【保存版】趣味がないおばあちゃんにおすすめの過ごし方10選!選ぶ際に重要なポイントも紹介
「おばあちゃんが無趣味で体力の低下が心配」
「趣味がないおばあちゃんでも元気に過ごせる方法が知りたい」
「年齢を重ねてからでも趣味を見つけられるの?」
おばあちゃんがずっと家にいるのを見て、不安に感じている方は多いのではないでしょうか。何か打ち込めることがないと健康を維持しにくくなってしまうので、継続的に趣味に取り組むことが重要です。
そこでこの記事では、以下の内容について解説していきます。
- 老後に趣味があるメリット
- 趣味がないおばあちゃんにおすすめの過ごし方
- 趣味選びに重要なポイント
おばあちゃんにいつまでも健康でいてほしいと考えている方は必読の内容なので、ぜひ最後までお読みください。
老後に趣味があるとボケ防止になる
老後に趣味があると、ボケ防止に良いと言われています。年齢を重ねるほど認知症の罹患率が高まるので、趣味に取り組んでリスクを下げることが重要です。
65歳以上の日本人で認知症に罹患している人は、2020年時点で約600万人、2025年には約700万人になると言われています。つまり、高齢者の5人に1人が認知症になるということです。
認知症になると、身の回りのサポートなしでは生活ができなくなる可能性があります。おばあちゃんだけでなく周りの方の生活にも関わるので、可能な限り認知症にならないようにしたいものです。
手軽に認知症を予防するなら、運動量を増やしたり栄養を十分に摂取したりすることがおすすめです。日々の生活を少し工夫することでリスクを軽減できるため、できることから取り組んでみましょう。
趣味がないおばあちゃんにおすすめの過ごし方10選
おばあちゃんに趣味がないなら、新しいことを始めてみるのがおすすめです。ここでは、無趣味のおばあちゃんでもできるおすすめの過ごし方を紹介します。
- 仕事をする
- ウォーキング
- ガーデニング
- 体操・ストレッチ
- カラオケ
- 料理
- カメラ
- 旅行
- ボランティア
- 映画鑑賞
それぞれの特徴を紹介するので、おばあちゃんの興味がありそうなことから取り組んでもらいましょう。
1. 仕事をする
趣味がないなら、仕事をしてみてはいかがでしょうか。働くことで運動量を増やせるだけでなく、経済的な不安が軽減できます。
年齢を重ねると医療費などがかさむため、年金だけで暮らすことに不安を感じている方も多いのではないでしょうか。仕事をすれば、生活に必要な資金だけでなく娯楽に使えるお金も確保できます。
また、仕事を通して社会と交流できたり生きがいになったりと、働くメリットは大きいです。認知症を未然に防止したいなら、体を動かしたり頭を使ったりする仕事がおすすめです。
おばあちゃんでもできる仕事については、関連記事の「【人気】おばあちゃんでもできる仕事8選!高齢者に向いている求人の探し方も紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
2. ウォーキング
手軽に運動量を増やしたいなら、ウォーキングがおすすめです。ウォーキングは、軽度の認知障害を改善する効果があると言われています。
また、継続的に取り組めば筋力の向上が見込めるだけでなく、骨の健康維持にも関わります。年齢を重ねるほど筋力が低下し、骨がもろくなってしまうので、意識して体を動かすことが重要です。
何の目的もなく歩くことに気が進まないなら、ウォーキングを兼ねて買い物に行ってみてはいかがでしょうか。食料や生活に必要な物品を毎日少しずつ買い足すことで、継続的にウォーキングするようになります。
3. ガーデニング
自宅の外で運動をするのが難しいなら、ガーデニングがおすすめです。花の手入れに必要な物品をそろえたら家の中でも楽しめるため、高齢の方でも気軽に取り組めるでしょう。
毎日花の手入れをすると身体活動量が増やせるので、体力の低下を軽減できます。運動強度はさほど高くないので、ついテレビばかりを見て1日が終わってしまう方や運動に苦手意識を持っている方におすすめです。
毎日手入れをし、美しく花が咲けば達成感が得られるのもガーデニングのメリットです。初心者でもきれいな花が楽しめるように、お店で購入する際は手入れが簡単にできる品種を教えてもらいましょう。
4. 体操・ストレッチ
費用をかけずに手軽に体を動かしたいという方におすすめなのが、体操やストレッチです。体操やストレッチをすると、以下のような生活習慣病を予防できると言われています。
- メタボリックシンドローム
- 糖尿病
- 脂質異常症
- 高血圧
また、腰痛や膝痛などの改善も期待できるため、体操やストレッチは高齢の方に特におすすめです。厚生労働省は、高齢の方に対して「ストレッチングや体操を1日10分程度」おこなうことを勧めています。
またおなじみの「ラジオ体操」は、第1だけ行えば10分間の体操ができます。習慣にしたいという場合は、毎朝「ラジオ体操」に取り組んでみてはいかがでしょうか。
5. カラオケ
歌うことが好きなら、カラオケを趣味にしてみましょう。カラオケは脳の活性化に関わると言われているので、認知症の予防効果が期待できます。
また、歌うことで「幸せホルモン」と呼ばれている以下のようなホルモンが分泌されます。
- アドレナリン
- ドーパミン
- エンドルフィン
そのためカラオケで歌えば、ボケ防止になるだけでなく精神状態を良好に保てるでしょう。時間が十分にあり趣味がないなら、カラオケに行って思いっきり歌ってみてください。
6. 料理
料理は、認知症予防に最適な習慣です。料理を作るだけでもよいですが、健康面を考えたレシピにすれば効果的に認知症対策ができます。高齢になり食が細くなる方もいれば、つい食べすぎてしまうという方もいます。やせていても肥満でも認知症のリスクが高まるので、適切な食事量を意識することが重要です。
栄養計算をするのは難しいので、体重が減っている方はおかずを1品増やすなどして、摂取カロリーを増やしましょう。反対に太り気味なら、おにぎり1つ分のご飯を減らすなど工夫してみてください。
より健康的な食事にしたいという場合は、食材の種類を増やしたり塩分を控えめにしたりするのがおすすめです。気にすべきことが多いと継続しにくくなるので、できることから取り組んでみましょう。
7. カメラ
高齢の方には、カメラもおすすめです。カメラを趣味にすると外出する機会が増えるので、運動量が増やせます。また、写真撮影のために景色が美しいところに行くと、運動不足やストレスを解消できます。
1人で遠出をするのが難しい場合は、お近くの公園で植物の接写をしても楽しめるでしょう。カメラを趣味にするとなると、一眼レフカメラが必要と思われる方もいますが、その必要はありません。スマートフォンやデジタルカメラなど、用意しやすいもので気軽に写真撮影を楽しんでみましょう。
8. 旅行
毎日が退屈に感じるほど時間があるなら、旅行に行ってみてはいかがでしょうか。旅行に行くことで非日常的な体験ができ、退屈な毎日に彩りが加わります。
旅費がかかるため頻繁に行くのは難しいかもしれませんが、節目のお祝いなどでたまには奮発するのもよいでしょう。また、日帰り旅行なら費用が抑えられます。
年齢を重ねると長時間移動が体の負担になる可能性があるので、無理なく行けそうなところを選びましょう。時間が十分にある老後こそ旅行を楽しむチャンスなので、ぜひ検討してみてください。
9. ボランティア
継続的に取り組めることを探しているなら、ボランティアに参加してみましょう。ボランティアは、人のためになっていることが実感できる貴重な機会になります。
内閣府が発表している「平成30年版高齢社会白書」によると、60歳以上の約6割の人が以下のような活動に取り組んでいることがわかっています。
- 仕事
- ボランティア活動
- 地域社会活動
- 趣味・おけいこ
また、10人に1人は「趣味やスポーツを通じたボランティア・社会奉仕などの活動」に取り組んでいるという結果も。ボランティアに参加すれば、生活が充実するだけでなく生きがいになる可能性もあるので、特に趣味のない高齢者におすすめです。
ボランティアセンターに相談すれば、コーディネーターがボランティア探しを手伝ってくれます。自分に合ったボランティア活動を見つけたいなら、利用してみてはいかがでしょうか。
10. 映画鑑賞
体を動かす機会がなく運動に苦手意識があるなら、映画鑑賞を趣味にするのがおすすめです。映画鑑賞が趣味になれば、映画館に行くために外出するので、運動量を増やせます。
また、家族や友達と映画に行けば感動を共有できるので、より楽しめるでしょう。映画館によってはシニアの料金が割引になり、お得に映画鑑賞ができる可能性があります。
自宅のテレビでも映画鑑賞ができますが、運動量を減らさないためにも、可能な限り映画館に行くのがおすすめです。テレビばかりを見ていると体力が低下するなど、さまざまなデメリットがあります。
テレビばかり見る弊害について詳しくは、関連記事の「定年後にテレビばかりを見て過ごす5つの弊害!おすすめの過ごし方やしてはいけないことを解説」にて解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
おばあちゃんの趣味選びに重要な5つのポイント
おばあちゃんが健康的に過ごすには、長期にわたって趣味に取り組むのが重要です。ここでは、趣味を選ぶ際に気にしたいポイントを紹介します。
- 興味があるか
- 体力的に問題がないか
- サポートなしでできるか
- 経済的な負担が大きすぎないか
- 生きがいが感じられるか
どれも趣味を続けるために重要な要素なので、しっかり確認しておきましょう。
1. 興味があるか
長期間取り組める趣味を見つけるには、興味があるかを重視しましょう。せっかく新しいことに取り組み始めても、興味がないことは習慣化しないからです。
興味があることがすぐに思いつかないなら、若い頃に熱中していたことに再挑戦するのがおすすめです。また、カルチャーセンターに行って興味が出そうなものを複数体験してから、決めるのもよいでしょう。趣味探しは老後の生活を豊かにするためにおこなうので、本人の意思を尊重することが重要です。
2. 体力的に問題がないか
年齢を重ねると体力が低下していくため、無理のない範囲でできることを探しましょう。無理をして負荷の高い運動をすると、かえって健康を害する可能性があるので要注意です。
運動習慣がないなら、ウォーキングなど運動強度が低いことから取り組んでみましょう。ハードな運動でなくても継続的に体を動かすことで、体力の維持・向上が見込めます。長期にわたって健康を維持するためにも、体力的に無理のない範囲でできることを探してみてください。
3. サポートなしでできるか
高齢者は1人でできないことが増えていく傾向にあるので「サポートなしでできるか」を考えましょう。サポートがないとできない趣味の場合、どうしても頻度が下がってしまいます。
また、1人でできないような趣味だと周りの人に気を遣い、ストレスをためてしまうこともあるでしょう。そのため、1人で気軽にできる趣味を見つけるのがおすすめです。自宅の外で趣味に取り組むなら、ご自身で通える範囲でできることを探してみましょう。
4. 経済的な負担が大きすぎないか
継続的に趣味を楽しむには、経済的に問題がないか考える必要があります。趣味にお金がかかりすぎると、続けられないだけでなく精神的にも疲弊してしまうので要注意です。
特に年金暮らしの場合は、お金がかからない趣味を見つけるのがおすすめです。例えば、ウォーキングや体操などは資金がなくてもできるので、経済的に不安がある方にもおすすめです。
また、仕事をして趣味にあてる資金を増やすのもよいでしょう。自由に使えるお金が増えれば、より趣味が楽しめるようになるので、働くことも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
5. 生きがいが感じられるか
趣味を探す際は、生きがいが感じられるかどうかも重要です。高齢になるとできることが限られ、生きがいを喪失してしまう方もいらっしゃいます。
また、近所付き合いをしなかったり頼れる人が身近にいなかったりして社会から孤立すると、生きがいを感じにくくなると言われています。そのため、趣味や仕事を通して社会とつながれる環境を作るのが理想的です。
趣味にかかる資金に不安があるなら、仕事をするのがおすすめです。仕事をすれば社会とつながれるだけでなく達成感も得られるため、生きがいが感じられるでしょう。
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