【保存版】定年後に夫婦円満でいるための過ごし方3選!一緒に楽しめる5つの趣味を紹介

「定年後は夫婦で過ごす時間が増えて息がつまる」
「夫婦で一緒に楽しめる趣味って何だろう?」
「テレビばかり見ていると、体力が衰えそうで不安」

定年後に2人で過ごす時間が増えて、夫婦喧嘩やイライラしてしまうことが増えた方が多いのではないでしょうか。実は近年、20年以上連れ添った夫婦の「熟年離婚」が増加しています

そこでこの記事では

  • 定年後に夫婦円満でいるための過ごし方
  • 夫婦で楽しめる趣味
  • 定年後の夫婦によくあるトラブルの原因

について解説します。定年後の生きがいの見つけ方も紹介するので、ぜひ最後までお読みください。

定年後に夫婦円満でいるための過ごし方3選

定年後に夫婦円満でいるための過ごし方

厚生労働省が公表した「人口動態統計特殊報告」によると、同居期間が20 年以上の夫婦の離婚率は21.5%であるとわかりました。このようなデータから熟年離婚は、決して珍しいことではないと言えます。

ここでは、定年後に夫婦円満でいるための過ごし方を紹介します。

  1. 良い距離感を保つ
  2. 共通の楽しみをつくる
  3. 感謝を伝える

さまざまな研究データをもとに夫婦円満の秘訣を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 良い距離感を保つ

一緒に過ごす時間が急増する定年後は、良い距離感を保つことが大切です。「濡れ落ち葉亭主」という例えがあるように、定年後どこへ行くにも妻の後をついていく男性がいらっしゃいます。

一方で、株式会社住環境研究所の「定年後の夫婦 2 人の暮らし方調査」では「定年後に充実させたい時間」という問いに「自分のプライベートな時間」と回答した方が最も多くみられました。

このようなデータから、夫婦といえどお互いに1人の時間を求めていることがわかります。例えば、夫婦で良い距離感を保つには、以下のような方法があります。

  • プライベート空間や寝室をわける
  • 夫婦それぞれの財布を持つ
  • 家以外の居場所をつくる

家以外の居場所をつくるためには、仕事やボランティア活動で社会とつながったり、趣味を楽しんだりすることが大切です。お互いに生きがいを見つけ、良い距離感が保てるよう意識しましょう。

2. 共通の楽しみをつくる

夫婦円満に過ごすためには、コミュニケーションが欠かせません。実際に、夫婦が不仲になる原因の多くは「関心を持たれていないことによる寂しさ」と言われています。

しゅふJOB総合研究所」によると、夫婦の約45%は1日の会話時間が30分未満であることがわかりました。また、結婚10年以上の夫婦では、10分未満の夫婦が23.9%という結果が出ています。

夫婦のコミュニケーションを増やすには、共通の楽しみをつくると良いでしょう。旅行の計画を立てたり一緒に料理をしたりすれば、自然と会話が増えるきっかけになります

「何を話して良いのかわからない」という方は、共通の趣味を作ってみてはいかがでしょうか。

3. 感謝を伝える

夫婦円満に過ごすためには、感謝の気持ちをしっかりと口に出して伝えることが非常に大切です。パートナーへの感謝の気持ちは、自分が思っているより伝わっていないケースが多いです。結婚生活が長くなり、感謝していても言葉にするのが照れくさいという方が多いのではないでしょうか。

また「自分では伝えているつもり」や「言わなくても伝わっているだろう」と感謝を言葉にしていない方は多いです。

実際に、生きかた上手研究所では、50〜79歳の既婚男女に「夫婦関係と生活に関する意識調査」を実施したところパートナーに言われたい言葉の1位は、男女ともに「ありがとう」でした。

「最近、ありがとうと言っていないな」という方は、今日から感謝の気持ちを伝えてみましょう。

定年後に夫婦で楽しめる趣味5選

定年後に夫婦で楽しめる趣味夫婦円満に過ごすためには、共通の楽しみをつくるのがおすすめです。ここでは、定年後に夫婦で楽しめる趣味を紹介します。

  1. ウォーキング
  2. 旅行
  3. 英語学習
  4. ガーデニング・家庭菜園
  5. 映画鑑賞

認知症予防や健康に役立つ趣味も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。なお、定年後におすすめの趣味は「【必見】70代からの理想的な過ごし方3選!心身の健康を保つ3つのポイントを紹介」で詳しく紹介しています。併せてご覧ください。

1. ウォーキング

公園や川沿いなどで、夫婦でウォーキングを楽しむ姿をよく目にするのではないでしょうか。ウォーキングは、健康を保つための趣味としてシニア世代に人気があります。

会話を楽しみながら運動できるので、夫婦で始める趣味としても非常におすすめです。ウォーキングは、体脂肪の減少や心疾患の予防などに効果が期待できる運動です。

気分転換やストレス解消にもなり、心の健康にも効果的と言われています。また、朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、生活リズムやホルモンバランスを整えるメリットがあります。

定年してから運動不足を感じていらっしゃる方は、夫婦でウォーキングを始めてみてはいかがでしょうか。

2. 旅行

旅行は、2人で計画を立てたり、思い出話をしたりとコミュニケーションが増えるきっかけになります。実際に、宿泊予約サイト「ゆこゆこネット」の調査では、シニア世代の54.7%の夫婦が旅行に行き「仲が良くなった」と回答しています。

中には、旅行中「久しぶりに腕を組んだ」という方も。日常生活から離れた旅行では、新婚気分に戻れたり普段の家事から解放されたりといった魅力もあります。

さらに、陶芸や御朱印巡りなどの目的をもって旅行したり、写真を撮ったりなどさまざまな趣味が楽しめるのもうれしいポイントです。

3. 英語学習

近年、外国人観光客の増加に伴い、英語学習するシニア世代が増えています。頭の体操になる英語学習は、認知症予防にも効果的です。

英語練習のために、夫婦で日本語禁止時間を作ってみたり、問題を出し合ったりするのも良いでしょう。英会話教室には、シニア割引や夫婦で受講できる「グループレッスン」などが用意されているケースがあります。

また、YouTubeや無料学習サイトを利用すれば、費用をかけずに学べる点も魅力の1つです。

4. ガーデニング・家庭菜園

自宅の庭やベランダなどで、手軽に始められるガーデニングや家庭菜園。新鮮な野菜が楽しめるのはもちろん「日光浴」や「適度な運動」になるので、健康を保つことにつながります。

また、採れたての野菜を使って一緒に料理をするのもおすすめです。さらに、ガーデニングや家庭菜園は、日光を浴びることで分泌される「セロトニン」の作用により、心の健康を保ったり認知症を予防したりという効果が期待できます。

「自宅に家庭菜園を行うスペースがない」という方は、畑の一角を借りられる「レンタル農園」を利用してみるのも良いでしょう。

5. 映画鑑賞

映画鑑賞は、劇場に電車で向かったり駅から歩いたりするため、適度な運動になります。また、鑑賞後に感想を話すと自然と会話が弾むきっかけにつながります。

ショッピングモールに併設されている映画館に行き、夫婦で買い物や外食などを楽しむのも良いでしょう。

多くの映画館では、シニア世代や50歳以上の夫婦を対象とした割引が用意されています。例えば、イオンシネマでは「55歳以上の方は1,100円」とお得に映画が楽しめます。

映画鑑賞は「動画配信サービス」や「レンタル」を利用して、自宅でも楽しめる趣味です。

過去の名作から新作まで幅広く楽しめる動画配信サービスは、月額500円〜と手頃な値段で多くの作品を鑑賞できるのが魅力です。

定年後の夫婦によくあるトラブルの原因3選

定年後の夫婦によくあるトラブルの原因

2人で過ごす時間が急増し、夫婦喧嘩が増えてしまったという方が多いのではないでしょうか。ここでは、定年後の夫婦によくあるトラブルの原因を紹介します。

  1. お金の管理
  2. 干渉しすぎる
  3. 家事をしない

トラブルの解決方法もお伝えするので「夫婦喧嘩が絶えない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. お金の管理

定年後に年金生活が始まり、お金が原因で夫婦喧嘩になるケースがあります。例えば、朝日新聞「Reライフアンケート」によると、お金の管理にまつわるトラブルは以下のとおりです。

  • お金の話で機嫌が悪くなる
  • 妻が金銭的に不安を持つようになった
  • 稼ぎがなくなったせいか自由になる金が少なくなり不満を感じている

お金が原因で喧嘩になる場合は「夫婦それぞれのお財布を持つ」「お互い仕事をする」といった方法を試してみると良いでしょう。

夫婦それぞれのお財布を持つと、過干渉を避け良い距離感を保つことにつながります。また、お互い仕事をすると経済的不安が減り、趣味や楽しみを認め合いやすくなります。

2. 干渉しすぎる

夫婦円満のコツは、相手を尊重し干渉しすぎないことです。特に定年後は、在宅時間が増えて、相手の日常生活を束縛してしまうケースが増える傾向があります。

どこへ行くにもパートナーの後をついて行ったり、外出する度に「どこへ行くのか」や「誰と会うのか」など干渉しすぎが原因となり夫婦喧嘩になることも。

このような場合は、外出する機会を増やしたり、仕事を始めたりして一緒に過ごす時間を減らしましょう。自分たちで解決が難しい場合やストレスを強く感じる場合は、心療内科やカウンセリングに行き相談することをおすすめします。

3. 家事をしない

定年後は、夫婦で家事の分担を決め、お互いに自立した生活を送ることを心がけましょう。女性だけが家事を行うことに苦痛を感じ、ストレスを抱えている主婦は少なくありません。

特に専業主婦だった家庭では、定年後も女性だけが家事をし続けるケースが多いです。一方で、男性にも「やり方がわからない」「何をしてよいかわからない」など、家事をしない理由があります。

まずは、家事のやり方やどのようにしてほしいのかを丁寧に伝えるのがポイントです。そして、家事をしてもらったときは感謝の言葉を伝えましょう。

初めは、ゴミ捨てや洗い物など簡単な家事から頼んでみるのがおすすめです。

それでも「解決しない」と悩まれていらっしゃる方は、家事代行サービスの利用や食洗器や全自動洗濯機などに頼る方法を検討してみると良いでしょう。

定年後の生きがいの見つけ方3選

定年後の生きがいの見つけ方

定年後、夫婦円満に過ごすためにはお互い生きがいを見つけ、イキイキと生活することが大切です。ここでは、シニア世代の生きがいの見つけ方について解説します。

  1. 趣味を見つける
  2. やりがいを感じる仕事に就く
  3. ボランティア活動に参加する

定年後におすすめのボランティア活動も詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 趣味を見つける

内閣府の「高齢者の健康に関する意識調査」によると、シニア世代の3割以上が「趣味やスポーツに熱中している時」に生きがいを感じていることがわかりました。

趣味を通じて仲間ができたり、幅広い年代と関われたりと家以外に居場所ができやすくなります。また、運動の趣味なら体力が増進し、頭を使う趣味なら認知症の予防にもつながります。

趣味は生きがいはもちろんのこと、心身ともに健康な生活を送るためにも大切です。各自治体では、サークルやクラブ活動を紹介している機関があります。

例えば、各都道府県の「老人クラブ」などでは、ウォーキングやグランドゴルフなどが楽しめる集まりや大会に参加できます。少しでも興味を持ったら、積極的にチャレンジし自分に合った趣味を見つけてみましょう。

2. やりがいを感じる仕事に就く

内閣府が公表した「高齢者の健康に関する意識調査」によると、シニア世代の31.8%が「仕事に打ち込んでいる時」に生きがいを感じていることがわかりました。

やりがいを感じる仕事は、個人の価値観により異なります。自分の成長や好きなことに携わる仕事にやりがいを感じる方がいます。

「自分に合った仕事がわからない」という方は、人の役に立っていると実感しやすい仕事を選ぶと良いでしょう。例えば、マンション管理員や介護士などは、人から感謝される機会が多くやりがいを感じやすい仕事です。

実際に、本ブログを運営する「株式会社うぇるねす」でマンション管理員をしている方からは「生活にメリハリがでる」「感謝されることが嬉しい」といった声が届いています。ご興味をお持ちの方は、ぜひうぇるねすの仕事説明会へ参加してみてください。

なお、シニア世代が生きがいを感じやすい仕事は「【必見】高齢者が仕事に生きがいを感じる理由4選【おすすめの仕事を紹介】」にて詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

3. ボランティア活動に参加する

さまざまな年代と交流できるボランティアは、社会へとのつながりができ生きがいを感じやすい活動です。また、身体を動かす機会が多く健康のためにもおすすめです。

実は、定年後に初めてボランティアに参加する方はたくさんいらっしゃいます。人気のボランティア活動には、以下のようなものが挙げられます。

  • 町内の清掃
  • 花壇の整備
  • 子どもの登下校見守り
  • 児童養護施設や児童館などでの読み聞かせ
  • 高齢者施設での話し相手 など

ボランティアを始めたい方は、自治体の「ボランティアセンター」や「シルバー人材センター」に問い合わせてみると良いでしょう。また、夫婦で参加できるボランティア活動もあるので、2人で始めてみるのもおすすめです。

【全国採用】うぇるねすでは一緒に働く仲間を募集しています

本ブログを運営する株式会社うぇるねすでは「マンションサポーター」として一緒に働く仲間を募集しています。マンションサポーターとは、マンションの管理員がお休みする際に代わりに業務を行う仕事です。

うぇるねすで働くマンションサポーターには定年がありません。「時間や場所に縛られない、自分で自由に選べる働き方」が実現できます。

実際に現役のマンションサポーターから、以下の声が届いています。

  • 社会との繋がりができて感謝されるのが嬉しい
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