楽しみがない老人が生活を充実させる6つのポイント!おすすめの趣味5選を紹介
「急に時間ができたけど、どうやって楽しめば良いかわからない」
「年齢を重ねていても楽しめる趣味をつくりたい」
「お金をかけなくても楽しく過ごす方法はあるのかな?」
仕事に費やしていた時間が自由に使えるようになると、どのように過ごしたら良いのかわからない方がいるのではないでしょうか。やることがないと自宅でテレビばかりを見て過ごし、毎日の生活が退屈に感じてしまいますよね。
自宅に引きこもっていると運動量が減り、認知症や肥満などのリスクが高まるので注意が必要です。年齢を重ねてからでも元気で楽しく過ごしたいなら、趣味を見つけるのがおすすめです。
そこでこの記事では、以下の内容について解説します。
- 生活を充実させるポイント
- おすすめの趣味
- 高齢でも楽しめる趣味の特徴
「年齢を重ねても楽しく過ごしたい」「趣味を見つけて生活を充実させたい」と考えている方は、必読の内容です。ぜひ最後までお読みください。
楽しみがない老人が生活を充実させる6つのポイント
老人になっても楽しく過ごしたいなら、6つのポイントを押さえておきましょう。
- 自由な時間を有効活用する
- 健康維持や認知症予防になる活動をする
- シニア限定のサービスを活用する
- 家族との時間を大切にする
- ボランティア活動に参加する
- 働く
順番に解説していくので、できそうなことから取り組んでみてください。
1. 自由な時間を有効活用する
高齢になると自由な時間が増えるので、有効に活用することが重要です。やることがないからといってテレビばかりを見ていると、活力が低下してしまうので要注意です。
毎日が退屈に感じるなら、趣味を見つけるなど新しいことを始めてみましょう。普段からスマートフォンやパソコンを使っているなら、SNSを利用するのもおすすめです。
SNSでは、スマートフォンで撮影した写真を共有したり、日記の代わりとして活用したりできます。また、スマートフォンが使えると、どこにいても家族と連絡が取れるようになります。
SNSでつながれば投稿が近況報告の代わりになるので、家族や知人の趣味や好みが知れる機会になるでしょう。
2. 健康維持や認知症予防になる活動をする
年齢を重ねると健康維持が難しくなり、認知症のリスクも高まるので、元気なうちに対策を始めるのがおすすめです。健康維持や認知症を予防したいなら、以下の3つを意識してみてください。
- 運動
- 脳トレ
- 食事
特に運動は、疾病の予防だけでなく体力の増進にも関わるので、元気に過ごしたい方は習慣にしましょう。ウォーキングやストレッチなど、ハードな運動でなくても効果が見込めるので、無理のない範囲で取り組んでみてください。
3. シニア限定のサービスを活用する
年齢を重ねてからの生活を充実させたいなら、シニア限定のサービスを活用してみてはいかがでしょうか。例えば、公共交通機関のシルバーパス、映画館や水族館のシニア割などがあります。
シルバーパスを持っていれば、無料あるいは格安で公共交通機関が利用できるケースがあります。都市によって異なるので、お住まいの地域の制度を確認してみてください。
また、飲食店でもシニア割が適用される場合があるので、年齢を重ねるとさまざまな機関や施設がお得に利用できます。シニアになったからこそ適用されるサービスなので、積極的に利用しましょう。
4. 家族との時間を大切にする
老後を楽しく過ごしたい方は、家族との時間を大切にするのがおすすめです。定年までは仕事が忙しく、家族と一緒に過ごす時間を十分に取れなかった方も多いのではないでしょうか。
定年を迎えると自由な時間が増えるだけでなく、社会とのつながりが希薄になるので、孤独を感じやすくなります。そこで、友人と過ごすのも良いですが、家族との時間を大切にしてみてください。
一緒に食事をとりながら家族に近況を聞いてみたり、若かった頃の思い出を話してみたりしてみてはいかがでしょうか。また、家族と旅行に行ってみるのも良いでしょう。
一緒の時間を過ごすことで、思い出話が楽しめるようになります。楽しく過ごすだけでなく孤独感を軽減させるメリットもあるので、家族との時間を増やしてみてください。
5. ボランティア活動に参加する
自宅で退屈な毎日を過ごしている方は、ボランティア活動に参加してみてはいかがでしょうか。ボランティア活動に参加すると、知り合いが増えるだけでなく社会貢献もできるため、充実感が得られます。
また、自宅の外に出る機会になり、運動不足の解消に役立ちます。人のためになりながら、ご自身の健康維持も期待できるので、ボランティア活動に参加するメリットは大きいです。
ボランティアセンターに相談すれば、コーディネーターがおすすめの活動を探してくれます。ボランティアが生きがいになる可能性もあるので、生活を充実させたい方はぜひ取り組んでみてください。
6. 働く
趣味が見つからないなら、仕事に取り組んでみてはいかがでしょうか。働くと、以下のようなメリットが得られます。
- 運動量を増やせる
- 経済的な余裕ができる
- 生きがいになる
- 人と交流できる
また、本ブログを運営する株式会社うぇるねすで働いている方から「仕事をすると生活が充実する」という声が届いています。そのため、毎日予定がなくてなんとなく過ごしてしまうという方は、仕事を探してみるのがおすすめです。
シニアにおすすめの仕事については、関連記事の「【最新】定年後の仕事おすすめランキングTOP10!シニアの働き方や今からできる対策を徹底解説」にて解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
楽しみがない老人におすすめの趣味5選
楽しみがないなら、趣味に取り組んでみましょう。ここでは、シニアにおすすめの趣味を紹介します。
- ウォーキング
- 体操・ストレッチ
- ダンス
- 水泳
- ガーデニング
生活を充実させたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. ウォーキング
ウォーキングは、高齢の方に人気の趣味です。健康維持・増進だけでなく、楽しみとしてもウォーキングが取り入れられています。
厚生労働省が発表した「健康づくりのための身体活動基準2013」によると、ウォーキングなどの運動を「1回30分以上・週2日以上」行うと、以下のような効果が期待できるとわかっています。
- 生活習慣病のリスク低減
- 体力の維持・向上
- ロコモティブシンドロームの改善
- 軽度認知障害の改善
年齢を重ねるほど健康リスクが高まるので、ウォーキングを習慣にして予防しましょう。ちなみに、ロコモティブシンドロームとは、以下のような運動器が障害され、移動機能が低下した状態です。
- 骨
- 筋肉
- 関節
- 靭帯
- 腱
- 神経
高齢による衰弱や骨折などは、ロコモティブシンドロームの原因となります。健康寿命の延伸に関わるので、体が動くうちにウォーキングを習慣にして対策することが重要です。
2. 体操・ストレッチ
体操やストレッチは、いつでも気軽に取り組めるだけでなく、運動強度が低いので高齢の方に向いています。肥満の予防・改善に関わるだけでなく、以下の数値を正常化させる作用もあるので、体操・ストレッチを行うメリットは大きいです。
- 血糖値
- 血圧
- 血清脂質
厚生労働省は、高齢者に対して「ストレッチングや体操を1日10分程度」行うことを推奨しています。おなじみの「ラジオ体操」は、第1だけで10分間も体を動かせます。
また、NHKでは毎日5分あるいは10分の「テレビ体操」を放送しているので、取り組んでみてはいかがでしょうか。地域によって放送時間が異なるので、番組表をチェックしてみてください。
3. ダンス
ダンスは、サルコペニア(筋肉量の減少)や認知機能の低下予防に効果があることがわかっています。音楽に合わせて体を動かすので、楽しみながら運動できます。
また、人と関われるのもメリットです。特に単身の方は家に引きこもっていると孤独になってしまうので、ダンスを通して友達を増やすのがおすすめです。
ヒップホップやジャズダンスなど、ダンスにはさまざまな種類があるので、興味のあることから体験してみましょう。
中でも、社交ダンスは高齢の方に親しまれています。ダンスの中では運動強度がさほど高くないので、年齢を重ねてからでも取り組みやすいでしょう。
4. 水泳
高齢の方には、水泳もおすすめです。ウォーキングやダンスよりも関節への負担が小さいので、シニア向きと言えます。
ただし、水泳は足の裏から刺激が入らない運動のため、ウォーキングなどよりも足がつるリスクが高いと言われています。予防には準備運動が重要ですが、足の裏を拳で数回たたくだけでもリスクが下げられるので、ぜひ取り入れてみてください。
また、高齢の方が水泳をする際は、脱水症状に注意しましょう。プールの湿度の高さにより、喉の渇きが感じにくくなるので、こまめな水分補給が重要です。
5. ガーデニング
自宅の外で趣味に取り組むのが難しいなら、ガーデニングをするのはいかがでしょうか。ガーデニングなら、必要な物品をそろえれば自宅で楽しめます。
花の手入れの中でも水やりは、ストレッチと同じ運動強度と言われています。運動に苦手意識のある方でも取り組みやすく、体力を維持する効果が期待できるので、健康的に過ごしたい方におすすめです。
初心者でも、手入れが簡単な花を選べば失敗するリスクを軽減できます。毎日手入れをしてきれいに花が咲けば、きっと明るい気持ちになりますよ。
老人になってからでも楽しみやすい趣味の特徴5選
老人になってからでも楽しめる趣味には、以下のような特徴があります。
- 1人でできる
- 夫婦でも楽しめる
- 体力的な負担が少ない
- お金がかからない
- 生きがいが感じられる
それぞれ説明するので、趣味を探す際の参考にしてみてください。
1. 1人でできる
趣味を楽しむには、1人でできるかどうかが重要です。サポートを受けずにできる趣味なら、好きなタイミングで取り組めます。
家族に頼らないとできない趣味は、気を遣ってストレスがたまってしまうこともあるでしょう。また、家族の予定に左右され、思い通りにできないことも。
自宅の外で趣味に取り組む場合は、ご自身で通える範囲でできることを探してみてください。
2. 夫婦でも楽しめる
夫婦で暮らしているなら、趣味を一緒に楽しむのがおすすめです。新しいことに取り組む場合は、1人で取り組むよりも2人の方が習慣化しやすいです。
また、一緒に趣味に取り組むことで、楽しい時間を共有できるだけでなく会話が増えるきっかけにもなるでしょう。夫婦で趣味を探す際は両方が楽しめるように、相手の意見も聞くようにしてみてください。
3. 体力的な負担が少ない
年齢を重ねるほど体力が低下するため、無理なくできる趣味を選びましょう。体にかかる負担が大きい趣味は、健康を害してしまう可能性があるので注意が必要です。
十分に休んでいるにも関わらず疲労が残る場合は、強度が高すぎる可能性があるので、適宜調整してください。例えば、毎日ウォーキングするのが難しいなら、1週間の半分は体操をするなど工夫してみましょう。
4. お金がかからない
資金面の不安を感じているなら、お金がかからないことを趣味にしましょう。例えば、ウォーキングや体操は資金がなくてもできます。
お金のことが気になると、趣味を最大限楽しめなかったり継続できなかったりします。特に年金暮らしの場合は、お金のかからない趣味であれば気兼ねなく楽しめるでしょう。
5. 生きがいが感じられる
楽しめる趣味が見つかれば、生きがいが感じられるようになります。特に、現在の生活の中で生きがいが感じられない場合は、新しいことに挑戦してみるのがおすすめです。
興味があることから体験し、心から楽しめる趣味を探してみてください。興味が持てることがないなら、過去に熱中していた趣味に再挑戦してもよいでしょう。
生きがいの見つけ方については、関連記事の「【保存版】高齢者の生きがいの見つけ方を解説!重視すべきポイントや重要性を紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
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