マンション管理員(管理人)をやってみたらわかる4つの面白さ【1日のスケジュールを紹介】
「管理人をやってみたいけど、きつかったらどうしよう」
「管理人は毎日どんな仕事をしているの?」
「管理人にはどんな人が向いているのかな?」
定年退職してからも働く人は年々増加しており、マンション管理員を検討している方は多いです。一方で「未経験でもやっていけるの」と応募をためらっている方もいるのではないでしょうか。そこで、この記事では、以下の点について解説します。
- マンション管理員の面白さ
- マンション管理員の1日
- マンション管理員に向いている人の特徴
1日のスケジュールや苦労するところを解説しており、自分がマンション管理員が向いているか判断できる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
マンション管理員(管理人)をやってみたらわかる4つの面白さ
マンション管理員は、多くのシニア層が従事しているやりがいのある仕事です。ここでは、マンション管理員の4つの面白さについて解説します。
- 居住者とコミュニケーションが取れる
- 感謝を伝えられることが多い
- 暮らしを支えている充実感が得られる
- 自身で仕事の段取りが組める
どの項目にご自身は惹かれるか、確認しながらご覧ください。
1. 居住者とコミュニケーションが取れる
マンション管理員の楽しさは、コミュニケーションを取って居住者と良い関係が築けることです。普段から積極的にお声がけしていると、気軽に声をかけてくれるようになります。また、居住者からのちょっとした頼みごとにすぐに対応していれば、信頼されるようになります。
「メールボックスが開閉できないから修理して欲しい」と依頼があれば、早急に対応すると喜んでくれるでしょう。また「〇〇さん、おはようございます」と居住者を名前で呼んでいると、親近感を持たれやすく良い関係が築けます。
本ブログを運営する株式会社うぇるねすの現役管理員からは「色々な人に挨拶できるのが嬉しい」という声が寄せられています。居住者と良好な関係ができれば、マンション管理員として働きがいを感じやすくなるでしょう。
2. 感謝を伝えられることが多い
マンション管理員の楽しさは、感謝されることです。普段の仕事を丁寧に続けていれば、居住者から「いつもありがとう」と感謝の言葉をもらえます。実際に、うぇるねすで働くマンション管理員からは「感謝されることが嬉しい」という声が上がっています。
一方で感謝されるということは、いつも居住者から働きぶりを見られているということです。緊張感を持ってコツコツ仕事を続けていれば感謝されますが、手を抜いてしまうとすぐに分かってしまうので注意しましょう。居住者から直接感謝の言葉を頂けると、マンション管理員として励みになります。
3. 暮らしを支えている充実感が得られる
マンション管理員の楽しさは、居住者の生活を支えているという充実感です。管理員は居住者が生活に不便さを感じないように、エレベーターや自動扉に異音がしないか、問題なく作動するか目視確認しています。もし不具合を発見した場合、居住者には掲示板でお知らせした上で、管理会社の担当者へ連絡し早急に対応します。
またマンション内に不審者がいないか巡回し、居住者の安心を守るのが管理員の役割です。敷地内に放置自転車や無断駐車がないか確認し、不審者が館内にいないか見回ります。居住者の暮らしを守っているという自負が、マンション管理員のやりがいです。
4. 自身で仕事の段取りが組める
マンション管理員のやりがいの1つは、自分で仕事の予定を立てられることです。マンション管理員は1人で働くことが多く、自分で仕事を調整する必要があります。ただし「エレベーターの床にガムがついているから取って欲しい」や「化粧台をゴミ置き場へ運ぶのを手伝って欲しい」など、居住者からの依頼によって予定通りに仕事が進まないことがあります。
居住者からのお願いに時間を費やすとあっという間に終業時間がきて清掃ができず、指摘を受けるかもしれません。居住者からの依頼を受けつつ、自分の仕事を終わらせるバランスが大切です。ご自身で予定を自分で立てて達成できると充実感があり、仕事の満足感に繋がります。
マンション管理員(管理人)の1日のスケジュール
マンション管理員の仕事には清掃や受付、巡回など複数あります。マンション管理員の1日のスケジュールとして、以下のようなものがあります。
9時から9時30分 | マンション内の巡回 |
9時30分から11時30分 | エントランスや階段、廊下の清掃 |
11時30分から12時 | 事務室で受付 |
12時から13時 | 昼休み |
13時から13時30分 | 午後の巡回 |
13時30分から14時 | 事務所で受付 |
14時から15時 | 敷地内の掃き掃除 |
15時から16時30分 | 事務所で受付 |
16時30分から17時 | 日報作成、退勤 |
事務室にいると管理組合へのご意見や室内の修理について居住者から問合せがあったり、駐車場の空き状況など賃貸契約について業者から連絡があったりするケースが多いです。
また、理事会の議事録など配付物をコピーしたり点検の報告書の整理をしたりします。事務所にいる間もこまごまと仕事があると、認識しておきましょう。
マンション管理員(管理人)に向いている人の特徴
始めてから「こんなはずではなかった」とならないために、適性を確認しておくことは大切です。ここでは、マンション管理員に向いている人の特徴について解説します。
- 人の役に立ちたい人
- 自己管理ができる人
- そうじが好きな人
- 秘密を守れる人
- 誰とでもコミュニケーションが取れる人
ご自身に当てはまる特徴はないか、確認してみましょう。
1. 人の役に立ちたい人
管理員の業務は、マンションという居住者の大切な資産を守ることであり、人の役に立つ仕事と言えます。清掃や巡回などを怠りなく続けていれば、居住者から「ご苦労様」と感謝されます。
また「扉の先に蜘蛛の巣ができたから取ってほしい」など居住者からのちょっとした依頼にすばやく対応すると、大いに喜んでもらえるでしょう。貢献したいという思いで丁寧にコツコツ仕事を続けていれば、居住者から信頼されるようになります。誰かの役に立ちたい人にとって、マンション管理員はピッタリの仕事です。
2. 自己管理ができる人
自分で仕事の段取りが組める人は、マンション管理員に向いています。マンション管理員は1人で働くことが多く、いつどんな作業をするかを任されている場合が多いです。廊下の掃除を午前中にしても、敷地の掃き掃除を午後から行っても問題ありません。
ただし、計画的に作業が進められないと居住者が満足する仕事はできないので注意しましょう。細かい指示を受けずに自分で計画して仕事を進めたい方には、マンション管理員がおすすめです。
3. 掃除が好きな人
掃除が好きな方は、マンション管理員が非常に向いています。清潔な状態が維持されたマンションは、居住者の満足度が高い傾向にあります。もし建物が汚い状態を放置すれば、マンション自体の価値が下がるかもしれません。
掃除が好きな人は気になった部分をこまめに清掃するので、マンション全体が綺麗になります。掃除好きな方はマンション管理員向きですので、応募を検討してみてはいかがでしょうか。
4. 秘密を守れる人
口の固い人は、マンション管理員に向いています。マンション管理員は、居住者の名前や電話番号などの個人情報を扱います。万が一居住者の個人情報が外部に漏れてしまうと、マンション管理会社だけではなく、ご自身にも責任が及ぶかもしれません。
居住者から「102号室の〇〇さんの連絡先を教えて」と聞かれることがあります。しかし、おいそれと教えてはいけません。居住者の個人情報を漏らさない人は、マンション管理員に向いています。
5. 誰とでもコミュニケーションが取れる人
老若男女を問わず気軽に会話ができる人は、マンション管理員にとても向いています。管理員の仕事をスムーズに行うには、居住者とのコミュニケーションが欠かせません。マンション管理員には、子どもからシニアまで抵抗なく会話できることが求められます。誰とでもすぐに仲良くなってしまう方は、マンション管理員に向いています。
マンション管理員(管理人)をやってみたら分かる苦労
人の役に立つ素晴らしい仕事ですが、マンション管理員にも大変なことはあります。ここでは、マンション管理員の抱える苦労について解説します。
- 色々な要望が寄せられる
- 話し相手がいない
なお、管理員がきついという意見については、関連記事の「【これで解決】マンション管理員(管理人)がきついと言われる2つの理由!仕事を楽にする方法も紹介」にて詳しく解説していますので、こちらもぜひご覧ください。
1. 色々な要望が寄せられる
マンション管理員の苦労は、様々なご要望への対応です。マンションには幅広い世代が暮らしており、管理員に様々なリクエストが寄せられます。「足が悪いから玄関先までサポートして欲しい」「鍵を持っていないので、親が帰ってくるまで事務所にいさせてほしい」など居住者からの要求は様々です。
ただし、マンションや管理会社によって対応できる範囲は異なるので「対応してしまうと問題になるかもしれない」と感じたら、担当者へ確認した上で対応するのが良いでしょう。
2. 話し相手がいない
マンション管理員が大変だと感じる理由は、話し相手がいないことです。大型のマンションでは複数の管理員がいて業務を分担するケースがありますが、そうでなければ1人で働くことが多いです。
1人で業務をこなすのが苦にならないなら問題ありませんが、常に誰かと一緒でないと仕事ができない方には、マンション管理員は不向きと言えます。マンション管理員は、1人で働く事が多いと理解しておきましょう。
マンション管理員(管理人)の求人の特徴
マンション管理員に興味があっても「自分でも採用されるのか」と疑問に感じる方は多いでしょう。ここでは、マンション管理員の求人の傾向について解説します。
- 中高年の募集が多い
- 未経験から応募できる
- 女性求人が増加している
求人の傾向を掴んで、ぜひマンション管理員にチャレンジしてみましょう。
1. 中高年の募集が多い
マンション管理員の募集は、中高年が多いです。マンションには、小さな子どもがいる家族やシニア夫婦など幅広い世代が暮らしています。そうした方達の問い合わせに上手に対応できるのは、仕事経験が長い中高年です。
若い人よりシニア層の方が、マンション管理員として採用されやすい傾向にあります。多くのマンション管理会社では、居住者の対応が上手な中高年の募集を行っています。
2. 未経験から応募できる
未経験でも応募できるのが、マンション管理員の求人の特徴です。未経験から応募するには不安でためらってしまうかもしれませんが、マンション管理員は多くの人が未経験からのスタートです。
管理会社に採用されれば、マンションの設備や清掃の仕方について研修があります。実際にうぇるねすでは、教育プログラムを受講し現場研修を受けてから仕事を始める体制になっています。未経験からでも始められるマンション管理員を、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
3. 女性求人が増加している
マンション管理員では、女性求人が増加しています。受付や巡回など比較的体力を使わないので、女性もマンション管理員になれます。
女性は柔らかい対応ができ、清掃に目が行き届きやすいと居住者から評価されています。また都市部では女性用マンションが増加しており、そこでは女性管理員が採用されやすい傾向です。女性のマンション管理員については、関連記事の「【必見】マンション管理員(管理人)は女性でもなれる!5つのメリットや向いている人の特徴を分かりやすく解説」にて解説しているので、こちらもぜひお読みください。
【全国採用】うぇるねすでは一緒に働く仲間を募集しています
本ブログを運営する株式会社うぇるねすでは「マンションサポーター」として一緒に働く仲間を募集しています。マンションサポーターとは、マンションの管理員がお休みする際に代わりに業務を行う仕事です。
うぇるねすで働くマンションサポーターには定年がありません。「時間や場所に縛られない、自分で自由に選べる働き方」が実現できます。
実際に現役のマンションサポーターから、以下の声が届いています。
- 社会との繋がりができて感謝されるのが嬉しい
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