【解決策あり】長生きできない人の特徴7選!身につけたい生活習慣も紹介
「健康寿命を伸ばして幸せな老後を送りたい」
「元気なお年寄りにはどんな特徴や生活習慣があるのかな」
「自分は早死にするのではないかと心配」
充実した老後の生活を送る上で、健康でいることはとても大切なことです。しかし自身の身体に不安があり、日々の生活習慣を見直したいという方は多いのではないでしょうか。
実は長生きできない人には共通している生活習慣があり、様々なデータや研究で明らかになってきています。そこでこの記事では、長生きできない人の特徴について以下の内容を解説します。
- 長生きできない人の特徴
- 長生きするために身につけたい生活習慣
- 仕事を続けることが長生きの秘訣である理由
- 年をとってからのおすすめの仕事
健康な身体で長生きするためのポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
監修者:迎 孝(むかえたかし)
姿勢改善スタジオ「ユニーク」代表。
運動科学の専門機関での指導員歴24年。プロスポーツ選手約300名を含む、3万人以上のトレーニングを指導した経験あり。
ユニークHP:https://studio-uni-que.jp/
インスタグラム:https://www.instagram.com/studio_uni_que/
長生きできない人の7つの特徴
長生きできない人の特徴は、様々なデータや研究で明らかになってきています。こちらでは、長生きできない人の特徴として以下の7つを紹介します。
- 喫煙習慣がある
- お酒を飲みすぎている
- 運動習慣がない
- 食生活が乱れている
- ストレスを抱えやすい
- 十分な睡眠がとれていない
- 孤独を感じている
ご自身の状況と照らし合わせてみてください。
1. 喫煙習慣がある
喫煙は健康へのリスクが高く、長生きできない人の特徴の1つです。タバコに含まれる有害物質は、肺がんの大きな原因となります。また喫煙は血管を狭めて血圧を上昇させるため、心臓病や脳卒中のリスクも高めます。健康で長生きしたいと考えるなら、少しでも早く禁煙することが大切です。
禁煙を始める際には、専門家による支援プログラムや専用グッズの活用が効果的です。近年は様々なサポートが提供されているので、過去に禁煙に失敗した方もぜひ挑戦してみてください。
2. お酒を飲みすぎている
過度な飲酒は多くの健康問題を引き起こし、寿命を縮める一因となります。アルコールは肝臓に大きな負担をかけ、肝硬変やアルコール性肝炎などの肝臓疾患のリスクを高めるためです。
また、アルコールの代謝過程で生じるアセトアルデヒドには発がん性があり、口腔がんや食道がんのリスクを高めるとされています。さらに、アルコールは血圧を上昇させ心臓に負担をかけるため、心臓病や高血圧の原因にもなります。
適量の飲酒は健康に良いとされることもありますが、過剰にならないよう正確に理解することが大切です。厚生労働省の「健康日本21」によると、お酒の適量は1日平均純アルコールで20gです。ビールであれば500ml、清酒であれば1合が目安になります。
3. 運動習慣がない
運動不足は心臓病や糖尿病など、多くの健康問題の原因となります。身体活動の不足は全身の血流を悪化させ、様々な病気のリスクを高めるためです。また運動不足は肥満の大きな要因となり、とくに内臓脂肪が蓄積されます。
適度な運動は筋力を維持して関節の可動性を高め、運動機能の低下による寝たきり状態になるリスクを下げます。また健康的な体重を保つだけでなく、心臓病や糖尿病のリスク低減にも効果的です。
推奨される運動時間の目安は、成人の場合で1日に最低40分とされています。ウォーキングや軽いジョギングなど、楽しめる範囲から始めてみましょう。また、積極的に階段を使ったり近距離の移動なら歩いたりするなど、日常生活に運動を取り入れることも効果的です。
運動については、関連記事の「【お手軽】高齢者におすすめの運動5選!運動時間の目安や注意点も紹介」でも詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。
4. 食生活が乱れている
バランスの取れた食生活は、長寿の大切な要素です。不規則な食事や栄養素の偏りは、様々な健康問題を引き起こします。たとえば、塩分の過剰摂取は高血圧の原因となり、心臓病や脳卒中のリスクを高めます。
また、食生活の乱れは消化器系にも負担をかけ、胃腸の不調を引き起こす可能性があるため注意が必要です。さらに加齢とともに消化機能が弱まるため、食事の内容には注意しましょう。
バランスの良い食生活には、以下の栄養素をバランス良く摂取することが大切です。
- タンパク質
- 必須アミノ酸
- 必須脂肪酸
- ミネラル
- ビタミン類
- 食物繊維
これらの栄養素は、肉や魚・野菜・果物・全粒穀物など様々な食品から摂取できます。とくに高齢者の場合は、タンパク質不足による筋肉量の低下を防ぐため、意識して摂取することが推奨されています。
5. ストレスを抱えやすい
ストレスは心身の健康に大きく影響し、寿命を縮める原因になります。ストレスはうつ病などの精神疾患を発症するリスクや、胃痛などの身体的な不調を引き起こすためです。これらの症状は、ストレスによって免疫力が低下し、全体的な健康状態が悪化することにより現れます。
ストレスを適切にコントロールするためには、趣味を持つことや運動習慣を身につけることが効果的です。また、友人や家族との良好な関係を維持することも、精神的なサポートを得る上で大切なポイントになるでしょう。
6. 十分な睡眠がとれていない
睡眠は身体の回復に不可欠な役割を果たすため、健康に長生きする上で大切なポイントです。睡眠不足は疲労回復を妨げ、体力や免疫力の低下を引き起こします。
睡眠不足による体力や免疫力の低下は、感染症などの病気のリスクが高める原因になります。また、心理的なストレスやうつ病の原因にもなるため注意が必要です。
質の良い睡眠を確保するためには、就寝時間を決めてメリハリのある生活をすることが大切です。またカフェインやアルコールの摂取を控えることや、リラックスのためストレッチを習慣化したりするのも良いでしょう。
睡眠の質を高めるためには、日中の活動も大切です。日中に適度な運動を行うことで、夜の睡眠の質が向上します。また、太陽光を浴びることで体内時計が調整され、自然な睡眠リズムが促進されます。
十分な睡眠が取れていない方は、ストレッチや屋外での適度な運動をを取り入れてみてください。
【1分半でできる深く眠れる簡単ストレッチをご紹介】
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提供元:スタジオユニーク(ほかにも健康に役立つ体操やストレッチを紹介しています)
7. 孤独を感じている
孤独は心身の健康に悪影響を及ぼす、長生きできない人の特徴の1つです。孤独感は、心臓病や認知症のリスクを高めると言われています。孤独を感じると、ストレスホルモンの分泌が増加し、心血管系を弱らせる可能性があるためです。
人間は社会的な生き物であり、他者とのつながりは精神的な幸福感を高める重要な要素です。友人や家族との良好な関係は、ストレスの軽減や心の安定につながります。
コミュニティへの参加や趣味を通じた交流は、孤独感を和らげる効果があります。孤独感を減らすためには、積極的に社交活動に参加しましょう。「地域のイベントやクラブ活動に参加する」「趣味を通じて新しい友人を作る」など、人とのつながりを広げる機会を持とうとすることが大切です。
孤独感の解消には、専門家のサポートを受けるのも効果的です。サポートを受けたい場合には、行政等が行っているカウンセリングや支援グループに参加してみましょう。積極的にサポートを求めることで心身の健康を守り、より良い生活を送ることが可能です。
人との交流については、関連記事の「【必見】高齢者が人との交流で得られる効果5選!おすすめな趣味・習い事も紹介」でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
長生きするために身につけたい生活習慣3選
長生きするために何か始めたら良いか迷っている方は、以下の3つの方法を試してみてください。
- 毎日のルーティンを作る
- 身だしなみを意識する
- 社会活動に参加する
日々の生活習慣が、心身の健康につながります。
1. 毎日のルーティンを作る
毎日のルーティンを作ることは、長生きするための大切な生活習慣の1つです。ルーティンがあることで、毎日を漫然と過ごすことなく、メリハリのある生活が送れます。また定期的な活動は、日々の小さな達成感をもたらし、心の充実感を高めます。
ルーティンを作る際には、無理のない範囲でやることを決めるのがおすすめです。たとえば「毎朝同じ時間に起床して散歩や読書を行う」など小さなことで構いません。無理せず続けられる活動を選ぶことで、自然とルーティンが定着します。
2. 身だしなみを意識する
身だしなみを意識することは、自信をもつことや幸福感につながります。身だしなみに注意を払うことで、自己肯定感を高める効果があるためです。たとえば髪を整えたり化粧したりすることによって、明るく前向きな気持ちが生まれるでしょう。
また、身だしなみを整えることで人との交流にも積極的になれます。会話や外出へ意欲が高まり、社会的な活動への参加にも積極的になれるでしょう。
医療の現場では「化粧療法(メイクセラピー)」が心身機能や生活の質(QOL)の向上に役立つことが示されています。定期的に身だしなみに気を使うことで、認知機能の保持や日常機能の向上が期待できると言われています。
身だしなみを意識することは、自分自身に関心があることの表れです。日々の小さな習慣が自己肯定感を高め、心身の健康を支えることにつながります。
3. 社会活動に参加する
社会活動への参加は、孤立感の解消や社会に貢献できている満足感を得ることにつながります。また予定を立てる、活動の準備をするなどの行動は認知機能の維持にも役立ちます。
今社会とのつながりが乏しいと感じている方は、地域のボランティアやサークル活動に積極的に参加してみると良いでしょう。人の輪に入っていくことが苦手という方は、無理のない範囲で働くことも効果的です。
年を重ねてからでも、自身の力を社会に役立てる機会は数多くあります。参加しやすい活動から、ぜひチャレンジしてみてください。
長生きの秘訣は、関連記事の「【豊かな老後へ】長生きの秘訣11選!100歳以上の方の生活習慣や思考法なども解説」でも詳しく紹介しています。こちらも、ぜひ参考にしてみてください。
仕事を続けることが長生きの秘訣である3つの理由
心身の健康を保ち長生きするには、仕事を続けることも効果的です。こちらでは、働くことの効果を3つ紹介します。
- 社会的なつながりができる
- 健康な身体を維持できる
- 生きがいを持てる
一つひとつ見ていきましょう。
1. 社会的なつながりができる
仕事を続けることの利点の1つは、社会的なつながりを持てることです。職場は同僚やお客さんとのコミュニケーションの場になり、充実感や満足感をもたらします。
仕事を通じて同僚と協力し合うことや、お客様の役に立つことは達成感につながるため、自己肯定感を高める効果も期待できます。人との交流が苦手という方でも、仕事であれば多くの人とのつながるきっかけになるでしょう。
2. 健康な身体を維持できる
仕事を続けることは、健康な身体を維持する上で大切な役割を果たします。仕事には身体的な活動が伴うことが多いため、自然と運動習慣が身につきます。
また、認知症予防の面でも仕事は効果的です。仕事上の課題を解決する過程で脳が動いて活性化するため、認知機能の衰えを遅らせる効果があります。また仕事で新しい知識を学ぶことやスキルを習得することは、記憶力や集中力を維持するのに役立ちます。
仕事により適度な身体活動と頭を動かすことを習慣化すると、健康の維持に大きな効果があるでしょう。
3. 生きがいを持てる
仕事を続けることで、生きがいを感じて生活を送れるようになります。目標達成や仕事の成果を通じて得られる満足感は、精神的な幸福感を高めます。仕事は単に収入を得る手段ではなく、自己実現の場となり個人の成長や充実感をもたらすでしょう。
また、仕事は新たな学びの機会になることも大きな特徴です。年齢を重ねてからも学び続けることで、自己肯定感を高めて人生を前向きに捉えられるようになります。
仕事は社会的なつながりを感じられる上に、適度な運動と生きがいが得られる点から心身の健康維持に役立ちます。
定年後も働くメリットについては、関連記事の「【結論】定年後に働かない選択はおすすめできない!老後に必要な準備を紹介」でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
年をとってからの仕事はマンション管理員がおすすめ
年を重ねてからでも続けられる仕事としては、マンション管理員がおすすめです。マンション管理員は週に数日からの勤務が可能であり、身近な地域で就労できることが魅力です。適度に身体を動かす機会があり、多くの人との交流の機会があるため心身の健康維持に役立つでしょう。
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