【即解決】老後に「お金がない」とみじめな思いをしないための方法5選!シニアの経済状況や困窮する人の特徴も解説
「お金がない老後ってみじめなのかな…?」
「貯金がなくて年金だけでは毎日の生活が不安」
「みじめな老後にしないために出来ることを知りたい」
定年退職を迎え、収入が大きく減ってしまうと毎日が不安ですよね。小さな出費にも気を遣うようになり「みじめだな」と感じてしまうことを恐れている人も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では以下の内容について解説します。
- シニアの経済状況
- 老後にお金がなくてみじめになりやすい人の特徴
- 老後にお金がない状況を避ける対処法
- お金に困ったときの解決方法
本記事を参考にすれば、みじめな気持ちにならずに楽しく老後を過ごすヒントが見つかりますので、ぜひ最後までお読みください。
お金がない老後はみじめ?シニアの経済状況を解説
「やっぱりお金がない老後はみじめなのかな…」と気になる方のために、こちらではシニアの経済事情を解説します。
- 老後に必要な生活費は増えている
- 年金だけでは生活が厳しい
- 生活保護を受けるシニアが増えている
物価の高騰や年金額の減少などを背景に、シニアを取り巻く経済状況は厳しくなってきています。「老後は贅沢しようと思っていないから大丈夫」という方でも、計画的に過ごさないとすぐにお金が無くなってしまうでしょう。
シニアの経済事情を知り、これからの生活に役立ててくださいね。
1. 老後に必要な生活費は増えている
総務省の家計調査年報によると、2021年の65~69歳の夫婦のみの消費支出は月額22万4436円、単身世帯は13万2476円です。また、内閣府の「高齢者の経済生活に関する意識調査結果」では、以下のような結果が出ています。
- 「現在の暮らしに経済的な不安がある」と答えた人が前回(平成13年)より約1割増
- 高齢化によって社会保障費用などの負担が大きくなったと感じている人が多い
- 生活費が足りず「子供からの経済的な援助を受けることになるだろう」と答えている人は約12%増加
「生活費が足りない」「日々の負担が以前よりも重くなった」と感じている人が多いと分かります。「老後2000万円問題」が叫ばれているように、老後に必要な資金は膨大な額になっています。
参考:総務省統計局|家計調査年報(家計収支編)2021年(令和3年)
2. 年金だけでは生活が厳しい
年金は退職後の重要な収入源ですが、生活に十分な額を受給できるとは限りません。内閣府の調査では、生活費を「年金等の収入のみでまかなえる」と答えた人は、平成13年の調査よりも約5%少なくなっています。
また、高齢化の影響により受給できる年金額は年々減少傾向にあり、年金だけで生活することはまずます難しくなっていくでしょう。現在の単身世帯の年金平均受給額は15万円弱です。生活費の平均が13万2476円なので、想定外の出費があるとすぐに生活費を賄えなくなってしまいます。
「年金しか収入がなく生活が厳しい」という方は、関連記事「【すぐできる】年金だけで生活できない場合の対処法5選!必要な費用や平均受給額を紹介」にて詳しい対処法を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
3. 生活保護を受けるシニアが増えている
シニアを取り巻く経済状況が厳しくなっていくなか、生活保護を受ける高齢者が増えています。65歳以上の人口に占める生活保護受給者の割合は2.63%であり、全人口に占める生活保護受給者の割合(1.58%)より高いです。
このようなデータからも、他の年代と比べてもシニア世代は経済的に困窮するケースが多いと言えます。生活保護受給者は特に単身世帯に多く、周りに頼りにくい状況の高齢者は特に危険です。生活保護にはデメリットもあるので、安易に頼るべき制度ではありません。
また、生活保護を受けたり、自己破産したりするとみじめな気持ちになってしまう可能性があります。何をするにもお金のことを考えなくてはいけず、不安がつきまとうかもしれません。生活保護や自己破産に頼らないためにも、生活ができなくなる前に自力で暮らしていけるように工夫していきましょう。
参考:内閣府|第1章 第2節 2 (5)生活保護受給者(被保護人員)は増加傾向
老後にお金がなくてみじめな思いをする人の特徴5選
「みじめな老後にしたくない」「どんな行動をするとお金が無くなってしまうの?」と不安な方のために、こちらではお金に困る人に共通する特徴を紹介します。
- 浪費癖がある
- ローンや借金が残っている
- 生活水準と収入が見合っていない
- 貯金がまったくない
- 見栄を張ってしまう
それぞれ詳しく確認していきましょう。
1. 浪費癖がある
小さな支出に無頓着だったり、無計画にお金を使ってしまったりする人は要注意です。退職金を受け取ってもすぐに使い切ってしまうリスクがあり、気づいたらお金がないという状況に陥ってしまうかもしれません。
まずはご自身の収入と支出の内訳を確認してみましょう。「支出が収入を超えていた」「そのことに気づいていなかった」という方は、すぐにお金の使い方を見直してみてくださいね。
2. ローンや借金が残っている
ローンや借金の返済は毎月発生するため、非常に重い負担になります。高齢者の自己破産の原因の約1割が住宅購入によるものという調査結果もあり、なかでも住宅ローンは特に重荷になりやすいです。
ローンや借金は退職金などを充てて、なるべく早く返済しましょう。ただし、返済を焦るあまりに直近の生活費を圧迫させないよう注意が必要です。また、高齢になってからローンを組むのはリスクが大きいので慎重に検討してください。
3. 生活水準と収入が見合っていない
支出が収入を大幅に上回っている方は、すぐに貯金も尽きてしまうので困窮状態に陥りやすいでしょう。定年退職により、収入が大幅に減ってしまった人によく見られます。
高齢になるにつれて医療費や介護費などの出費は増えていくので、生活水準は収入に合わせて「経済的に無理のない暮らし」を送るようにしましょう。
4. 貯金がまったくない
生活がぎりぎりなため、貯金に回すお金がないという方も要注意です。貯金がまったくなく、自転車操業的な家計状態を繰り返していると、医療費など臨時で必要な大きな出費に対応できません。
高齢になるにつれて、万が一に備えておく重要性は高くなっていきます。そのため、貯金をする余裕を生むためにできることがないか考えてみましょう。
5. 見栄を張ってしまう
お金を使う娯楽が必要不可欠だと考えている方や「消費を我慢するのは不満」という考え方が根付いている方も、要注意です。自分の楽しみや体裁を保つために、余分な支出を重ねていってしまう可能性があります。
節約が苦痛になるだけでなく、支出を抑えた暮らしが大きなストレスになることもあるでしょう。それでも、将来使えるお金がなくなってしまう方がさらにみじめな気持ちになります。
そこで、お金を使わない趣味を見つけたり、金銭的な贅沢以外に楽しみを作れたりすると、支出を減らしながら日々の生活の充実度を上げられます。
「お金のかからない趣味を知りたい」という方は、関連記事「【保存版】60代におすすめのお金のかからない趣味17選!選び方のポイントも紹介」で詳しく解説しているので、ぜひ確認してみてくださいね。
老後にお金がなくてみじめな思いをしないための対処法5選
「お金がなくてみじめな思いをしないために今からできることはある?」と気になる方のために、こちらでは対処法を紹介します。
- 年金以外の収入源を作る
- 毎月の支出と収入を細かく把握する
- 規則正しい健康な生活を送る
- 固定費を削減する
- 周りと比べない
今日からできることも多いので、ぜひ取り入れてみてくださいね。それぞれ詳しく確認していきましょう。
1. 年金以外の収入源を作る
年金以外の収入源ができると、経済的な不安を大きく和らげられます。「シニア歓迎」の求人や、自身の経験を生かせる仕事であれば無理なく働けるでしょう。
責任感を持って給与を得られるので、運動やコミュニケーションの機会になるだけでなく、仕事自体が生きがいなります。「退職後時間を持て余している」「他の人と話す機会が欲しい」という方は、ぜひ検討してみましょう。
特別な資格もいらず、体力的な負担も大きくない仕事を探している方にはマンション管理員がおすすめです。働き方の幅が広いので、生活リズムに合わせて働けます。
シニアの再就職でおすすめの仕事については、関連記事「【保存版】定年後の再就職におすすめの仕事10選!採用に有利な資格や給付金も紹介」で詳しく解説しているので、ぜひお読みください。
2. 毎月の支出と収入を細かく把握する
自分が何にいくら使っているのか、年金は毎月いくら振り込まれているのかを明確にしましょう。支出と収入を把握できていないと、効果的な節約ができません。
家計簿をつけたり、カードの利用明細をこまめにチェックしたりするのがおすすめです。支出を食費や光熱費などの項目別に計算し「思っているよりも支出が多い」費目に関しては、特に節約を心がけましょう。
シニアの収入源の平均や、生活費の内訳については関連記事「【60〜70歳以上】定年後の3つの収入源の相場を世代別に紹介【生活費の内訳や年金受給のポイントを解説】」にて詳しく解説しているので、節約の参考にしてみてくださいね。
3. 規則正しい健康な生活を送る
医療費は大きな出費になるので、健康を保てると支出を減らせます。シニアの不調の多くは、生活習慣を改善することで予防できます。
そのため、普段から健康的な生活を意識しましょう。まずは以下の3点の改善から、始めてみてくださいね。
- バランスの良い食事を適切な量食べる
- 質の良い睡眠を十分にとる
- 適度な運動を日常的に行う
また、健康診断を定期的に行ったり、不調を感じたらすぐに医療機関を受診したりすることも効果的です。
4. 固定費を削減する
固定費を削減できると、日々の生活に余裕ができます。以下の3項目を中心に、削減できる部分がないか確認してみましょう。
- 家賃
- 光熱費
- 通信費
現在の住居を持て余している場合は、売却したり引っ越したりすると節約につながる可能性があります。また、光熱費や通信費は利用状況に合ったプランに変更すると安く済むかもしれません。
普段の買い物などでも、利用できる割引制度をフル活用するのがおすすめです。少ない収入でも余裕を持って生活するための方法は、関連記事「【解決策】少ない年金で暮らす方法は節約と仕事!おすすめ各7選と生活保護などの制度を紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
5. 周りと比べない
「お金がなくてみじめ」と感じている人は、無意識に周りと比べてしまっている可能性があります。「どうしてあの人はあんなに余裕のある暮らしをしているのに私は…」と考えることが多い人は、要注意です。
周りの人と比べず、自分の生活を楽しめるように工夫をしましょう。以下の方法がおすすめです。
- 趣味や仕事を始めて人生の充実度を上げる
- お金を使わない娯楽を見つける
- 金銭感覚の合わない人との付き合い方を見直す
人と比べずに自分の生活への満足度を上げられれば、みじめな気持ちは軽減できるでしょう。
【緊急】老後にお金がなくて深刻な状況になったときの対処法2選
「すぐにでもお金が必要」と困っている方のために、こちらでは深刻な状況への対処法を紹介します。
- 家族に相談する
- 公的制度の利用を検討する
それぞれ詳しく確認していきましょう。
1. 家族に相談する
家族に頼れる場合、支援してもらえないか相談してみましょう。仕送りをしてもらうほか、可能であれば同居するのも有効です。同居すると固定費が減るだけでなく孤独感も緩和できるので、支出を減らしながら毎日の充実度を上げられます。
お金がなく孤独な状況にいると、どんどんみじめな気持ちになってしまいます。限界になる前に家族に相談してみましょう。
2. 公的制度の利用を検討する
以下の公的制度の利用も、経済的な不安の軽減に効果的です。
- 生活福祉資金貸与制度
- 年金の繰上げ受給(60~64歳のみ)
- 生活保護
それぞれの利用条件や、デメリットはよく確認してくださいね。また、介護や医療に必要な資金については助成金が出る場合があります。
リフォームを行ったり、治療を受けたりする際はお住まいの自治体に問い合わせてみましょう。老後の資金が足りない際の対処法については、関連記事「【必見】老後の資金がないときの対処法6選!必要な金額や利用できる制度を紹介」でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
【全国採用】うぇるねすでは一緒に働く仲間を募集しています
本ブログを運営する株式会社うぇるねすでは「マンションサポーター」として一緒に働く仲間を募集しています。マンションサポーターとは、マンションの管理員がお休みする際に代わりに業務を行う仕事です。
うぇるねすで働くマンションサポーターには定年がありません。「時間や場所に縛られない、自分で自由に選べる働き方」が実現できます。
実際に現役のマンションサポーターから、以下の声が届いています。
- 社会との繋がりができて感謝されるのが嬉しい
- 働く日程・時間が選べるのでゆとりや余裕が出来た
- 適度な運動になるので仕事の次の日は体が軽い
- 色々な街に行けて旅行気分が味わえる
少しでもうぇるねすの仕事に興味を持たれた方は、以下のボタンから詳しい業務内容をご覧ください。