【必見】定年後にしてはいけないこと7選!退屈地獄に悩まない過ごし方ランキングTOP5を紹介
「定年後は退屈地獄に悩みたくない」
「仕事で充実しているから、定年後の生活がつまらなくなりそうで不安」
「定年後の孤独や病気を回避するためにしてはいけないことは?」
定年前は1日の大半を仕事に費やすため、退職後の生活に張り合いがないと感じる方がいらっしゃるのではないでしょうか。退屈な生活を回避したいなら、定年後は新しいことを始めるのがおすすめです。
そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説していきます。
- 定年後にしてはいけないこと
- 退屈地獄を回避するおすすめの過ごし方
- 生活を充実させるコツ
「時間を自由に使える定年後こそ生活を充実させたい」という方は、必読の内容です。ぜひ、最後までお読みください。
定年後にしてはいけないこと7選
定年後はそれまでの生活習慣が一変しますが、その際におちいりがちな「やってはいけないこと」があります。ここでは代表的な7項目を紹介します。
- 年金だけに頼る
- 浪費
- 家に引きこもる
- ひとりぼっちで過ごす
- 過度な運動
- 未経験の大口投資を始める
- 完全にリタイアする
順番に解説していくので、定年後の生活について考える際に意識してみてください。
1. 年金だけに頼る
定年後は、年金だけに頼らないようにしましょう。なぜなら、定年後に年金以外の収入源がないと、生活資金が不足するリスクがあるからです。
「人生100年時代」と言われるように、定年後の生活は長期に及びます。年金しか収入源がないと、生活費が足りなくなってしまうことがあります。
また、家電の故障や入院などによる急な出費が発生し、生活資金を削らざるを得なくなることも。そのため、定年後は年金以外にも収入源があると安心して生活できます。
再就職をしたり個人事業主になったりと、さまざまな選択肢があるので、ご自身に合った働き方を考えてみましょう。
2. 浪費
定年後は、浪費しないように心がけましょう。定年時に多額の退職金を受け取るため、必要以上にお金を使ってしまう可能性があり注意が必要です。
日本人の平均寿命は80歳を超えているので、定年後も長い生活が待っています。定年後は収入が減ってしまう場合が多いので、生活に必要な金額を計算し、計画的に使っていきましょう。
3. 家に引きこもる
定年後にすることがないからといって、家に引きこもらないようにしましょう。外出しない日々が続くと、社会との関わりが薄れていってしまいます。
人と会ったり会話をしたりする機会がなくなるので、退屈に思うだけでなく孤独を感じやすくなるでしょう。
また、家から出ないことで筋力の低下が早く進んでしまうことも。特に趣味や仕事がない方は、家で長時間テレビを見て過ごすことがあります。
テレビを見る時間が長いほど体を動かす時間が減ってしまうので、健康に悪影響を及ぼす恐れがあります。定年後も元気に過ごしたい方は、テレビの時間を制限したり散歩を日課にしたりして、家に引きこもらないようにしましょう。
自宅でテレビばかりを見る弊害について詳しくは、関連記事の「定年後にテレビばかりを見て過ごす5つの弊害!おすすめの過ごし方やしてはいけないことを解説」にて解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
4. ひとりぼっちで過ごす
ひとりぼっちで過ごすことは、心身の健康に悪影響を及ぼすことがわかっているので、避けるように心がけましょう。
定年後に仕事から離れると、人と会う機会が減ってしまいます。特に単身の方は、定年後に孤独になりやすいです。
社会とのつながりが薄くなると、以下のような病気の発症リスクが高まると言われています。
- 脳卒中
- 心臓病
- 認知症
また孤独を感じると、ストレスが増大することもわかっています。社会とのつながりが健康寿命を延ばすとも言われているため、仕事をしたり趣味を見つけたりするのがおすすめです。
5. 過度な運動
運動は筋力の維持など、元気に過ごすために有効ですが、過度におこなうとかえって健康を害するリスクがあります。
長期にわたって運動をしすぎると、関節に負担がかかって痛みが生じることがあります。関節に痛みが生じると体を動かしにくくなり、筋力の低下が進みやすい状態に。
また、積極的に体を動かすと発汗量が増え、脱水症状を引き起こすリスクが高まるので要注意です。年齢を重ねると感覚が鈍くなるので、軽度の脱水症状では気づかない場合があります。
脱水症状が進行すると、意識を失ってしまうことがあるので、異変に気付けないデメリットは非常に大きいです。命に関わる問題に発展することがあるので、過度な運動は控えて脱水症状のリスクを下げましょう。
ちなみに、水分の摂取量によっては運動をしなくても脱水症状を引き起こすことがあります。健康的に過ごしたいなら、こまめな水分補給を心がけてください。
6. 未経験の大口投資を始める
定年後に投資を始めようとしている方は、最初から大きな金額を投じないようにしましょう。退職金という大きな金を手にした際、より大きな利益を得ようと投資を検討する方が増えています。しかし、知識や経験がない状態で大きな金額を投じることは、資産を失うリスクを高めるでしょう。
とくに投資初心者は感情に流されやすく、短期的な市場の変動に過剰反応することがあります。また投資を始めて間もない頃は、リスクの高い判断をしてしまう可能性があることにも注意が必要です。
さらに大口投資を行うと資金が特定の投資先に固定されるため、緊急な資金需要が発生した際に対応できなくなることがあります。特に定年後は医療費や生活費など、急な支出が増える可能性があるため、手元の現金を減らしすぎないことが重要です。
投資を行う際は、まず知識を正しく身につけ少額から始めましょう。積立型の投資信託などでリスクを極力抑えつつ、安心して資産運用を行うことをおすすめします
7. 完全にリタイアする
定年後にリタイアして完全に仕事をやめてしまうと、定期的な収入がなくなり、生活設計に大きな影響を考えます。 特に、退職金や貯蓄を生活費に充てる場合、予想以上に早く資金がなくなってしまうことがあります。老後資金が不足すると、生活を維持できなくなるリスクがあるので注意が必要です。
また長年働いてきた人にとって、職場は社会的なつながりを感じられる重要な場所でした。そのため定年後に人と合うことが少なくなり、ストレスを感じてしまうケースがあります。そして完全にリタイアしてしまうと、毎日が休日となり生活リズムが崩れ、健康の維持に悪影響が及ぼすかもしれません。
そのため完全なリタイアではなく、パートタイムでの仕事やボランティア活動など、無理のない範囲で社会との関わりを持ち続けることをおすすめします。自分のペースで活動し続けることで、充実した毎日を送ることができるでしょう。
定年後の退屈地獄を回避するおすすめの過ごし方ランキングTOP5
定年後は好きなように時間が使える一方で、打ち込む対象がなくてつまらないと感じることもあるでしょう。退屈な日々が続くとストレスが溜まってしまうので、定年後は新しいことを始めてみるのがおすすめです。
ここでは、定年後の過ごし方をおすすめの順番に紹介します。
- 新しい仕事を始める
- 旅行する
- 趣味を楽しむ
- スポーツを始める
- ボランティア活動に参加する
定年後の退屈地獄を回避したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. 新しい仕事を始める
定年後にやりたいことが見つからない方は、新しい仕事を始めてみてはいかがでしょうか。仕事をすれば、収入が増えて経済的な不安を軽減できるだけでなく、人と関われるので孤独を感じにくくなります。
特に年金暮らしに不安を感じている方や単身でお住まいの方は、新しい仕事をすることがおすすめです。せっかくの機会なので、今までの経験を活かせる仕事だけでなく、全く異なる職種も検討してみましょう。
ただし、定年後すぐに新しい仕事を始める必要がない場合もあります。多くの企業では60歳を定年としていますが、高年齢雇用安定法によって65歳までの雇用確保が義務づけられています。
つまり、定年を迎えてから同じ企業で5年程度は働けるということです。定年後すぐに新しい仕事を始めるのが難しい場合は、同じ会社に再雇用してもらった上で転職の準備を進めても良いでしょう。
また、自分のペースで働きたいなら、個人事業主になる選択肢もあります。このように、定年後はさまざまな選択肢があるので、ご自身に合った働き方を見つけることが重要です。
関連記事の「【最新】定年後の仕事おすすめランキングTOP10!シニアの働き方や今からできる対策を徹底解説」では、定年後におすすめの仕事をランキング形式で紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
2. 旅行する
定年後は自由な時間ができるので、旅行に行くのがおすすめです。仕事をしている頃はまとまった休みが取りにくいため、なかなか旅行に行けないですよね。
定年前に行きたいところがあっても、あきらめざるを得ないこともあったのではないでしょうか。我慢をしながら定年まで仕事を頑張ったのですから、自分へのご褒美として旅行しても良いでしょう。
定年後なら時間を十分に確保できるので、いつでも好きなタイミングで旅行に行けます。定年後の旅行は、退職金の有用な使い道になるでしょう。
3. 趣味を楽しむ
定年後は、思いっきり趣味を楽しむチャンスです。退職すると、1日の大部分を占めていた仕事がなくなるため、趣味の時間を持ちやすくなるでしょう。趣味があると、単に楽しめるだけでなく交流の輪が広がり、生活が充実します。
趣味がない方は、お近くのカルチャーセンターに行ってみるのはいかがでしょうか。興味があることを複数やってみて、ご自身に合った趣味を見つけてみましょう。
4. スポーツを始める
定年後こそ、スポーツをするのがおすすめです。定年までは通勤が運動代わりになりますが、退職すると体を動かす機会が減ってしまいます。
体を動かさないと、筋力の低下が進みやすくなります。定年後は通勤などで歩く機会がなくなるため、意識的に体を動かさないと筋力の低下を抑えられず、ちょっとした段差でつまずいてしまうことも。
高齢の方は転倒によって足の付け根を骨折し、最悪のケースでは寝たきりになってしまう可能性があります。行動が制限されると、それこそ退屈地獄になってしまうでしょう。
そのため、定年後はスポーツを始めて、適度に筋肉を使うことが重要です。ゲートボールや太極拳などはシニア層に人気なので、取り組むことで体を動かせるだけでなく、友人ができるきっかけになるでしょう。
5. ボランティア活動に参加する
老後資金に余裕があったり、社会貢献に興味があったりする場合は、ボランティア活動に参加しましょう。
ボランティア活動に参加すると人と交流できるので、孤独を感じにくくなります。また、適度に体を動かせる上に感謝されるといったメリットもあります。
参加するボランティア活動を探す際は、自治体のボランティアセンターを活用してみてください。すでに参加したいボランティア活動があるなら、直接交渉をしても良いでしょう。
定年後に充実した生活を送っている方の事例を紹介
定年後にやってはいけないこととして「家に閉じこもる」「過剰な運動」などがありますが、解消するためのあらゆる条件を満たすのは「外に出て働くこと」です。ここでは、本ブログを運営するうぇるねすに勤務する管理員の事例を紹介します。
- 「家でごろごろしてはいけない」と適度に身体を動かせる仕事を選んだ事例
- 働き始めることで大きな健康効果を得られた事例
「ご自身も当てはまる」と感じた方は、ぜひ行動を始めるきっかけにしてみてください。
1. 「家でごろごろしてはいけない」と適度に身体を動かせる仕事を選んだ事例
九州・沖縄支店に所属する庄田さんは、定年退職後に「家でごろごろしていると身体がなまってしまう」と感じてフルタイム以外の仕事を探し始め、うぇるねすのマンション管理員の仕事に出会いました。
実際に働いてみていい仕事だと感じた理由は「適度に身体を動かせる」ことと「頭も使える」ことであるとのことです。定年後も適度な頻度・適度な緊張感をもって仕事をできることに、やりがいを感じていただいています。
庄田さんは、定年後も社会とのつながりを持つことが大事だと実感しています。身体と頭の衰えを防ぐためにも、家でゴロゴロすることなく外に出て仕事することが大切であるとおっしゃっていました。
引用元:うぇるねす管理員さん紹介「九州・沖縄支店 庄田眞一さん」
2. 働き始めることで大きな健康効果を得られた事例
東京都町田市在住の大竹さんは、定年退職後に新たな挑戦としてマンション管理員の仕事を始めました。「100歳まで働こう」という会社の理念に共感し、身体が動く限り活躍できる場所があることを嬉しく感じたとのことです。
実際に仕事を始めてみると、予想以上の健康効果が得られました。午前中4時間の仕事でそこそこな運動量があり、3キロの減量に成功しました。 特に、マンションのガラス拭きなどの作業によって肩周りの血行が改善され「肩こりが良くなった」と大竹さんは話します。
さらに、継続的な運動効果で血糖値が正常値に戻りつつあるなど、医師も驚くほどの健康改善が見られました。「孫の動きについていけるようになった」と、日常生活での変化を実感しています。
大竹さんは「高額な月謝を優先してジムに通っより、お小遣いをもらいながら健康になれる仕事の方がいいです」と、同年代の方にもマンション管理員の仕事を推奨しています。
定年後の生活を充実させる3つのコツ
ここでは、定年後の生活を充実させるコツを紹介します。
- 目標を定める
- 健康管理を徹底する
- 社会との関わりを大切にする
いくつになっても健康的に楽しく生活したいという方に、役立つ内容です。それぞれ解説するので、定年後の生活にぜひ取り入れてみてください。
1. 目標を定める
仕事でも趣味でも目標を定めると、生活が充実します。目標を決めることで、モチベーションが高まり、物事に積極的に取り組めるようになります。
ただし、目標の難易度が高いとなかなか達成できずに、ストレスの原因になってしまうことがあるので要注意です。目標を設定する際は、少し頑張ったら達成できるような内容にすることがおすすめです。
目標を達成すると達成感が得られ、さらにモチベーションが高まります。複数の目標を定めておけば達成頻度が高まるので、定年後も活発に行動したい方はぜひ実践してみてください。
2. 健康管理を徹底する
定年後は若い年代よりも体調を崩しやすいので、健康管理を徹底しましょう。定年後に趣味や仕事に打ち込むには、健康である必要があります。
健康を維持するには、栄養管理や運動などをおこなって規則正しい生活を送ることが重要です。ただし、どんなに体調管理を徹底していても、年齢を重ねている分不調を引き起こしやすいのが事実です。
そのため、不調を感じたら早めに対策を講じるようにしてみてください。医療機関を受診したり生活習慣を改善したりといった対応は、早めに行ったほうが効果的です。
仕事をやめると健康診断を受ける機会がなくなるので、ご自身で病院に行ったり人間ドックを利用したりしてみましょう。
自治体によりますが、高齢の方は無料あるいは安価で健康診断が受けられる場合があるので、日頃からチェックしておくことをおすすめします。
3. 社会との関わりと大切にする
定年後の生活を充実させたいなら、社会との関わりを大切にすることを心がけてみてください。社会との関わりがあると人と接する機会が増えるので、孤独を感じにくくなります。
反対に社会との関わりが薄れると、生活圏が狭くってしまうだけでなく、以下のような機能・状態が悪化してしまうので注意が必要です。
- 心の健康
- 口腔機能
- 栄養状態
- 身体機能
悪化が進行すれば仕事や趣味に打ち込むどころか、家から出ることが億劫になってしまうでしょう。特に定年後に仕事をやめると、社会とのつながりが弱まりやすいので、積極的に所属するコミュニティを増やすことが重要です。
手軽にコミュニティに所属するには、仕事することがおすすめです。仕事をすれば、自然と人と関わる機会が増えます。退屈な日々から抜け出せるだけでなく、経済的な不安を解消できるので一石二鳥です。
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