【これで解決】老夫婦が仲良しでいるための秘訣9選!熟年離婚の理由を紹介

【これで解決】老夫婦が仲良しでいるための秘訣9選!熟年離婚の理由を紹介

「いつまでも仲良し夫婦でいるためには、どうしたら良いの?」
「定年後に夫婦で過ごす時間が増えてストレスがたまる」
「仲が悪い夫婦の特徴ってあるのかな?」

定年後に、子育てや仕事がひと段落し「老後は夫婦仲良く有意義に過ごしたい」という方が多いのではないでしょうか。ただ一方で、夫婦で過ごす時間が増えて不仲になったり、ストレスを感じたりする方がいらっしゃいます。

実際に「熟年離婚」の割合は、全体の2割以上を占めており、決して珍しいことではありません。そこでこの記事では、以下の内容について解説します。

  • 熟年離婚が増加している理由
  • 老夫婦が仲良しでいるための秘訣
  • 仲が悪い老夫婦の特徴

良い距離感を保つ方法や感謝の伝え方など具体例を挙げて紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

熟年離婚は増加傾向

熟年離婚は増加傾向

20年以上連れ添った夫婦の熟年離婚は、年々増加しています。実際に、厚生労働省は「2020年の熟年離婚率は21.5%に上り過去最高である」と公表しました。

そして、1985年12.3%だった熟年離婚率は、34年間に約2倍に増えていることがわかります。熟年離婚が増える要因になっているのが「共働き世帯」の増加です。

1980年代では、1,100万世帯以上が「専業主婦世帯」である一方で「共働き世帯」は約600万世帯と多くの女性が専業主婦でした。

しかし、2021年には「専業主婦世帯」が566万世帯に対し「共働き世帯」が1,247万世帯と大きく上回っています。さらに、2007年の年金制度改正により、婚姻期間中に夫の支払った保険料を夫婦で分割できるようになりました。

つまり、妻側の経済的自立や年金制度の改正により離婚しやすくなったことが増加の理由と言えます。

参照元:独立行政法人労働政策研究・研修機構「専業主婦世帯と共働き世帯」
参照元:日本年金機構「離婚時の年金分割」

仲良し老夫婦でいるための秘訣9選

仲良し老夫婦でいるための秘訣

「仲良く過ごしたい」と思っていても、具体的にどうしたら良いかわからないという夫婦が多いのではないでしょうか。ここでは、老後も夫婦が仲良しでいるための秘訣を紹介します。

  1. 生きがいを持つ
  2. 感謝を伝える
  3. 一緒に料理をする
  4. 共通の趣味を持つ
  5. 良い距離感を保つ
  6. 会話を大切にする
  7. イベントを楽しむ
  8. スキンシップをとる
  9. 我慢しすぎない

今日から始められる秘訣も紹介するので、ぜひ実践してみてください。

1. 生きがいを持つ

老後に、仲良く過ごすためにはお互いに生きがいを持ち、イキイキした生活を心がけることが大切です。なぜなら、家以外に居場所ができ、お互い干渉しすぎず自分の人生を充実させられるからです。

例えば、シニア世代の生きがいの見つけ方には、以下のようなものが挙げられます。

  • 趣味を楽しむ
  • 仕事を始める
  • サークルやクラブに所属する
  • ボランティア活動に参加する など

特に「人の役に立っている」と実感できる仕事やボランティアは、やりがいや生きがいを感じやすいのでおすすめです。「子どもの登下校見守り」や「清掃活動」など、夫婦で参加できるボランティアを始めるのも良いでしょう。

「生きがいを感じられる仕事がわからない」という方には、人から感謝される機会が多いマンション管理員がおすすめです。

実際に、本ブログを運営する「株式会社うぇるねす」でマンション管理員をしている方からは「感謝されることが嬉しい」「生活にメリハリが出る」といった声が届いています。マンション管理員は生きがいを感じながら働くには、優良な選択肢となるでしょう。

なお、シニア世代が仕事に生きがいを感じる理由は「【必見】高齢者が仕事に生きがいを感じる理由4選【おすすめの仕事を紹介】」にて詳しく解説しています。おすすめの仕事も紹介しているので、こちらも併せてご覧ください。

2. 感謝を伝える

長年一緒に過ごしている夫婦の中には「照れくさい」「言わなくてもわかるはず」と感謝を口にしないという方が多いのではないでしょうか。

パートナーへの感謝を言葉にして伝えることは、仲良しでいるために非常に大切です。実際に、夫婦満足度の調査では、パートナーに言われたい言葉の1位は男女ともに「ありがとう」でした。

特に、妻は6割以上が切望しており、多くの女性が感謝を伝えてほしいと感じていることがわかります。「最近きちんと伝えてない」「してもらって当たり前になってる」という方は、今日から感謝を伝えてみましょう。

どうしても「ありがとう」と伝えるのが照れくさいという方は「ご飯おいしいよ」や「お疲れ様」など、労いの言葉で感謝を伝えるのもおすすめです。

参照元:株式会社ハルメクホールディングス「夫婦関係と生活に関する意識調査」

3. 一緒に料理をする

「会話のきっかけがない」という夫婦には、料理がおすすめです。料理には、メニューを考えて買い物に行ったり、食材を切って煮たり焼いたりするなどさまざまな工程があります。

料理を通して「こんな献立はどうかな?」「どれくらいの大きさで切る?」など会話が自然に増える点が魅力です。

また、専業主婦世帯では、夫の定年後も妻だけが料理を続けるケースが多いです。特に、昼食の準備が加わり、料理が負担と感じる女性が多くいます。

女性だけが料理を行うことに、苦痛や不満を感じるケースも。そのため「食事の支度は妻ばかりしている」「家事の分担で喧嘩になりがち」という夫婦に大変おすすめです。

さらに、料理は健康や認知症予防に効果的であり、シニア世代におすすめの趣味です。夫婦で健康を意識するきっかけに繋がるので「体に良いことを始めたい」と考えている方は、試してみてはいかがでしょうか。

4. 共通の趣味を持つ

「コミュニケーションが減った」という夫婦は、共通の趣味を持つと良いでしょう。夫婦円満のためには、コミュニケーションが欠かせません。共通の趣味を持ち夫婦で楽しむことは、自然とコミュニケーションを取るきっかけに繋がります。

例えば、シニア世代の夫婦におすすめの趣味は、以下のとおりです。

  • 旅行
  • 写真
  • 園芸・ガーデニング
  • ウォーキング
  • 将棋 など

趣味を見つける際は、健康や認知症予防になるものを選ぶと良いでしょう。また、ウォーキングや将棋など、お金をかけず手軽に楽しめる趣味は継続しやすいのでおすすめです。

なお、夫婦で楽しめる趣味は「【保存版】定年後に夫婦円満でいるための過ごし方3選!一緒に楽しめる5つの趣味を紹介」にて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

5. 良い距離感を保つ

定年後は、夫婦で過ごす時間が急増します。一緒に過ごす時間が長くなるほど、相手の嫌なところが気になったり、イライラしたりするケースは少なくありません。

夫婦円満のためには、適度な距離感を保つことが重要です。実際に、メディアサイトが行ったアンケート調査では「夫婦の程よい距離感を保つためにあえて別行動にしていることがある」と答えた方は54%。つまり半数以上の方が、意識的に距離を保っていることがわかります。

例えば、良い距離感を保つ方法には、以下のようなものが挙げられます。

  • 寝室を別にする
  • 別々にテレビを見る
  • 買い物は1人で行く
  • 仕事をする
  • 趣味に干渉しない など

趣味や仕事などを通して家以外に居場所をつくり、良い距離感を保つと良いでしょう。

6. 会話を大切にする

円満な老夫婦ほど、会話を大切にしています。実は、会話がない状況にはさまざまなデメリットがあります。会話のないデメリットは、以下のとおりです。

  • 相手への気持ちが離れやすい
  • 孤独感を感じやすい
  • 理解不足に繋がりやすい など

実際に、仲が悪い夫婦は会話がほとんどなかったり「いってきます」などの挨拶がなかったりするケースが多いと言われています。

また、テレビやスマートフォンに夢中で会話がない夫婦が少なくありません。このような場合は「食事中はテレビを消して話をする」「就寝前1時間はスマートフォンを制限する」など会話が増える環境やルールを決めるのもおすすめです。

7. イベントを楽しむ

仲良しの夫婦には、結婚記念日や誕生日を祝うなど積極的にイベントを楽しんでいる方が多くいます。プレゼントを贈り合ったり思い出の場所に訪れたりなど、普段と違う過ごし方は、会話が自然と増えるきっかけに繋がります。

決して、豪華な食事やブランド品を用意する必要はありません。まずは「一緒にお祝いしよう」という気持ちを伝えてみましょう。

また、パートナーが好きなケーキやお花など、ちょっとしたプレゼントと共に感謝の言葉を伝えるのもおすすめです。普段恥ずかしくて感謝が伝えられない方は、イベントをきっかけに言葉にしてみてはいかがでしょうか。

8. スキンシップをとる

適度なスキンシップは、夫婦円満のために非常に大切であると言われています。なぜなら、適度なスキンシップは科学的にもメリットが多いからです。人は親しい人と触れ合うことで「オキシトシン」と呼ばれるホルモンが分泌されます。

オキシトシンには、信頼関係を築いたりストレスを緩和させたりする効果があり「幸せホルモン」と呼ばれることも。また海外では「30秒のハグで1日の約3分の1のストレス軽減ができる」と言われています。

「手を繋ぐのは恥ずかしい」「ハグはできない」という方には、肩たたきやマッサージなどでスキンシップをとるのもおすすめです。

9. 我慢しすぎない

お互いに言いたいことを伝えないでいると、ストレスが溜まり爆発してしまう可能性があります。相手に直してほしい所や気になることは、我慢が限界に達する前に適度に伝えましょう

ただし、怒って伝えたり嫌味を言ってしまうと大喧嘩の原因になってしまうので注意が必要です。何が悪いのかを明確にして、なぜ嫌なのか理由も伝えるようにすると良いでしょう。

仲が悪い老夫婦の特徴3選

仲が悪い老夫婦の特徴

定年後に、イライラすることや夫婦喧嘩が増えてしまう方は少なくありません。ここでは、仲が悪い老夫婦の特徴を紹介します。

  1. 愚痴や不満ばかり言う
  2. 干渉しすぎる
  3. 自由に使えるお金がない

解決策もお伝えするので「当てはまる」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. 愚痴や不満ばかり言う

仲の悪い夫婦は、愚痴や不満が多くみられます。当たり前ですが、パートナーに愚痴や不満ばかり言われてしまうと嫌な気分になります。中には、子どもや知り合いの前でパートナーの悪口を言う夫婦は珍しくありません。

不満や愚痴ばかり聞いていて気分が悪くなるという方は、嫌な気持ちになっていることや「言い方を変えてほしい」と言葉で伝えましょう。

また、人の前で自分の愚痴や不満を言われた際は、感情的に怒らず「人に言われると恥ずかしい」「悲しい」などと伝えることが大切です。

2. 干渉しすぎる

定年後、パートナーに「どこへ行くのか」や「何時に帰ってくるか」など、過剰に干渉するケースがあります。特に常に一緒に行動したり、どちらかが束縛されていると感じていたりすると、関係が悪くなりやすいので注意です。

そのような場合は、お互いに働いたり趣味を始めて外出の機会を増やしたりして、夫婦で過ごす時間を意識して減らすことを心がけましょう。

3. 自由に使えるお金がない

定年後に年金生活が始まり、お金が原因で不仲になるケースがあります。お金の話をするとすぐに機嫌が悪くなったり、喧嘩に発展したりする夫婦が少なくありません。

また「自由にお金が使えないことがストレス」という方も。このような場合、お互いが仕事をして、それぞれのお財布を持つことが解決策となります。

経済的不安が解消されるだけでなく、趣味や楽しみを認め合える点も大きなメリットです。買い物してきた品や趣味にかかる金額などについての過干渉を避けることは、相手を尊重し良い距離感を保つことに繋がります。

なお、老後資金に必要な金額については「【必見】老後の資金がないときの対処法6選!必要な金額や利用できる制度を紹介」にて解説していますので、参考にしてみてください。

老夫婦が仲良しでいるためには働くのがおすすめ

老夫婦が仲良しでいるためには働くのがおすすめ

老夫婦も仲良しでいるためには、お互いに生きがいを見つけ充実した生活を送ることが大切です。お互いが生きがいを見つけることで、気持ちの余裕ができたり、良い距離感が保てたりするからです。

「生きがいがわからない」という方には、仕事に就くことをおすすめします。仕事を通して感謝されたり、仲間と繋がったりすることで生きがいを感じやすくなるでしょう。

さらに、「趣味が楽しめない」「お金のことで夫婦喧嘩になる」という方にも適しています。

「定年後でも仕事は見つかるの?」と悩まれている方には、本ブログを運営する「株式会社うぇるねす」のマンション管理員がおすすめです。

うぇるねすで働く方からは「家族との会話が増えた」という意見が届いています。仕事の出来事が、夫婦の会話のきっかけに繋がる点も魅力です。ご興味をお持ちの方は、ぜひうぇるねすの仕事説明会へ参加してみてください。

なお、マンション管理員の仕事内容については「【徹底解説】マンション管理員(管理人)の7つの仕事と勤務形態【求人情報あり】」にて詳しく解説しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。

【全国採用】うぇるねすでは一緒に働く仲間を募集しています

本ブログを運営する株式会社うぇるねすでは「マンションサポーター」として一緒に働く仲間を募集しています。マンションサポーターとは、マンションの管理員がお休みする際に代わりに業務を行う仕事です。

うぇるねすで働くマンションサポーターには定年がありません。「時間や場所に縛られない、自分で自由に選べる働き方」が実現できます。

実際に現役のマンションサポーターから、以下の声が届いています。

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