【保存版】定年後の再就職におすすめの仕事10選!採用に有利な資格や給付金も紹介
「定年後も働きたいけど、どんな仕事ができるのかがわからない」
「資格がないと定年後の再就職は厳しいと言われて不安」
「定年後に再就職をすると、給付金がもらえるって本当?」
仕事をすると老後の経済的な不安が軽減できることから、定年後も働きたいと思っている方が増えてきています。「人生100年時代」と言われるようになったので、老後資金は少しでも多く確保しておきたいですよね。
しかし、定年後にどのような仕事ができるのかがわからず、見通しが立っていないという方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。
- 定年後に再就職先を探す方法
- 定年後におすすめの仕事
- 再就職に有利な資格
定年後におすすめの仕事を10種類紹介するので、ご自身には何が向いていそうか考えてみましょう。また、定年後の再就職後に受給できる給付金についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
定年後の働き方!再就職と再雇用の違いを解説
定年後は再就職をするだけでなく、再雇用されるかどうかを選べる場合もあります。ここでは、再就職と再雇用との違いについて解説します。それぞれ特徴があるので、定年後にどちらの働き方が向いているかを考えてみましょう。
1. 再就職とは
再就職とは、退職後に他の企業に就職することです。1から就職先を探すことになるので、定年退職から仕事が見つかるまでに時間がかかる可能性があります。
ほとんどの企業が定年を60歳としているので、再就職先が見つかりにくいのが現状です。しかし、再就職をする場合は好きな仕事を選べることがメリット。
定年までとは異なる仕事に挑戦してみたいと考えている方は、再就職がおすすめです。また、再雇用の制度がない企業で働いている場合は、再就職が有力な選択肢になるでしょう。
2. 再雇用との違い
再就職は定年まで働いた企業を離れるという点が、再雇用と異なります。再雇用とは、定年退職をしてから同じ企業に再び雇用されることです。
同じ企業で働くとはいえ定年を迎えたら一旦退職するので、退職金が受け取れます。
また、慣れ親しんだ場所で働けるだけでなく、厚生年金の受給額が増加するのもメリットです。
ただし、再雇用の場合はほとんどのケースで賃金が下がってしまうので要注意です。厚生労働省が発表している「高年齢者雇用の現状等について」によると、61歳時点での賃金の平均が60歳直前の8割程度になることがわかっています。
それでいて60代前半の再雇用者のうち約4割は、定年前と同じ内容の仕事に取り組むだけでなく、責任の重さが変化しません。また、65歳を上限にしている企業が多いため、定年後に再雇用された方は働けても5年程度です。
そのため、定年を迎える前に再就職と再雇用を比較して、どちらかを選択しましょう。再雇用制度のある企業でお勤めの場合は、定年前に会社から再雇用の通達が来ます。担当者との面談で勤務条件を確認し、合意ができれば再雇用の契約を結びます。
条件に同意できない場合は、定年を迎えたら会社から離れることに。退職後に再雇用されずに働きたいなら、再就職をしたり個人事業主として仕事を受けたりすることになるでしょう。
ただし、定年後の再就職は厳しいと言われています。詳しくは、関連記事の「【これで解決】定年後の再就職が厳しい理由と60歳以降の採用率をアップさせる方法【おすすめの仕事を紹介】」にて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
定年後の再就職先を探す方法
定年後は、以下の方法で再就職先を探すことになります。
- ハローワーク
- シルバー人材センター
- 転職サービス
ハローワークは、厚生労働省が運営している機関です。無料で利用でき、在職中から求職登録ができるので、今すぐ再就職のために行動を始めたいという方におすすめです。ハローワークを利用すると、地元の求人情報が手に入ります。
シルバー人材センターは、都道府県知事から指定されている社団法人です。高い年齢層の方に向けて仕事を紹介しているので、定年後の再就職先を探しやすいです。
ただし、仕事を紹介してもらうにはシルバー人材センターに入会する必要があります。入会の条件として「原則60歳以上の健康で働く意欲のある方」が含まれているので、定年退職後に利用しましょう。
転職サービスを利用すると、再就職のための相談に乗ってもらえます。転職サイトで会員登録をすることで、サービスが受けられるようになります。在職中でも利用できるので、定年後すぐに新たな仕事に就きたいと考えている方は、早めに会員登録を済ませましょう。
ちなみに、定年後の仕事を知人から紹介してもらうケースもあります。業務や職場の雰囲気を詳しく聞けるので、知人に再就職先を探している旨を伝えておくのがおすすめです。
定年後の再就職におすすめの仕事10選
ここでは、定年後におすすめの仕事を10種類紹介します。
- マンション管理員
- 清掃
- 警備
- 家事代行
- 調理補助
- 事務
- 軽作業
- コンビニ店員
- ドライバー
- 講師
定年後でも無理なく働けるように、筋力が必要な業務や難しい業務が少ない仕事を厳選したので、ぜひ参考にしてみてください。
1. マンション管理員
マンション管理員は居住者と管理会社をつなぐ存在として、主に以下のような業務にあたります。
- 敷地内の清掃
- 巡回・点検
- 受付
- 立ち会い
- 管理組合のサポート
居住者が快適に生活するためのサポートができるので、やりがいがあるのではないでしょうか。本ブログを運営する株式会社うぇるねすで働く現役の管理員からも「居住者に感謝されることが嬉しい」という声が出ています。
また、マンションの管理員は筋力を使わない業務が多いので、体力に自信がない方でも働きやすいです。やりがいがあり、定年後でも働きやすい仕事を探しているなら、マンション管理員を検討してみましょう。
マンション管理員の仕事内容について詳しくは、関連記事の「【徹底解説】マンション管理員(管理人)の7つの仕事と勤務形態【求人情報あり】」にて解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
2. 清掃
きれい好きの方は、清掃の仕事が向いています。主にマンションやビルで、床やお手洗いなどさまざまな箇所を清掃します。
日本にはマンションやビルなど、清掃が必要な建物が多数あるので、どの地域に住んでいても求人が見つかりやすいでしょう。また、清掃は立ち仕事なので、お金をもらいながら運動不足が解消できます。
3. 警備
「定年後は簡単な仕事に就きたい」と考えている方は、警備がおすすめです。主な業務として、施設の警備や交通誘導をします。
特別なスキルが必要ないので、定年退職直後でも働きやすいでしょう。ただし、同じ場所で立ち続けないといけないことが多いので、体力と忍耐力が必要です。
定年後に警備の仕事をするのであれば、勤務時間を選べる求人を探してみてください。勤務時間が選べると、ご自身の体力に合わせた働き方がしやすいです。
長時間勤務を希望しない方でも応募できるので、再就職をする際の選択肢の1つとなります。
4. 家事代行
家事代行は、お客様の家に出向いて掃除や料理などを行う仕事です。そのため、普段から家事をしている方は、長年培った経験が活かせるでしょう。ただし、お金をいただくことになるので、丁寧で質の高い仕事が求められます。
満足してもらえる仕事をすれば、お客様に喜んでもらえます。人のためになる仕事に就きたいという方は、家事代行を検討してみましょう。
5. 調理補助
調理補助は、居酒屋やカフェの求人が多いです。主に以下のような業務にあたるので、普段から料理をしている方は経験が活かせます。
- 簡単な調理
- 食器の洗浄
- 盛り付け
立ち仕事ではありますが、筋力が必要な業務が少ないので定年後でも働きやすいです。ただし、店によっては開店の準備や配膳なども業務に含まれるケースもあります。求人情報を確認し、ご自身でもできそうかを考えてみましょう。
6. 事務
事務はパソコンを使い、データ入力や書類の作成を行います。座って仕事ができるため、定年後でも働きやすいのが特徴です。
ただし、デスクワークは倍率が高くなりやすいので、再就職の難易度が上がってしまいます。事務に絞るとなかなか再就職先が決まらない恐れがあるので、他の仕事も視野に入れながら求人を探しましょう。
また、パソコン作業をほとんどしたことがないと、採用担当者に仕事ができることをアピールできず、就職に不利になってしまいます。事務の仕事をしたいなら、WordやExcelなどが使えるようになっておくことをおすすめします。
7. 軽作業
軽作業は、工場や倉庫などで以下のような業務にあたります。
- 検品
- ピッキング
- 梱包
- 仕分け
- シール貼り
簡単な業務が多いので、未経験の方でも取り組みやすいです。ただし、何度も同じ作業を繰り返すので、向き不向きがわかれるでしょう。
また、1人で黙々と作業をするので、孤独な気持ちになることも。反対に、人と関わることに苦手意識がある方や単純作業が苦にならない方には、軽作業が向いていると言えます。
8. コンビニ店員
定年後すぐに再就職をしたいなら、コンビニ店員がおすすめです。コンビニは全国にあるだけでなく店舗数が非常に多いので、すぐに求人が見つかります。また、シニアの採用が増えているので、定年後でも採用されやすいでしょう。
コンビニは24時間開いているので、働く時間が選びやすいです。早起きが得意な方は早朝に働くなど、ご自身のライフスタイルに合わせてシフトの希望を出しましょう。
9. ドライバー
車の運転が好きな方は、ドライバーを検討してみましょう。ドライバーには、以下のような種類があります。
- タクシー
- 配送
- 送迎
人と接する仕事がしたいなら、タクシーや送迎がおすすめです。特にタクシーはお客様との距離が近く、コミュニケーションが取りやすいのが特徴です。
反対に人と接するのが苦手な方は、配送の求人を探してみましょう。配送の場合は、荷物を積み込んだり運んだりすることがあるので、体を動かしたい方に向いています。
10. 講師
英語や書道など得意なことがある場合は、講師として就職できる可能性があります。得意なことが活かせるので、楽しみながら仕事ができるでしょう。
ただし、技術が必要なだけでなく就職先が限られています。近隣の地域で希望する講師の募集がない可能性があるので、他の仕事の求人も並行して探すのがおすすめです。
定年後の再就職に有利なおすすめ資格
定年後は、資格を持っておくと採用率が高まります。現在、保有している資格がなくても、定年になるまでに取得しておけば再就職に有利になります。
以下のような資格は、いつでも取得できるのでおすすめです。
- マンション管理士
- ファイナンシャルプランナー
- 宅地建物取引士
- 医療事務
- 調理師
- 食生活アドバイザー
- 行政書士
このように、さまざまな種類の資格があるので、希望している就職先に関連するものを選びましょう。定年後にスムーズに就職活動を進めたいなら、早めに資格を取得しておくことがおすすめです。
おすすめの資格については、関連記事の「【厳選】60歳から始められる5つの仕事!女性におすすめの資格も紹介」にて詳しく解説しています。特に女性におすすめの資格を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
定年後に再就職をすると給付金がもらえる【条件あり】
定年後に再就職をすると「高年齢再就職給付金」が受給できる場合があります。高年齢再就職給付金を受給するには、以下の条件を満たすことが必須です。
- 60歳以上65歳未満の一般被保険者
- 1年を超える雇用が見込まれる安定した職業に就いている
- 雇用保険の基本手当などの受給期間内に再就職した
- 雇用保険の基本手当などの支給残日数が100日以上あること
- 被保険者であった期間が通算5年以上ある
- 再就職手当を受給していない
条件を満たしていることを確認し、給付金の受給を希望する場合は、ハローワークで手続きをしましょう。ちなみに、再就職手当と併給はできないので、受給するメリットが大きい方を選ぶようにしてください。
高年齢再就職給付金と再就職手当は、どちらもハローワークで手続きができます。詳細は、お住まいの地域のハローワークで相談してみましょう。
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