【必見】子なし夫婦が悲惨な老後を避けて幸せに暮すポイント9選!よくある不安も5つ紹介

【必見】子なし夫婦が幸せな老後生活を送るポイント!よくある悩みごとも紹介

「子どもがいないから、なんとなく老後が心配…」
「子どもがいない場合、老後にむけて準備しておくことはある?」
「夫婦2人で充実した老後生活を送りたい」

周りから子どもや孫の話を聞くと「自分にはパートナー以外に頼れる人がいないから不安になってくる」という方はいるのではないでしょうか。実際に、老後生活を夫婦2人きりで送ることに、漠然と不安を抱えている方はいます。そこでこの記事では、以下の内容について解説します。

  • 子なし夫婦の割合
  • 子なし夫婦が老後に不安に思うこと
  • 幸せな老後を送るためのポイント

老後の不安を解消できる内容となっているので、ぜひ最後までお読みください。

子なし夫婦の割合は7.7%

子なし夫婦の割合

近年、日本における子なし夫婦の割合は増加傾向にあります。2021年に実施された「第16回出生動向基本調査」によると、結婚持続期間が15年から19年の夫婦のうち、子どもの数が0人である割合は7.7%でした。この割合は、過去の調査結果と比較しても大きく増加しています。

1977年の第7回調査から2002年の第12回調査までの間、同条件の子なし夫婦の割合は3%台で推移していました。しかし2021年の調査結果では7.7%となり、2倍以上増加していることがわかります。このデータから「子どものいない夫婦」という選択が、より一般的になってきていることが読み取れます。

さらに、子どものいない夫婦の世帯数自体も増加しています。2005年の国勢調査では約962.5万世帯でしたが、2020年には約1,115.9万世帯にまで増加しました。全世帯数に占める子なし夫婦世帯の割合も、19.6%から20.1%に増加しており、子どものいる世帯との差が急速に縮まっている現状があります。

このように、日本における子なし夫婦の割合は、社会全体の価値観の変化やライフスタイルの多様化を背景に増加傾向にあります。この事実は、子なし夫婦が老後に直面する課題を考える上で重要な視点となるでしょう。

参照元:国立社会保障・人口問題研究所|第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)

子なし夫婦が老後に不安に思うこと5選

子なし夫婦が老後に不安に思うこと

「老後生活がなんとなく心配だけど、具体的に何かと言われると分からない」という方は多いのではないでしょうか。そこで、ここでは子なし夫婦によくある悩みごとを紹介します。

  1. お金
  2. 住まい
  3. 介護
  4. 相続
  5. 社会的な孤独

1つずつ詳しく解説しますので、自分の悩みを見つけるためにも参考にしてみてください。

1. お金

子育てがない分、老後の生活に向けて貯蓄してきたという夫婦でも、いざという時に頼れる人がいないため不安に思うことがあるでしょう。現在の日本は「人生100年時代」と言われるほど、男女共に平均寿命が伸びています。

2021年における平均寿命は男性で81.47 歳、女性で87.57歳となっており、90歳を迎える人の割合も20年前と比べて増えています。多くの人が長寿を迎えられるようになり、人生を楽しむ時間が増えるという点ではメリットですが、その分お金が必要です。

老後は年金受給や介護保険の活用などさまざまな制度はあるものの、費用の一部は自己負担です。特に、子なし夫婦の場合は親族からのサポートが受けづらいため、計画を立てて準備しておかないと資金が足りなくなってしまうことがあるでしょう。

老後にお金がなくて嫌な思いをしたくないという方は、関連記事の「【即解決】老後に「お金がない」とみじめな思いをしないための方法5選!シニアの経済状況や困窮する人の特徴も解説」にて詳しい方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

参照:厚生労働省|令和3年簡易生命表の概況

2. 住まい

老後の住まいをどのような基準で選べば良いか分からない方は、多いのではないでしょうか。老後は体力が落ちる上に夫婦2人で生活しなければならないので、今住んでいる場所が不便になるかもしれません。

そのため「どこでどのように暮らすのか」を決める必要があります。例えば、今の住まいをリフォームしたりシニア向けの賃貸住宅に引っ越したりなど、さまざまな選択肢があるのでパートナーとしっかり話し合いましょう。

また、持ち家やマンションなどのマイホームがある場合は、相続問題に発展する可能性があるため注意が必要です。このように、今後の住まいを決めるには、介護や相続・老後資金など多くの状況から判断しなければならないので、早めに情報を集めて検討することが大切です。

2−1. 賃貸物件に住むメリット

子なし夫婦が賃貸物件を選ぶメリットは、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できる点です。転勤や趣味の変更など、環境の変化に合わせて住む場所を自由に選べます。

また、子どものための部屋を確保する必要がないため、コンパクトな間取りの物件を選択して、家賃を抑えつつ快適な生活を送ることが可能です。さらに、物件の管理や修繕は基本的に貸主が行うため、手間や費用を削減できるのも魅力です。賃貸物件は子なし夫婦にとって、自由度が高く負担の少ない住まい方と言えるでしょう。

2−2. 持ち家に住むメリット

持ち家の最大のメリットは、資産としての価値がある点です。将来的に売却や賃貸に出すことで、経済的な利益を得られる可能性があります。

住宅ローン完済後は、住居費の負担が大幅に軽減され、老後の生活資金に余裕が生まれますまた、持ち家は住環境を自由にカスタマイズできる点も魅力です。自分たちの好みに合わせてリフォームや改築を行い、より快適な住空間を実現できます。

さらに、長年住み慣れた家は精神的な安心感をもたらし、地域社会とのつながりを深める基盤となります。老後を安心して過ごすために、持ち家は有効な選択肢の1つでしょう。

3. 介護

老後生活において、避けられないのが介護問題です。子なし夫婦は頼れる人が少ないため、老老介護やパートナーが亡くなってから要介護状態になった時などに備えておく必要があります。

実際に、少子高齢化が進んでいる日本では要介護者が年々増えており、2022年は686.6万人となっています。介護期間が長引くにつれ、お金の不安も出てくるでしょう。

生命保険文化センターの調査によると、毎月の介護費用は平均8,3万円というデータが出ています。さらに、住宅改造や介護用ベッドの購入などに平均74万円かかっているので、年間174万円ほどのお金が必要です。

参照:生命保険文化センター|生命保険に関する全国実態調査、厚生労働省|介護保険事業状況報告の概要

4. 相続

自分やパートナーが亡くなった際、どのように相続すれば良いか分からない方はいるのではないでしょうか。子どもがいる場合は、配偶者に2分の1を相続し、残りは子どもの人数に応じて均等に分配します。

しかし、子なし夫婦の場合は第2順位の父母や祖父母、第3順位の兄弟姉妹や甥姪にも相続する場合があります。そのため、遺産を分割する際は被相続人の両親や兄弟姉妹と協議しなければならず、話し合いの際に揉めるケースが多いです。

とくに、相手の家族とあまり付き合いがなかったり仲違いしていたりする場合は、トラブルの火種となりやすいので注意しましょう。

5. 社会的な孤独

子なし夫婦が老後に直面する大きな不安の1つに、社会的な孤独が挙げられます。子どもという存在は、夫婦と社会をつなぐ重要な役割を担います。学校行事や地域活動への参加を通じて、新たな人間関係が築かれることも少なくありません。子どものいない夫婦は、こうした社会との接点を持つ機会が減ってしまう傾向にあります。

とくに配偶者が亡くなってしまったた場合、さらに社会的なつながりが希薄になります。子どもがいれば、定期的な訪問や連絡を通じて、精神的な支えを得ることができます。しかし、子どものいない夫婦は、配偶者を失った後に深い孤独に陥りやすいでしょう。

このような孤独を防ぐためには、意識的に社会とのつながりを維持し、コミュニティを構築することが重要です。趣味の集まりや地域活動に積極的に参加することで、新たな友人との出会いが期待できます。また、既存の友人関係を大切に育み、定期的に交流を持つことも効果的です。社会的なつながりは、老後の生活を豊かにし、孤独感を軽減するために不可欠な要素と言えます。

子なし夫婦が悲惨な老後を避けて幸せに暮すポイント9選

子なし夫婦が幸せな老後を送るためのポイント

金銭面や健康面など、老後の不安が尽きない方は多いでしょう。悩みを解消するには、老後に起こり得るリスクに対して備えておくことが大切です。ここでは、子どもがいなくても幸せに暮らすための方法について解説します。

  1. 老後にかかるお金を把握する
  2. 住まいを決める
  3. 介護についてお互いの意向を確認する
  4. 身元保証サービスを利用する
  5. 遺言書を作成する
  6. 死後事務委任契約を結ぶ
  7. 生きがいを見つける
  8. 人とのつながりを大切にする
  9. 健康を維持する

パートナーと2人で楽しく暮らしたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. 老後にかかるお金を把握する

金銭的な不安を解消するためにも、まずは老後にかかるお金を把握することが大切です。総務省統計局によると、仕事をリタイアした65歳以上の夫婦における1ヶ月の生活費は224,436円です。

あくまで平均なので、毎月家計簿を付けて生活費をしっかり計算しましょう。もし、趣味などを楽しみながらゆとりのある老後を送りたいとなると、1ヶ月の生活費は36万円まで増えます。

厚生年金の平均受給額が月々約14万円なので夫婦で28万円分支給されますが、年金だけで生活するのは難しいでしょう。そのため、貯蓄や退職金を計算した上で、老後のライフプランを立てることが大切です。

参照:総務省統計局|家計調査年報(家計収支編)2021年、厚生労働省|厚生年金保険・国民年金事業の概況

2. 住まいを決める

夫婦2人で理想の老後生活を送れるように、どのように暮らしたいのかをパートナーと話し合いましょう。例えば、自然に囲まれながらのんびり暮らしたいのであれば、地方移住を検討した方が良さそうです。

また、持ち家と賃貸のどちらを選ぶのかも考えておきたいところです。持ち家は、ローンを完済すれば住居費を抑えられますが、メンテナンス費が必要になる場合があります。一方で賃貸は、ライフスタイルに合わせて自由に引っ越しできますが、家賃を払い続けなければなりません。

それぞれメリットとデメリットがあるので、お互いの希望を伝えた上で決めると良いでしょう。住まいを変える際は、手続きや準備がたくさんあるので早い段階から検討することが大切です。

3. 介護についてお互いの意向を確認する

元気なうちに、介護についてお互いの意向を確認しておきましょう。「パートナーにお世話をお願いしたい」「迷惑をかけたくないから施設に入りたい」など、人によって考え方が異なります。

お互いの希望を確認しておくことで、突然介護が必要になっても迷うことなく選択できます。また、お互いの健康状態やかかりつけ医などの情報も共有しておくと良いでしょう。

要介護状態になったパートナーと、意思疎通が困難な中で通院が必要になるケースもあります。おくすり手帳や健康保険証の置き場所も併せて把握しておくことで、万が一の時に役に立ちます。

4. 身元保証サービスを利用する

子なし夫婦にとって、老後の医療や介護を受ける際に身元保証人がいないことは大きな不安要素です。身元保証サービスは、こうした不安を解消するための有効な手段となり、以下のような幅広いサポートを提供しています。

  • 病院や介護施設への入退院時
  • 日常生活の支援
  • 緊急時の対応
  • 死後の手続きまで

身元保証サービスを利用することで、入院や入所の手続きがスムーズになり、安心して医療や介護を受けられます。24時間体制で緊急時の対応を行ってくれるサービスもあり、一人暮らしの場合でも安心して生活を送ることができます。

さらに一部のサービスでは、死後の手続きの支援も行っています。遺体の引き取りや葬儀の手配、行政手続きの代行など煩雑な手続きを任せられるため、子なし夫婦にとって大きなメリットとなります。

5. 遺言書を作成する

すべての財産を配偶者に相続したい場合は、遺言書の作成が必要です。亡くなった夫もしくは妻に親や兄弟姉妹がいる場合は、配偶者と一緒に相続人になるためです。

ご両親が他界している場合は、遺言書を作成しておくことで被相続人の希望通りに相続できるので、トラブルを事前に回避できます。また、生命保険を活用したり生前贈与したりするのも有効です。生命保険金は相続財産の対象外のため、受取人に全額支払われます。

生前贈与に関しては、本人が「誰に財産をどれくらいあげるのか」を自由に決められます。贈与税には注意が必要ですが、遺言書よりも確実に自分の希望通りに資産を渡せるため、早めに検討しておくと良いでしょう。

6. 死後事務委任契約を結ぶ

死後事務委任契約は、自分が亡くなった後の様々な手続きを、信頼できる第三者に委任するための契約です。子なし夫婦の場合「相続人がいない」または「遠方に住んでいる」など、死後の手続きをスムーズに行うことが難しいケースがあります。このような状況において、死後事務委任契約は非常に有効な方法です。

死後事務委任契約では、葬儀や納骨の手続きに加え、死亡届の提出や年金の手続きなどの行政手続き、財産管理や未払い金の精算などを委任できます。これらの手続きを信頼できる専門家に委託することで、親族に負担をかけることなく、安心して最期を迎えることができます。

また、死後事務委任契約は遺言書と併用することで、より効果的に自分の意思を反映させることができます。遺言書で財産の相続先を指定し、死後事務委任契約でその手続きを委任することで、円滑な相続手続きを実現できるでしょう。

7. 生きがいを見つける

「夫婦だけの生活だと、張り合いがなくてなんとなく寂しい…」と感じている方は、パートナーと一緒にできる趣味や楽しみを見つけましょう。例えば、以下のような趣味は老後でも始めやすいのでおすすめです。

  • 旅行
  • ガーデニング
  • 写真
  • 英会話
  • ハイキング

子なし夫婦は経済的にも時間的にもゆとりがあるので、興味があることに挑戦しやすいと言えます。老後に生きがいがあることで、メリハリのある生活を送れて今よりも幸せを感じる瞬間が多くなるでしょう。

高齢者の生きがいについて詳しく知りたい方は、関連記事の「【最新版】高齢者の生きがいランキングTOP10!持つことで得られる効果も解説」も併せてチェックしてみてください。

8. 人とのつながりを大切にする

人脈は大切な財産になるので、大切にしましょう。特に子なし夫婦の場合、親族が遊びに来ることが少ないため、自分から積極的に動かなければ人と交流する機会がなくなってしまいます。

内閣府の調査で、仲の良い友人がいる人ほど生きがいを感じている割合が高いというデータが出ています。友人と会う機会を増やしたり、近所の方に自分から挨拶をしたりすることで、前向きな気持ちになるでしょう。また、家族以外の人と交流すると、リフレッシュできるだけでなく認知症の予防にもつながります。

人との交流で得られる効果については「【必見】高齢者が人との交流で得られる効果5選!おすすめな趣味・習い事も紹介」にて詳しく解説しています。こちらもあわせてご確認ください。

参照:内閣府|令和4年版高齢社会白書

9. 健康を維持する

夫婦2人で老後を楽しむためには、お互いに健康でなければなりません。パートナーとやりたいことがたくさんあっても、病気や介護状態になってしまったら実現が難しくなります。

まずは、現在の生活習慣を見直してみましょう。麵類などの簡単なもので食事を済ませていたり、1日中テレビを見て過ごしたりしていないでしょうか。

健康を維持するには、栄養バランスの取れた食事や質の高い睡眠・適度な運動が重要です。1つずつ改善していくことで、老後も元気に生き生きと過ごせるようになるでしょう。

老後も元気に過ごしたい方は「【今日からできる】元気な高齢者の共通点11選!健康なシニアの割合や楽しく年を取る秘訣を紹介」を参考にしてみてください。

働くことで子なし夫婦の老後が悲惨になる事態は回避できる

子なし夫婦が抱える老後の不安の多くは働くことで解消できる

子なし夫婦の悩みごとの多くは、仕事をすることで解消できるかもしれません。例えば、働くことで資産が増えるので、住まいや介護に関する選択肢の幅が広がります。

選択肢があるほど理想の老後生活を送りやすくなり、生きがいを感じるでしょう。また、仕事を通して多くの人とコミュニケーションを取れるので、寂しさを感じにくくなります。

会話をすることで認知症の予防にもなり、刺激を受けながら楽しい日々を過ごせるでしょう。

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夫婦でできるおすすめの仕事について詳しくは、関連記事の「【必見】夫婦でできるおすすめの仕事7選!2人で働くメリットや成功の秘訣も紹介」にて解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

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集合写真

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