニア世代の女性におすすめの資格については「60歳から始められる5つの仕事!女性におすすめの資格も紹介」にて、詳しく解説しています。「どんな資格があるかわからない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

60過ぎたら働きながら年金を受給できる

60過ぎたら働きながら年金を受給できる

原則的に年金は、65歳以上から受給できます。繰り上げ申請すれば、最短60歳以上からの受給も可能です。「給与だけで生活するのは厳しい」という方は、働きながら年金が受給できる「在職老齢年金制度」の利用ができます。

1ヶ月の給与と年金の合計額が月47万円以下の場合、働きながら年金を全額受給できます。ただし、1ヶ月あたりの給与と年金の合計額が月47万円を超えると、年金の一部または全額支給が停止になるので注意しましょう。

2022年の法改正により、年金の繰り下げは最長75歳までできるようになりました。また受け取る時期を1ヶ月繰り下げるごとに、受給額の0.7%分が増額されます。

つまり、受給時期を遅らせるほど受け取る年金が増えるということになります。給与や生活費などに合わせて、受給を開始する時期を選択すると良いでしょう。

参照元:日本年金機構 在職老齢年金の支給停止の仕組み

【全国採用】うぇるねすでは一緒に働く仲間を募集しています

本ブログを運営する株式会社うぇるねすでは「マンションサポーター」として一緒に働く仲間を募集しています。マンションサポーターとは、マンションの管理員がお休みする際に代わりに業務を行う仕事です。

うぇるねすで働くマンションサポーターには定年がありません。「時間や場所に縛られない、自分で自由に選べる働き方」が実現できます。

実際に現役のマンションサポーターから、以下の声が届いています。

  • 社会との繋がりができて感謝されるのが嬉しい
  • 働く日程・時間が選べるのでゆとりや余裕が出来た
  • 適度な運動になるので仕事の次の日は体が軽い
  • 色々な街に行けて旅行気分が味わえる

少しでもうぇるねすの仕事に興味を持たれた方は、以下のボタンから詳しい業務内容をご覧ください。

 

マンションサポーターのお仕事内容はこちら