【完全版】シニアでも稼げる仕事15選!探し方から選び方まで紹介

【完全版】シニアでも稼げる仕事!探し方から選び方まで紹介

「定年後でもまだまだ稼ぎたい」
「自分の経験を活かせるシニア向けの仕事を探している」
「シニアができる仕事だと、どれくらいの収入が見込めるの?」

人生100年時代と言われる現在は、定年後も働くことが一般的になってきました。老後資金の不安や生きがいを失わないよう、働けるうちは働きたいという方は数多くいます。

しかし、自分の求める収入や働き方に合った仕事がわからないという方は多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では

  • シニアが稼ぎ続けるための働き方
  • シニアでも稼げる仕事
  • シニアでも稼げる仕事の探し方や注意点

について解説します。「まだまだ現役で働きたい」という方に役に立つ記事になっています。ぜひ、最後までお読みください。

シニアが稼ぎ続けるための3つの働き方

シニアが稼ぎ続けるための働き方

定年後のシニアは、自身の求める収入やライフスタイルに合わせた働き方を選択することが大切です。ここでは、シニアが稼ぐための働き方を3つ解説します。

  1. 個人事業主になる
  2. 正規雇用として転職する
  3. 非正規雇用として転職する

それぞれ、詳しく解説していきます。

1. 個人事業主になる

個人事業主とは、会社等に所属せずに、企業などから個人で仕事を受託する働き方です。

個人事業主は、会社等に所属するよりも時間や仕事量などの裁量の幅が広いことが特徴です。しかし、安定して仕事を受託できるとは限らないため、毎月確実に決まった額を稼ぎたい方には向いていません。

シニアにとって最も身近な個人事業主として働く方法は「シルバー人材センター」から仕事を斡旋してもらうことです。

個人事業主は、仕事だけでなく自分の趣味や地域活動を充実させたい方に向いている働き方と言えます。

2. 正規雇用として転職する

会社員時代に身に着けた専門技術や資格を持っている方は、正規雇用として働く選択肢があります。

具体的には「長距離運送のドライバーに必要な大型免許がある」「電気工事士の資格を持っている」などの場合、正規雇用での求人が数多くあります。

正規雇用は、毎月決まった収入が得られて福利厚生も充実しているため、生活の安定につながります。

正規雇用としての転職については、関連記事の「シニアが再就職先を探す方法5選!おすすめの資格や働き続ける方法を解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

3. 非正規雇用として転職する

仕事に活かせる専門技術や資格がない場合は、アルバイトやパートなどの非正規雇用で働くことが一般的です。

令和4年度高齢者白書によると、65~69歳の非正規雇用の割合は男性の場合は67.8%、女性の場合は74.7%です。65歳を超えると、男女ともに7割前後の方が非正規雇用で働いています。

非正規雇用の場合、時給1,000~1,200円程度が一般的です。求人が数多くあるので、自分に合った仕事を見つけやすいことはメリットです。

シニアでも稼げる仕事15選

シニアでも稼げる仕事

定年退職者の増加や人手不足から、シニア向けの求人は数多く出ています。

ここでは、実際の求人情報を元に、シニアでも稼げる仕事を15種紹介します。具体的な仕事内容や見込める収入などを解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1. マンション管理員

マンション管理員とは、住民が安心して生活できるように施設の管理を行う仕事です。具体的には、以下の3つの仕事が挙げられます。

  • 設備点検
  • 清掃
  • 入居者、管理会社への連絡

マンション管理員の仕事は主に「マンション管理会社」などに、雇用または業務を委託されて行う形式です。

マンション管理員の働き方には、マンションに決まった時間常駐するケース、または複数のマンションを巡回して管理するケースがあります。

時給は1,000~1,200円程度が一般的です。研修を受ければ、専門的な知識がなくても働けることがメリットです。

住民との丁寧なコミュニケーションが求められるため、シニアの豊富な社会経験が活かせる仕事と言えます。

マンション管理員の仕事については、関連記事の「【徹底解説】マンション管理員(管理人)の7つの仕事と勤務形態【求人情報あり】」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

2. 軽作業

軽作業とは、専門的な知識や経験を必要としない作業の仕事です。具体的には、以下のような作業が挙げられます。

  • 工場での検品
  • 倉庫でのピッキング
  • 出荷作業など

1週間程度の短期仕事から、数ヶ月に及ぶ中長期の仕事など、期間は様々です。時給は、1,000円程度が一般的です。

3. 事務

事務は、主にパソコンを使ったデータ入力業務や電話応対の仕事です。

シニア向けの事務仕事は、会社に雇用され1日6時間~8時間程度働く形態です。個人事業主として仕事をする場合は、クラウドソーシング等を活用して仕事を受注し、在宅で仕事ができるケースもあります。

仕事の単価は、会社勤務・クラウドソーシングともに、時給1,000~1,200円程度です。

4. 清掃

清掃は、清掃業者に雇用され民間のビルや公共施設で仕事をします。

仕事の時間は、日中の勤務の他に朝や深夜だけなどの選択肢があります。仕事を習得するまでに比較的時間がかからないため、初心者でも取り組みやすいことが特徴です。

給与は、多くの場合、時給制または日給制が取られています。時給換算で、1,000~1,200円程度が一般的です。

5. 警備

シニア向けの警備の仕事は「施設警備」「交通誘導警備」の2つに分けられます。

施設警備は、スーパーなどの商業施設やレジャー施設等での仕事です。日中または深夜の警備など、働く時間帯は多様にあります。

交通誘導警備の仕事は、イベント会場や工事現場での人や車の誘導です。屋外での仕事が多く、体力に自信のある方に向いています。

多くの場合、給与は日当で支払われます。現場によって仕事量も多く変わるため、日当は8,000円程度から20,000円程度まで幅があります。

6. 施設受付

施設受付の仕事では、公共施設等で入館の受付や、施設利用の申込み受付・管理を行います。屋内で着座しての仕事のため、体力に不安のある方に向いた仕事です。

給与は、時給や日当で支払われます。時給1,000円程度が一般的です。

7. 接客

接客業は、飲食店や小売店舗等の求人が数多くあります。求人の多くは、アルバイト形態で、時給は1,000円程度です。

多くの場合でシニアに限定した求人ではないため、若い人の採用が優先される可能性があります。

8. 調理補助

調理補助は、飲食店や福祉施設等で仕事をします。具体的な業務は洗い物や配膳等で、簡単な調理を任される場合もあります雇用形態は多くの場合アルバイトで、時給は1,000円程度です。

接客と同様にシニアだけを対象とした求人は少ないため、若い方が優先的に採用される場合があります。

9. 家事代行

家事代行は、高齢者宅等で生活のお手伝いをする仕事です。シルバー人材センターで数多くの仕事が紹介されており、具体的には以下の業務が挙げられます。

  • 部屋の掃除
  • 洗濯
  • 料理
  • 家の設備の簡単な修理
  • 庭の手入れや掃除

自宅での家事経験がある方にとっては、慣れた仕事が多く、取り組みやすいことが特徴です。

家事代行の仕事は、単発での依頼に対応する場合や、週何日など定期的に訪問する形態があります。時給制の場合、1時間あたり1,000円程度です。

10. イベント設営・運営

シニア向けのイベント設営・運営の仕事は、人の誘導や受付に関する業務です。

イベントは、コンサートやスポーツなどの大規模なものから、小規模な展覧会など多様にあります。多くの場合、日給制で1日8,000円から10,000円程度が相場です。

11. 送迎

送迎とは、車を運転できない方の移動をお手伝いする仕事です。病院や福祉施設等の利用者の送迎の仕事に、多くの需要があります。

普通免許があればできる仕事も多くありますが、中型二種免許等があれば高単価での仕事が可能です。

送迎の仕事はアルバイトだけでなく、病院や福祉施設の正規雇用で働ける求人も少なくありません雇用されて働く場合、月給10万円から20万円程度の収入が見込めます

12. 現場管理(製造、工事現場)

現場監理は、工場や工事現場の管理を行う仕事です。具体的には、安全指導や監視、業務の管理が役割です。

作業者の管理業務であるため、業務に関する知識や経験が必要です。多くの場合、建設会社などで業務を行った経験が求められます。

豊富な経験や資格のあるシニアの需要は高く、月給20万円程度が見込めます。

13. 長距離運送

長距離運送は、一般的には片道300km以上の目的地に、大型トラックで荷物を運ぶ仕事です。仕事によっては、荷物の積み下ろしも含む場合があります。

大型自動車免許の所有は必須で、会社によっては免許取得に金銭的なサポートをしてくれるところもあります。

長距離運送の仕事は正規雇用の場合が多く、月収30万円程度を安定して稼ぐことが可能です

大型トラックの長距離運転に自信がない方は、中型トラックを使った配送距離の短いルート配送の求人を検討してみると良いでしょう。

14. タクシー運転手

タクシー運転手は、シニア向けに数多くの求人が出ている仕事です。

タクシー運転手の給与形態は、大きく「基本給」と「歩合給」に分かれます歩合給とは、ご自身の売上に応じて支払われる給与のことです。

「基本給と歩合給を合わせた形態」「基本給なしの完全歩合給制」など給与体系が様々なので、求人内容をしっかり確認する必要があります。

基本給は、多くの場合15万円程度です。ご自身の努力次第で、歩合給によって給与を増やせる可能性があることが魅力です。

15. 専門技術作業

専門技術作業とは、経験や資格が必要な職種のことです。例えば「電気工事士や調理士などの資格」「印刷や製造などの技術・経験」のある方は、多くの企業から求められています。

会社員時代に培った技術を活かせる方は、定年後でも安定して収入を得られる可能性が高くなります。

正規雇用として採用してもらえることも多く、月給20~30万円程度を安定して稼げるでしょう。

シニアでも稼げる仕事の探し方5選

シニアでも稼げる仕事の探し方

仕事探しには、シニア向けの求人を扱っている紹介所やサイトなどで探すことが効率的です。

ここでは、シニア向けの仕事を探す方法を紹介します。

  1. シニア向け求人情報サイト
  2. ハローワーク
  3. シルバー人材センター
  4. クラウドソーシングサイト
  5. 知人からの紹介

一つひとつ解説していきます。

1. シニア向け求人情報サイト

シニアが仕事を探す際には、シニア向けの求人サイトの利用がおすすめです。一般的な求人サイトでは、若い人たち向けの求人情報が大半であるため、シニア向けの仕事探しには不便です。

シニア向けの求人サイトは、数多くあり、一般のものと同様にエリアや職種で検索ができます。

主なシニア向け求人サイトは以下の4つです。

まずは、シニア向けにどんな求人があるのか実際見てみたいという方は、一度確認してみると良いでしょう。

2. ハローワーク

ハローワークは、国によって運営されている公共の職業紹介所です。

全国544ヵ所(出張所、分室含む)に設置されており(厚生労働省資料より)、対面で仕事の相談に乗ってもらえます。

企業は無料で求人が出せるため、民間の求人サイトよりも数多くの仕事が登録されていることが特徴です。

民間の求人サイトで仕事が見つけられない方は、ハローワークを利用してみると良いでしょう。

3. シルバー人材センター

シルバー人材センターは、地域で働くことを通して、シニアの社会参加を促すことを目的に設立された団体です。全国に1,335団体あり、登録しているシニアは、698,419人います(令和2年度統計資料より)。

シルバー人材センターは、仕事を依頼したい企業や個人と、働きたい登録者を仲介する役割を担っています。

登録者はシルバー人材センターと請負契約を結んで、仕事を受託します。依頼者と登録者が直接、契約やお金のやりとりをすることはありません。

仕事内容は、草刈りや清掃などの家事代行や農作業など、特別な技術や経験を必要としないものが多いことが特徴です。

4. クラウドソーシングサイト

クラウドソーシングサイトには企業や個人からの仕事依頼が登録されており、オンライン上で受注から納品まで行う仕組みです。

登録されている仕事は、デザインやプログラミングなど技術を要するものだけでなく、データ入力などの単純作業も数多くあります。

パソコンの操作に慣れている方は、クラウドソーシングサイトを活用して仕事を探してみると良いでしょう。

5. 知人からの紹介

会社員時代の人脈を活かして、仕事を探すことは有効な方法です。

知人からの紹介は、経験や人柄を理解してもらえているため、自身にあった仕事を紹介してもらえる可能性が高いです。

会社員時代の友人や知人などを頼れる方は、一度相談してみると良いでしょう。

シニアが仕事を探す際の3つの注意点

シニアが仕事を探す際の注意点

シニアの求人は、非正規や単発のものであれば数多くあります。しかし、長期間毎月安定した収入を得ることは、簡単ではありません。

ここでは、シニアが仕事を探す際に注意すべき3つのポイントを解説します。

  1. 高収入を得るには技術や経験が必要
  2. 年を重ねる毎にできる仕事は少なくなる
  3. 非正規の仕事は期間が短い

それぞれ詳しく解説していきます。

1. 高収入を得るには技術や経験が必要

正規雇用など高収入を得られる仕事の多くは、専門技術が求められる作業や管理業務です。

特別な技術を必要としない非正規の仕事では、時給制で高収入を目指すことは難しいです。

活用できる技術や資格がない方は、単価が低くとも安定して長く続けられる仕事を見つけることをおすすめします。

2. 年を重ねる毎にできる仕事は少なくなる

シニア向けの求人は数多くあるものの、年齢が高くなるにつれて応募できる仕事は減ります。

求人している側の都合だけではなく、年々体力が落ちていくため、できる仕事は減っていくのが現実です。実際、70代になると就業率は30%程度まで下がります。

なるべく長く働きたい方は、体力が落ちても続けやすい仕事を選ぶことが大切です。

3. 非正規の仕事は期間が短い

非正規の求人は多くありますが、スポット的な仕事や数ヵ月から1年程度の期限のある仕事が大半です。

例えば、シルバー人材センターを介した仕事の多くは、単発の仕事です。毎月安定的に収入を得ることは難しいでしょう。

定年後に長く働く必要のある方は、長期で働ける仕事を見つけることをおすすめします。

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