シニア世代におすすめの交流サイト10選!SNSを利用する際の5つの注意点も解説

シニア世代におすすめの交流サイト!SNSを利用する際の注意点も解説

「定年を迎えて時間ができたから新しい趣味を見つけたい」
「シニア層が集うコミュニティサイトはどこ?」
「手軽にアプリでも交流できるの?」

定年退職を迎え時間に余裕ができたのに、身近に共通の趣味を持つ人がいないと寂しさを感じている方は多いのではないでしょうか。交流サイトやアプリを使えば、一緒に趣味を楽しめる友達や仲間と気軽につながれるのでおすすめです。

なかには、交流サイトで知り合った方同士でイベントを開催しているケースもあるので、長期的にお付き合いできる仲間がつくれるでしょう。この記事では、交流サイトの利用を検討している方へ向けて、以下の内容について解説しています。

  • シニア世代のSNS利用率
  • シニアにおすすめの交流サイト
  • 交流サイトを利用する際の注意点

シニア世代だけが使える交流サイトや、幅広い年代層が利用するアプリも紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。

シニア世代のSNS利用率を2つの観点から解説

シニア世代のSNS利用率

総務省が発表しているデータをもとに、以下2つの観点からSNS利用率を解説します。

  1. SNSの利用状況
  2. SNSの利用目的

交流の幅がどれくらい広がるかが確認できるので、1つずつ見ていきましょう。

1. SNSの利用状況

「令和4年通信利用動向調査ポイント」によると、シニア世代のSNS利用率は以下のような結果となりました。

引用元:総務省|令和4年通信利用動向調査ポイント

シニア世代で最もSNSを利用しているのは60代です。一方、70~80代でも5割以上の人がSNSを利用していることがわかります。また、令和3年のデータと比較するとSNSを利用するシニア世代は、以下のように増加しています。

  • 60代は+1.7%
  • 70代は+3.2%
  • 80代は+6.4%

とくに80代はSNS利用率が大きく増加していて、ほかの年代と比較しても伸び率が高いことが特徴です。SNSを利用する人が増えているため、交流サイトに登録することで新たな仲間や友達をつくれることが期待できるでしょう。

2. SNSの利用目的

SNSを「利用する」と回答した人に、どのような目的で使っているかを聞いた結果は以下のとおりです。

引用元:総務省|令和4年通信利用動向調査ポイント

「従来からの知人とコミュニケーションを取るため」が90%近くと、SNSをコミュニケーションツールとして利用している人が多いことがわかります。

SNSでの連絡は、電話や手紙と異なり料金がかかりませんまた、かわいらしいスタンプや絵文字などで気持ちを表せるため、使用していると楽しさを感じられるでしょう。手軽に連絡を取れる手段として、シニア世代でもSNSは利用されているようです。

なお、シニア世代が他者と交流するメリットについて知りたい方は、関連記事「【必見】高齢者が人との交流で得られる効果5選!おすすめな趣味・習い事も紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

シニアにおすすめの交流サイト10選

シニアにおすすめの交流サイト

シニア世代におすすめの交流サイトは、以下のとおりです。

  1. 趣味人倶楽部
  2. らくらくコミュニティ
  3. Slownet
  4. ナビトモ
  5. Slow&Happy
  6. おしるこ
  7. ジモティー
  8. LINE
  9. Facebook
  10. X(旧Twitter)

なかにはシニア世代だけが使えるサイトがあります。同年代だけで交流したいと考えている方は、ぜひ利用してみてください。

1. 趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)

趣味人倶楽部

趣味人倶楽部は、50~70代の方が36万人在籍している、日本最大級の中高年以上向けのSNSです。グルメや美容などのジャンルに分かれた2,000以上のコミュニティがあるため、同じ趣味を持つ方を探せます。

年間10万人がコミュニティ内で親睦を深めた方とおでかけしているほどで、身近に仲間や友達が欲しいと感じている方にぴったりのSNSです。日記や写真などを投稿すれば、見た人が反応してくれることも魅力で、小さな喜びになるでしょう。

利用者の口コミには「長期間に渡る付き合いとなる仲間が見つかった」とあるほどなので、気の合う仲間や友達づくりに向いたSNSです。

2. らくらくコミュニティ

らくらくコミュニティ

らくらくコミュニティは、シニア世代が「あんしん」して利用できることをテーマにしたSNSです。専門スタッフが24時間投稿をチェックしているので、個人情報の漏洩や詐欺などを未然に防いでくれます

会員同士だけがやり取りできるシステムなので、SNSの利用で詐欺などの被害が不安だと感じている方でも、気軽に利用できるのがポイントです。料理動画やお役立ち情報などが定期的に更新されるため、見ているだけでも楽しめるでしょう。

また、記事の閲覧履歴からおすすめのユーザーを探してくれるのも特徴です。同じような悩みや趣味を持つ方と交流できるきっかけとなるので、予期せぬ新しいつながりができるかもしれません。

3. Slownet(スローネット)

Slownet

Slownetは「はじめる」「つながる」をテーマとした、第二の人生を楽しむシニア世代のためのコミュニティサイトです。60~70代を中心に約8万人が会員登録しています。

日々の出来事をつぶやいてみたり写真を投稿したりすれば、興味を持った会員がコメントしてくれるかもしれません。何気ない日常に誰かが反応してくれることで、喜びが生まれるでしょう。

また、掲示板機能を活用したサークルでは、同じ趣味を持つ方と気軽におしゃべりが楽しめます。健康や経済に関する知識など、さまざまな情報が得られるので、参加してみることで輪が広がる可能性があります。

4. ナビトモ

ナビトモ

ナビトモは、50歳からの「生きがい」と「仲間」づくりを応援するシニア向けコミュニティサイトです。利用者の中心は60~70代で、新しいことへも果敢にチャレンジする会員が多いのが特徴です。

メンバーズサークルでは同じ趣味を持つ人たちが集まり、情報交換が盛んにおこなわれています。イベント開催があるサークルに所属すれば、実際に会って交流できるので楽しみの1つになるでしょう。

また、匿名での質問箱があるのが特徴です。会員の誰かが回答してくれるので、身近な人には言いづらい悩みも相談できます。過去の相談も閲覧できるため、同じような悩みを抱える方がどのような回答をもらっているかの確認も可能です。

5. Slow&Happy(スローアンドハッピー)

Slow&Happy

Slow&Happyは「定活」「終活」をテーマにした、中高年やシニア世代が使いやすいSNSです。ブログや写真を投稿できるので、日常だけでなく、ニュースを見て感じたことなども発信できます。

特定のユーザーをフォローすることで、投稿したブログなどを見逃さないようにできます。また「いいね!」や「コメント」で、同年代の方と気軽にコミュニケーションが取れるのが特徴です。

ブログはカテゴリーで分類されているため、気になる投稿だけを読み進めていけます。健康や終活についても更新されているので、シニア世代が気になる情報がたくさん得られるでしょう。

6. おしるこ

おしるこ

おしるこは、72,000人以上(2023年8月時点)が登録しているコミュニティアプリで、50歳以上だけが利用できますおしるこ会員だけが利用できる「ふるさとモール」では、事務局おすすめの商品やサービスが購入できるのが特徴です。

また、グループチャットでは同じ趣味を持つ方と気軽にコミュニケーションが取れます。情報交換の場として利用できるので、趣味で困ったことがあればメンバーに気軽に相談できるのが魅力です。

ただし、おしるこは無料で利用するには制限があります。メッセージの送信などでポイントを消費してしまうため、無制限でやり取りするなら月額1,000円~の会員となる必要があります。

7. ジモティー

ジモティー

ジモティーは、不用品の売り買いが手軽にできるサイトとして、幅広い年代層に知られています。しかし、そのほかにも「メンバー募集」が投稿されているので、実際に会える友達づくりにぴったりのサイトです。

「ゴルフ仲間」「ペット友達」などさまざまなメンバーが募集されています。気になる投稿へ問い合わせてみれば、新たな友達との出会いのきっかけになるでしょう。検索方法は以下のとおりです。

  1. 都道府県を選択
  2. メンバー募集のタブをタップ(またはクリック)
  3. 検索窓に「シニア」「70歳」などと入力する

実際に会える仲間や友達が欲しい方は、ぜひ利用してみてください。

8. LINE

LINE

LINEは、日本で幅広い世代の多くの方が利用するメッセージアプリです。一般的には、友達登録をしている方とのやり取りを楽しむイメージがあるかもしれません。しかし、オープンチャットを利用すれば新しい友達を探せます。

オープンチャットとは、LINEの友達になっていなくてもメッセージを送ったり、情報交換ができるサービスです。文章だけでなく、音声でも複数人で会話を楽しめるのが特徴です。

グループ内の会話は過去をさかのぼって閲覧できるので、どのような内容で盛り上がっていたかなどが確認できます。年代はもちろん、旅行などのカテゴリーからも気になるチャットを探せるので、同じ趣味を持つ幅広い年代の方と交流を楽しめます

9. Facebook

Facebook

Facebookは、幅広い年代層が利用するSNSとして知られています。とはいえ、実際に利用しているのはシニア世代の比率が高いといわれているため、同年代の方とのつながりが欲しい方に適しているでしょう。

本名での登録、プロフィールが公開されているため安心して交流できます。また、インターネットに慣れていない方でも使いやすい仕様となっているのがポイントです。

出身校や所属していた会社を登録したり検索したりできるため、昔の友人を探し出せれば連絡を取れるでしょう。昔の友人の近況を知りたいと考えている方におすすめのSNSです。

10. X(旧Twitter)

X

X(旧Twitter)は、日常の出来事を「つぶやく」ことに特化したアプリです。140字以内の短い文章で投稿できるため、些細なことでも発信できます。また、4枚までなら写真を一緒に投稿できるので、簡単なデジタル日記として活用できます。

名前はニックネームを登録でき、本名も顔も知らない人と交流できるのが魅力。利用している年代は、10代からシニア世代までと幅広いのが特徴です。

公共交通機関の運行状況や、話題になっている出来事が瞬時に拡散されるため、最新の情報収集をしながら交流をはかりたい方におすすめのSNSです。

なお、シニア世代が友達をつくるメリットは、関連記事「【必見】シニアにおすすめな友達作りの方法10選!注意点やコツも詳しく解説」にて詳しく解説しています。注意点もまとめているので、ぜひ参考にしてください。

シニア世代が交流サイトを利用する際の5つの注意点

シニア世代が交流サイトの利用する際の注意点

交流サイトを利用する際、気をつけて欲しい点は以下の5つです。

  1. SNSへの依存
  2. 睡眠不足
  3. 誹謗中傷
  4. 誤操作による気付かぬ課金
  5. 個人情報の流出

1つずつ詳しく解説します。

1. SNSへの依存

交流サイトに熱中しすぎて、SNSへの投稿や閲覧が日常生活の中心とならないように注意が必要です。「投稿した写真にいいねがついたかな」「ブログ記事にコメントされたかな」などと、スマホを常にチェックしておかないと気が済まないといった状態は、SNS依存症の可能性があります。

たしかに、投稿した写真にたくさんの「いいね」がつき、誰かから反応してもらえるのは嬉しいことです。しかし、依存症になってしまうと日常生活に異常をきたし、医療機関で治療が必要となることさえあります。SNSが中心の生活とならないよう、交流サイトの利用時間には気をつけておきましょう。

2. 睡眠不足

スマートフォンを見過ぎると、うまく眠れなくなることがあります。とくに寝る前に明るい画面を見ることは、睡眠を妨げる原因です。スマートフォンの明るい画面が脳を刺激し「昼間」と勘違いさせてしまいます。

また、眠りが浅いといった弊害を引き起こすことがあるので、時間を決めて交流サイトを利用するようにしましょう。「寝つきが悪い」「疲れが取れない」といった症状がある方は、就寝前は利用を控えるようにしてください。

3. 誹謗中傷

SNSは匿名で投稿できます。そのため、面と向かってなら言わない言葉を相手に投げかけてしまう可能性があります。交流サイトで根拠のない悪口や特定の誰かをけなすような投稿をすると、罪に問われることがあるので注意しましょう。

また、誹謗中傷された方は心に大きな傷が残ります。ご自身は冗談だったつもりでも、相手は傷ついていることがあります。交流サイトに投稿する前には「誰かを誹謗中傷するような内容になっていないか」確認するようにしましょう。

4. 誤操作による気付かぬ課金

気になる広告をタップし登録したところ「実は有料サイトだった」なんてことがあります。知らぬ間にお金が請求されてしまうことがないよう、十分に注意しましょう。

ほかにも、ワンクリック詐欺や振り込め詐欺などにも気をつけておく必要があります。交流サイトを利用する際は、スマートフォンの表示文字サイズを大きくしたり、アプリの利用に制限をかけたりして誤操作を防ぎましょう。

5. 個人情報の流出

日常を交流サイトに投稿する際には、個人が特定されないようにする必要があります。家の中や窓から見える風景などから自宅を特定され、空き巣やストーカー被害にあった方がいるのでご注意ください。

匿名で投稿していても、自宅や顔の写真をアップすると個人情報が特定されてしまう可能性があります。SNSは気軽に発信できるのがメリットですが、誰が見ているかわかりません。個人を特定されないよう配慮しましょう。

シニア世代は働くことでも交流が生まれます

シニア世代は働くことでも交流が生まれます

シニア世代が交流できるのは、SNSだけではありません。たとえば、うぇるねすなら一緒に働く仲間がつくれます。仕事内容は、マンション管理員の業務の代行です。近隣の分譲マンションで受付や清掃などを行います。

午前中だけ、週に2日間だけといった働き方ができるので、プライベートの時間を優先させられるのがメリットです。また「エリア会」という年に数回ある会合に参加すれば、仕事の悩みやプライベートな話を共有できます。

働いているので、お金をもらいながら交流を深められるのが1番の魅力です。自分らしい働き方で仲間をつくりたい方は、ぜひ「株式会社うぇるねす」までお問い合わせください。

【全国採用】うぇるねすでは一緒に働く仲間を募集しています

集合写真

本ブログを運営する株式会社うぇるねすでは「マンションサポーター」として一緒に働く仲間を募集しています。マンションサポーターとは、マンションの管理員がお休みする際に代わりに業務を行う仕事です。

うぇるねすで働くマンションサポーターには定年がありません。「時間や場所に縛られない、自分で自由に選べる働き方」が実現できます。

実際に現役のマンションサポーターから、以下の声が届いています。

  • 社会との繋がりができて感謝されるのが嬉しい
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