定年後65歳からの楽しい仕事10選!選び方・注意点・探し方まで解説

 

定年後、65歳からの「楽しい仕事」は、マンション管理員・清掃・接客など、週2〜3日の短時間勤務で無理なく始められる職種が中心です。株式会社うぇるねすでは、スタッフの平均年齢が65歳、最高齢89歳の方が現役で活躍しており、65歳からでも生きがいと収入を両立できる働き方は十分に実現可能です。

「定年後は自分のペースで楽しく仕事がしたい」
「体力が衰えてもできる仕事はあるのかな?」
「年金だけでは不安だけど、働きすぎて年金が減るのも困る」

近年は定年の引き上げなど様々な取り組みが行われており、65歳を超えても約半数の方が何らかの形で働き続けることを選択しています。

65歳からの仕事は、経済的な理由だけでなく「健康な体でいるため」「人と交流するため」など、年をとってもいきいきと楽しく暮らしていくための手段の1つです。

しかし、楽しく仕事をするにはどのような職種を選べばよいか、年金や社会保険への影響はどうなるのか、わからないという方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では

  • 65歳からの楽しい仕事おすすめ10選
  • 男女別の仕事の選び方
  • 年金・社会保険の注意点
  • 仕事探しに役立つ資格と探し方

について解説します。65歳からは生きがいを感じられる楽しい仕事をしたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

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定年後65歳からの「楽しい仕事」とは?仕事に求める3つの条件

65歳を超えた方が、仕事選びの際に大切にしていることは何でしょうか。こちらでは、日本公庫総研レポート「働くシニア世代、支える中小企業」の調査から、65歳以上の方が仕事に働きがいを感じる3つの条件を紹介します。

  1. 自分の経験や能力を活かせる
  2. 同僚や会社に貢献できる
  3. お客様に喜ばれる

仕事を選ぶ際の優先順位を考えるうえで、ぜひ参考にしてみてください。

1. 自分の経験や能力を活かせる

日本公庫総研レポートによれば、27.7%の方が「定年前の知識や技術を活かせる」ことに働きがいを感じています。

65歳以上の仕事では、必ずしも定年前と同じ業種で働けるとは限りません。しかし、同じ業界で働ける機会を得られた方は、自身の技術や経験を若い世代に伝えられることに喜びを感じているようです。

マンション管理員の仕事でも、会社員時代に培った対人スキルや判断力が入居者対応に直接活きます。経験を活かせる場が見つかると、仕事への意欲は自然と高まるでしょう。

2. 同僚や会社に貢献できる

65歳からは、自身の給与が上がることよりも、同僚や会社に貢献できることに働きがいを感じる方が増加します。日本公庫総研レポートでは「同僚・部下から頼りにされる(25.6%)」「会社の業績が上がる(21.4%)」ことに働きがいを感じるとの回答が見られます。

65歳以上の方は非正規雇用になるケースが多く、昇給や高い給与を得ることが困難なため、若い世代の同僚など一緒に働く人への貢献が働きがいにつながっているようです。

3. お客様に喜ばれる

人の役に立つという点では、同僚だけでなく、顧客への貢献も重視されています。日本公庫総研レポートでは「顧客に喜ばれる」ことに働きがいを感じる方が、25.9%います。

具体的には「お客様からお礼を言われること」「お客様からのお褒めの言葉をもらうこと」に喜びを感じるようです。

マンション管理員が入居者のちょっとした困りごとを解決して感謝される場面や、家事代行で依頼主から「助かりました」と声をかけられる場面など、対面で「ありがとう」をもらえる仕事は65歳からの働きがいに直結します。

定年後65歳からの楽しい仕事おすすめ10選

仕事 体力負担 勤務目安 未経験 月収目安
⭐ マンション管理員 少ない 週2〜3日 5〜10万円
清掃スタッフ やや少ない 週2〜4日 5〜8万円
接客・販売 普通 週3〜4日 6〜10万円
家事代行 少ない 週2〜3日 5〜8万円
介護補助 やや多い 週3〜4日 6〜10万円
施設警備・交通誘導 普通 週3〜4日 6〜10万円
配達スタッフ やや多い 週3〜5日 6〜12万円
コールセンター 少ない 週3〜4日 6〜10万円
観光ガイド 少ない 不定期 1〜5万円
事務・データ入力 少ない 週2〜4日 5〜8万円

※勤務日数・月収は地域や勤務先により異なります。あくまで一般的な目安です。

それぞれの仕事を詳しく見ていきましょう。

1. マンション管理員【週2〜3日・短時間勤務OK】

マンション管理員は、入居者が安心して生活を送れるように、設備点検や清掃をする仕事です。短時間勤務ができるなど働き方が柔軟で、体力面やプライベートとのバランスがとりやすく、65歳以上の方に人気です。

うぇるねすでのマンションサポーターの求人概要は、以下のとおりです。

業務内容 受付、巡回・点検、共用部清掃、報告・連絡業務など
勤務時間 午前中3時間〜最大7時間、週2〜6日から選択可能
給与 地域により変動(交通費全額支給)
向いている人 人と接するのが好きな方、適度に体を動かしたい方

マンション管理員は、入居者からの相談を受ける機会が多々あります。クモの巣除去やゴミの処理など、入居者から頼まれたことを直接解決してあげられることは、働きがいにつながるでしょう。

うぇるねすでは最高齢89歳のスタッフが現役で活躍しています。入居者とのコミュニケーションや住環境を守る達成感、適度に体を動かせる点が「楽しい」と感じるポイントです。

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2. 接客・販売スタッフ【多世代と交流できる】

接客・販売は、コンビニなど小売店や飲食店での仕事です。接客業は人材不足の職種であるため、65歳以上の方でも歓迎されます。

接客・販売スタッフの仕事の特徴は、以下のとおりです。

業務内容 レジ対応、商品陳列、品出し、店内清掃など
勤務時間 シフト制・1日3〜5時間・週2〜4日が一般的
向いている人 人との会話を楽しめる方、社会とのつながりを持ちたい方

接客業は若い方が多く働いており、お客様の顔が見える仕事であるため、感謝の言葉をもらえるなど他者に貢献していることを直接的に感じられる仕事です。

イオンやセブン-イレブンなど大手小売企業ではシニアの採用実績が豊富です。常連客との会話が日々の楽しみになったという声も少なくありません。

3. 家事代行【家事スキルがそのまま収入に】

家事代行は、個人宅の掃除や洗濯などを代わりに行う仕事です。仕事が忙しくて家事ができない方や体が不自由な方などに、直接貢献できます。

家事代行の仕事の特徴は、以下のとおりです。

業務内容 掃除、洗濯、料理、買い物代行など
勤務時間 1日2〜3時間、週2〜3日から可能
向いている人 家事の経験が豊富な方、感謝されることにやりがいを感じる方

家事に慣れている方にとっては自身の得意を活かしやすく、新しいことを覚える負担がありません。共働き世帯や高齢者世帯が増える中、家事代行の需要は今後も拡大が見込まれています。

4. 介護補助【未経験OK・感謝されるやりがい】

介護補助は、福祉施設で利用者の生活援助や送迎援助をする仕事です。人材不足の業界であるため、65歳以上の方であっても歓迎されます。

介護補助の仕事の特徴は、以下のとおりです。

業務内容 送迎補助、話し相手、レクリエーション補助、配膳など
勤務時間 1日3〜6時間、週2〜4日が一般的
向いている人 人の世話が好きな方、同世代の利用者に寄り添いたい方

介護は高齢社会の日本において欠かせないエッセンシャルワークであり、利用者やその家族から感謝される場面が多いため、やりがいを感じやすい仕事です。デイサービスでの話し相手やレクリエーション補助など、身体介護以外の業務も豊富です。

5. 施設警備・交通誘導【同世代が多く働きやすい】

施設警備・交通誘導は、スーパーやショッピングモールなどの商業施設の巡回をする仕事です。若い世代が敬遠するケースが多い職種であるため、65歳以上の方が多く働いています。

施設警備・交通誘導の仕事の特徴は、以下のとおりです。

業務内容 施設巡回、受付対応、交通誘導など
勤務時間 1日4〜8時間、週3〜4日が一般的
向いている人 責任感が強い方、同世代の仲間と働きたい方

同世代が多く働いているため、新しい人間関係を築きやすい仕事です。また施設内を巡回するなど、適度に体を動かせる仕事であるため、体力を維持するのに適しています。

6. 清掃スタッフ【黙々と働ける・体力維持にも最適】

清掃スタッフは短時間勤務が多く、人間関係のストレスが少ない裏方作業です。ビルの共用部やオフィスの清掃は早朝2〜3時間の勤務で午前中に仕事が終わるケースも珍しくありません。

清掃スタッフの仕事の特徴は、以下のとおりです。

業務内容 ビル共用部の掃除機がけ、モップ拭き、ゴミ回収など
勤務時間 早朝2〜3時間、または日中3〜4時間、週2〜4日
向いている人 一人で黙々と作業したい方、体を適度に動かしたい方

黙々と作業できるため対人ストレスが低く、適度に体を動かすため健康維持にも効果的です。求人は全国にあり、商業施設やオフィスビル、マンションの共用部など勤務先も多彩です。早朝勤務では日中より時給が高めに設定されているケースもあります。

7. 配達スタッフ【適度に体を動かせる】

軽自動車や自転車での配達は、健康維持を兼ねて働ける仕事です。宅配需要の拡大に伴い、シニア向けの軽配達求人が増えています。

配達スタッフの仕事の特徴は、以下のとおりです。

業務内容 軽貨物配達、ネットスーパー配達、メール便配達など
勤務時間 1日4〜6時間、週3〜5日が一般的
向いている人 運転が好きな方、外で体を動かしたい方

配達先で「ありがとう」と声をかけられる場面も多く、人と接する楽しさもあります。自分のペースで動ける業務委託型の求人も増えており、週2〜3日から始められます。ただし長距離や重い荷物を扱う仕事は体力的な負担が大きいため、軽量・近距離の案件を選ぶことが長く続けるコツです。

8. コールセンター【座り仕事で体力的負担が少ない】

コールセンターは座り仕事のため、体力に不安がある方にも向いています。電話応対やメール対応など、落ち着いたコミュニケーション能力が求められる仕事です。

コールセンターの仕事の特徴は、以下のとおりです。

業務内容 電話応対、メール対応、注文受付、問い合わせ対応など
勤務時間 1日4〜6時間、週3〜4日が一般的
向いている人 丁寧な話し方ができる方、座り仕事を希望する方

シニアの丁寧な話し方や傾聴力は現場で高く評価されています。通販企業や保険会社のカスタマーサポートなど、求人先も幅広いです。研修制度が整っている職場が多く、電話対応に慣れていない方でも安心して始められます在宅勤務が可能な求人も増えてきており、通勤の負担を減らしたい方にも向いています。

9. 観光ガイド・地域案内【地元知識を活かせる】

地元に長年住んでいる方なら、その土地の歴史や名所に詳しいはずです。観光ガイドは、そうした知識を活かして観光客や移住者を案内する仕事です。

観光ガイド・地域案内の仕事の特徴は、以下のとおりです。

業務内容 観光名所の案内、歴史解説、イベント補助など
勤務時間 予約制で1回2〜4時間、不定期
向いている人 地元の歴史や文化に詳しい方、人前で話すのが好きな方

自治体やNPOが運営するボランティアガイドのほか、有償の案内サービスもあります。近年はインバウンド需要の回復により、外国人観光客向けのガイド募集も増えています。予約が入った日だけ働くスタイルのため、体調に合わせて調整しやすい仕事です。

10. 事務・データ入力【デスクワーク中心で負担が軽い】

パソコン操作ができれば未経験でも応募可能で、体力に自信がない方に向いています。企業の経理補助、書類整理、データ入力などが代表的な仕事です。

事務・データ入力の仕事の特徴は、以下のとおりです。

業務内容 データ入力、書類整理、経理補助、メール対応など
勤務時間 1日3〜5時間、週2〜4日が一般的
向いている人 パソコン操作ができる方、静かな環境で集中したい方

短時間のパート募集も多く、在宅ワークの選択肢も広がっています。ExcelやWordの基本操作ができれば応募可能な求人が多く、特別な資格は不要です。パソコン操作に不慣れな方は、市区町村が開催するシニア向けパソコン講座を受講しておくと安心でしょう。

【男女別】定年後65歳からの楽しい仕事の選び方

65歳からの仕事選びでは、これまでの経験やライフスタイルによって人気の職種が異なる傾向があります。こちらでは、男女それぞれに人気の仕事と選び方のコツを紹介します。

1. 男性に人気の仕事と選び方

男性に人気の仕事には、マンション管理員・施設警備・配達などがあります。長年の社会人経験で培った責任感や調整力は、マンションの設備トラブル対応や業者との連絡など、さまざまな場面で活きます。

マンション管理員の仕事は設備点検・清掃・受付が中心で、会社員時代の対人折衝力がそのまま強みになります。うぇるねすでは男性スタッフが多数在籍しており、70代・80代でも現役で活躍されています。

警備は同世代が多く働いているため新しい人間関係を築きやすく、配達は健康維持を兼ねて取り組めます。大切なのは、現役時代の肩書きにこだわらず、体力と生活リズムに合った仕事を選ぶことです。

2. 女性に人気の仕事と選び方

女性に人気の仕事には、家事代行・接客・介護補助のほか、マンション管理員も挙げられます。マンション管理員は入居者への丁寧な対応や気配りが求められる仕事であり、女性ならではのコミュニケーション力が大きな強みになります。うぇるねすでも女性スタッフが活躍しており、入居者から「話しやすい」「相談しやすい」と好評です。

家事代行では主婦歴の長い方が即戦力として重宝されますし、清掃や接客でもきめ細かさが評価されます。「未経験だから無理」と決めつけず、家庭で長年培ったスキルを「仕事の経験」として捉え直してみてください。マンション管理員も未経験から始められるため、性別を問わず選択肢に入れておくとよいでしょう。

定年後65歳から楽しい仕事を選ぶ3つのポイント

定年後65歳から仕事を選ぶ際は、働きがいや体力面に配慮することが大切です。こちらでは、65歳から楽しい仕事を選ぶ3つのポイントを解説します。

  1. 人と交流できること
  2. 体力に無理のない働き方
  3. 週2〜3日など定期的に続けられる

それぞれ確認していきましょう。

1. 人と交流できること

65歳からの仕事選びでは、同年代や他の年代の方と交流できる仕事を選ぶと良いでしょう。定年退職後は仕事での付き合いが減り、孤独を感じる方が増えると言われています。

内閣府の調査「令和2年度 第9回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査結果」によると「家族以外の人で相談し合ったり、世話をし合ったりする親しい友人がいない」と回答した高齢者は、全体の31.3%です。国際比較をすると、日本は特に孤独な高齢者が多いと言われています。

マンション管理員は入居者との日常的な挨拶や相談対応で、自然にコミュニケーションが生まれます。仕事を通して人と知り合うことで、日常的な話し相手や一緒に出かけられる人を作っておくことは、心身の健康にとって大切なことです。

2. 体力に無理のない働き方

65歳からは「短時間勤務」など、体力的に無理のない働き方ができる仕事を選ぶことが大切です。楽しく働くための大前提は、自身が健康であることです。収入のみを目的として無理な長時間労働を続けることは、心身の健康を害します

2013~2015年に行われた東京都健康長寿医療センター研究所の調査によれば、金銭のみを目的に働いている人は、生きがいを目的に働いている人に比べて「2年後の主観的健康感の悪化リスク」が1.42倍「生活機能の悪化リスク」が1.55倍になるとのことです。

うぇるねすのマンションサポーターからは「働く日程・時間が選べるのでゆとりや余裕が出来た」との声が届いています。無理のない範囲で楽しく働くことが、結果的に長く続けられる条件です。

3. 週2〜3日など定期的に続けられる

毎日の生活のリズムを作るために、定期的にできる仕事を選ぶのがおすすめです。毎日または2日に1度など予定がないと、生活のリズムが作りにくくなります定期的に家の外に出る用事を作らないと、次第に引きこもる生活に陥る可能性があります。

引きこもりがちな生活は、運動不足や人との会話の減少により認知症のリスクが高まります週2〜3日の定期的な勤務で生活にメリハリが生まれます。毎日でなくても、予定がある日があるだけで外出の動機になるでしょう。

65歳以上の方が定年後に働くときの注意点【年金・社会保険・健康】

65歳以上が働く場合、年金の減額・社会保険料の負担・健康面のリスクという3つの注意点があります。

  1. 在職老齢年金の仕組みと年金減額の条件
  2. 社会保険の加入条件と自己負担
  3. 働きすぎによる健康リスクへの対策

事前に把握しておくことで、安心して仕事を始められます。

1. 在職老齢年金の仕組みと年金減額の条件

65歳以上で厚生年金に加入しながら働く場合、「基本月額(年金の月額)」と「総報酬月額相当額(毎月の賃金+直近1年間の賞与の合計÷12)」を足した金額が50万円(令和6年度基準)を超えると、超えた分の2分の1が年金から差し引かれます。

具体例を表にまとめると、以下のとおりです。

ケース 年金月額 報酬月額 合計 減額
Aさん 15万円 20万円 35万円 なし
Bさん 20万円 35万円 55万円 2.5万円

ただし、厚生年金に加入しない働き方(週20時間未満のパートや業務委託など)であれば、在職老齢年金は適用されません。週2〜3日・短時間勤務の仕事であれば、多くの場合は年金の減額を心配する必要はないでしょう。

なお、支給停止の基準額は毎年度改定されるため、最新の情報は最寄りの年金事務所で確認してください。

参照元:日本年金機構「在職老齢年金」

2. 社会保険の加入条件と自己負担

一定の労働条件を満たすと、健康保険と厚生年金への加入義務が発生します。加入条件(2024年10月〜)は、以下のとおりです。

勤務時間 週20時間以上
月額賃金 8.8万円以上
雇用期間 2ヶ月超の見込み
企業規模 従業員51人以上

加入すると保険料が給与から天引きされますが、傷病手当金の受給や将来の年金額アップなどのメリットもあります。特に65歳以降に厚生年金に加入して働くと、退職後に「経過的加算」として年金額が増える場合があります。

加入を避けたい場合は、勤務時間を週20時間未満に調整する方法もあります。自分にとって加入した方が得なのか、避けた方がよいのかは、年金事務所や社会保険労務士に相談して判断するのがおすすめです。

参照元:日本年金機構「適用事業所と被保険者」

3. 働きすぎによる健康リスクへの対策

65歳以上の方が無理な長時間労働を続けると、心身の健康を害するリスクがあります。前述の東京都健康長寿医療センター研究所の調査でも、金銭だけを目的とした就労は健康悪化リスクが高いという結果が出ています。

無理なく働き続けるための目安は、以下のとおりです。

勤務日数 週2〜3日
勤務時間 1日4〜6時間
判断基準 疲労が翌日に残らない範囲
休養 勤務日の間に必ず休養日を確保

うぇるねすのマンションサポーターからは「適度な運動になるので仕事の次の日は体が軽い」という声が届いています。「楽しい」と感じられる仕事を選ぶこと自体が、働きすぎの予防につながります。体調に違和感を覚えた時は、無理せず休むことも長く働くための大事な判断です。

定年後65歳からの仕事探しに役立つ資格5選

定年後のセカンドキャリアを考える際、資格取得はおすすめな方法の1つです。ここでは、安定した需要があり、シニア世代の落ち着きやコミュニケーション能力がプラスに働く5つの資格を紹介します。

  1. 管理業務主任者
  2. ファイナンシャルプランナー(FP技能士)
  3. 宅地建物取引士
  4. 登録販売者
  5. 介護職員初任者研修

1. 管理業務主任者

管理業務主任者はマンション管理の専門家として、管理組合への重要事項説明や契約書への記名などを行う国家資格です。

管理業務主任者の資格概要は、以下のとおりです。

受験資格 なし(年齢・学歴不問)
合格率 約20%前後
学習期間の目安 6ヶ月〜1年
活かせる職場 マンション管理会社、不動産管理会社

これらは法律で定められた独占業務であるため、マンションが存在する限り仕事がなくなる心配が少なく、安定した需要が見込めます。長年の社会人経験で培ったコミュニケーション能力や調整力を直接活かせる点が大きな魅力です。

うぇるねすで働くT.Hさん(73歳)も管理業務主任者試験への挑戦を表明しており、働きながらのスキルアップが可能です。

2. ファイナンシャルプランナー(FP技能士)

ファイナンシャルプランナー(FP)は、個人の資産設計やライフプランニングに関するアドバイスを行う「お金の専門家」です。

FP技能士の資格概要は、以下のとおりです。

受験資格 3級:なし/2級:3級合格等が必要
合格率 3級:約70%/2級:約40%
学習期間の目安 3級:1〜3ヶ月/2級:3〜6ヶ月
活かせる職場 金融機関、不動産会社、独立開業

年金・保険・税金・資産運用といった知識は、顧客のためになるだけでなく、自分自身の生活を豊かにするためにも直接役立ちます。金融機関や不動産会社など活躍の場は広く、独立開業して自分のペースで働くことも可能な、セカンドキャリアの選択肢を大きく広げてくれる資格です。

3. 宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産取引の際に不可欠な「重要事項の説明」などを行える国家資格です。

宅地建物取引士の資格概要は、以下のとおりです。

受験資格 なし(年齢・学歴不問)
合格率 約15〜17%
学習期間の目安 6ヶ月〜1年
活かせる職場 不動産会社、金融機関の融資部門

不動産会社には法律で一定数の宅建士を設置する義務があるため、常に安定した求人需要があります。業務はデスクワークが中心で体力的な負担が少ないことも、65歳からのキャリアに適しています。

4. 登録販売者

登録販売者は、ドラッグストアなどで風邪薬やビタミン剤といった一般用医薬品(第2類・第3類)を販売できる専門資格です。

登録販売者の資格概要は、以下のとおりです。

受験資格 なし
合格率 約40〜50%
学習期間の目安 3〜6ヶ月
活かせる職場 ドラッグストア、スーパー、薬局

高齢化に伴いセルフメディケーションへの関心が高まる中、地域の人々の健康相談に乗るという社会貢献性の高い仕事です。パートタイム勤務が可能で、同世代の顧客から頼りにされる存在になれます。

5. 介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、介護の基本的な知識と技術を学ぶ、介護職の入り口となる資格です。

介護職員初任者研修の概要は、以下のとおりです。

受講資格 なし(年齢・学歴不問)
取得期間 約1〜4ヶ月(通信+スクーリング)
費用目安 5〜15万円
活かせる職場 デイサービス、訪問介護、有料老人ホーム

超高齢社会の日本において介護職の需要は非常に高く、年齢や経験を問わず多くの求人があります。65歳から介護の仕事を始める最大の強みは、利用者と年齢が近いことです。同じ時代を生きてきたからこそ共感できる話題も多く、利用者の気持ちに寄り添った温かいコミュニケーションが期待されます。

定年後65歳からの仕事の探し方4選

独立行政法人労働政策研究・研修機構が企業に行った調査によると、65歳以上の方が採用された経路の上位は、以下の表のとおりです。

採用経路 55〜59歳 60〜64歳 65歳以上
ハローワーク 55.1% 49.1% 36.8%
求人誌など 33% 28% 26.7%
縁故 16.5% 19.9% 22.3%

ハローワーク経由での採用が最も多いですが、年齢が上がるにつれ「ハローワーク」や「求人誌など」は減少し、「縁故」での採用が増加する傾向にあります。

こちらでは、4つの仕事の探し方を詳しく解説します。

  1. ハローワーク
  2. シニア向け求人サイト
  3. 知人の紹介(縁故)
  4. シルバー人材センター

1. ハローワーク

ハローワークは、全国544カ所に設置されている公共の職業紹介所です。すべての世代を通して、ハローワークでの採用が最も多くなっています。

ハローワークを利用するメリットは、以下のとおりです。

求人数 全国最多(企業が無料で掲載できるため)
相談体制 窓口で対面相談が可能。生涯現役支援窓口もある
利用料 無料

65歳以上の方であっても、仕事探しをする場合は、まずハローワークを利用するのがおすすめです。一部のハローワークには「生涯現役支援窓口」が設置されており、シニア専門の相談員がキャリアプランの相談に乗ってくれます

2. シニア向け求人サイト(マイナビミドルシニア・しゅふJOBなど)

求人サイトは、すべての世代を対象としたものだけでなく、シニアの仕事探しに特化したものがあります。

シニア向け求人サイトの特徴は、以下のとおりです。

メリット 「シニア歓迎」で絞り込みでき、自宅から24時間検索可能
代表的なサイト マイナビミドルシニア、しゅふJOB、シニアジョブ、求人ボックス、Indeed
活用のコツ 会員登録すると希望条件に合った求人がメールで届く

シニア向けの求人サイトを利用したことがない方は、自分の住んでいる地域でどのような仕事があるのか調べてみると良いでしょう。

3. 知人の紹介(縁故)

縁故とは、前職でつながりのあった方や親類関係を指します。年齢が上がるにつれて、縁故で仕事を得るケースは増加します。

知人の紹介で仕事を探すメリットは、以下のとおりです。

ミスマッチの少なさ 自分の能力や生活状況を事前に理解してもらえる
安心感 職場に自分を知っている人がいるため馴染みやすい
65歳以上の利用率 22.3%(年齢が上がるほど増加傾向)

日頃から人脈を広げておくことが、65歳以降の仕事探しにも活きてきます。身近な方に相談することを前向きに考えてみてください。

4. シルバー人材センター

シルバー人材センターは、高齢者の社会参加を促す目的で設立された団体です。「仕事を頼みたい人」と「仕事をしたい人」が登録し、互いをマッチングする役割を持っています。

シルバー人材センターの特徴は、以下のとおりです。

設置数 全国約1,335団体
主な仕事 庭の手入れ、軽作業、学童の見守り、清掃など
働き方 1日単位で受けられる短時間の仕事が中心
メリット 地域密着で通勤が楽、社会参加の実感が得られる

シルバー人材センターは、全国に約1,335団体あるため、身近な地域内で役に立てる仕事を見つけやすいことが特徴です。身近にあるシルバー人材センターでどのような仕事があるか、一度確認してみてはいかがでしょうか。

定年後65歳から楽しく働いている人の事例

九州・沖縄支店で勤務するT.Hさん(73歳)は、65歳で定年退職後、約1ヶ月間仕事をしない日々を過ごす中で「身体が錆びていくようだ」と感じたことが、新たな一歩を踏み出すきっかけとなりました。

このままでは健康を維持できず、大好きなゴルフも楽しめなくなるのではないかという思いから「健康維持のために週2〜3日働ける」「体を動かせる」という条件で仕事を探し始め、うぇるねすの仕事に出会いました。

実際に仕事を始めてみると、マンションの巡回や清掃で体を動かし、居住者の方と挨拶を交わす日々に生きがいを感じるようになったそうです。休日は趣味のゴルフや庭の手入れを楽しんでいます。仕事で得た報酬は奥様やお孫さんへのプレゼント代、そして趣味や交友費に充てて、公私ともに充実した毎日を送っています。

さらに「今年は自己研鑽のため、管理業務主任者試験に挑戦したい」と語るT.Hさん。「人生100年時代、定年なく現役で過ごしたい」という言葉通り、仕事を通じて心身の健康を保ちながら、前向きに人生を楽しんでいます。

引用元:うぇるねす管理員さん紹介「九州・沖縄支店 T.Hさん」

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定年後65歳からの楽しい仕事に関するよくある質問

Q1. 定年後の仕事で人気なのは?

マンション管理員、清掃、接客・販売、家事代行、介護補助などが人気です。いずれも体力的な負担が少なく、短時間勤務が可能で、人との交流がある仕事です。本記事の「65歳からの楽しい仕事おすすめ10選」で、各仕事の特徴や勤務条件を詳しく紹介しています。

Q2. 足が悪くても出来る仕事はある?

コールセンター、事務・データ入力、在宅ワークなど座り仕事中心の職種があります。マンション管理員も受付対応がメインの物件であれば、検討できるでしょう。勤務条件は物件や企業ごとに異なるため、応募時に確認してみてください。

Q3. 65歳から働くと年金は減る?

厚生年金に加入しながら働く場合、賃金と年金の月額合計が50万円(令和6年度基準)を超えると年金が一部減額されます。ただし、週2〜3日・短時間勤務であれば多くの場合は減額の対象外です。詳しくは本記事の「65歳以上が働くときの注意点」をご覧ください。

Q4. 月10万円稼ぐにはどんな働き方が必要?

時給1,100円で週3日・1日6時間働くと月約7.9万円、週4日なら月約10.6万円が目安です。マンション管理員や清掃、接客で月10万円前後の収入を得ている方は少なくありません。年金と合わせれば生活にゆとりが生まれ、在職老齢年金の減額ラインにも余裕がある水準です。

【全国採用】うぇるねすでは一緒に働く仲間を募集しています

うぇるねすでは一緒に働く仲間を募集しています

本ブログを運営する株式会社うぇるねすでは「マンションサポーター」として一緒に働く仲間を募集しています。マンションサポーターとは、マンションの管理員がお休みする際に代わりに業務を行う仕事です。

うぇるねすで働くマンションサポーターには定年がありません。「時間や場所に縛られない、自分で自由に選べる働き方」が実現できます。

実際に現役のマンションサポーターから、以下の声が届いています。

  • 社会との繋がりができて感謝されるのが嬉しい
  • 働く日程・時間が選べるのでゆとりや余裕が出来た
  • 適度な運動になるので仕事の次の日は体が軽い
  • 色々な街に行けて旅行気分が味わえる

少しでもうぇるねすの仕事に興味を持たれた方は、以下のボタンから詳しい業務内容をご覧ください。

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