【注意】定年後に不幸になる人の3つの思考パターン!及ぼす悪影響や対処法も紹介
「定年退職後、幸せを感じることが少なくなった気がする」
「幸福感が低いままの状態で過ごすとどうなるの?」
「どのような過ごし方をすれば毎日を充実させられるかな?」
定年退職を迎えて自由な時間が増えたのに、自分が不幸だと感じる方がいます。幸福感を得られないまま生活していると、身体に悪影響を及ぼしてしまうことがあるため注意が必要です。
そこで、この記事では定年後に不幸になる人について、以下の内容を解説します。
- 定年後に不幸になる人の思考パターン
- 思考パターンが与える影響
- 毎日を充実させる方法
- 気をつけるべき生活習慣
日々の生活を充実させる方法を知ることで、定年後に不幸に感じる瞬間が少なくなります。ぜひ最後までお読みいただき、1つずつ実践してみてください。
定年後に不幸になる人の3つの思考パターン
定年を迎えた方が不幸に感じてしまう思考パターンは、以下の3つです。
- 決めたことを達成しないと気が済まない
- 自己肯定感が低い
- 将来を不安視しすぎている
ご自身が当てはまっていないかチェックしてみてください。
1. 決めたことを達成しないと気が済まない
年齢を重ねるにつれて「〇〇しないといけない」「△△はこうでないといけない」と、物事を決めつけてしまう傾向があります。
そのため、ご自身で決めたことを達成「できなかった」事実を許容できず、不安感が高まったり、情けないと感じたりしてしまいます。
決めたことのハードルが高いと「できなかった」ことが増えたときに、自分自身を責めてしまうことがあるでしょう。完璧を求めすぎる思考パターンは、不幸に感じてしまう原因となります。
ある程度の失敗は許容できる考え方を身につけたり、達成できる小さな目標を定めるようにしたりするのがおすすめです。
2. 自己肯定感が低い
過去のつらい経験が、自己肯定感を低くしていることがあります。とくに、失敗した経験は頭に残りやすく、トラウマになっていることがあるかもしれません。
自己肯定感が低いと、幸せを感じられるハードルが高くなってしまいます。ボランティアに参加したり仕事をしたりするなど、誰かの役に立っていることを実感する場を作ることがおすすめです。
3. 将来を不安視しすぎている
現代は「人生100年時代」といわれているほど、平均寿命が長くなっています。「老後に健康的な生活を送れるか」「金銭面で苦労しないか」を不安に思い過ぎている方は注意が必要です。過度な不安を感じることは、精神に悪影響を与えます。
また、配偶者や親しい友人との死別は孤独を感じさせます。身近な人との別れで「同じ病気にかかってしまうのではないか」などと、不安に思うことがあるでしょう。
大切なのは「将来をどう過ごしたいか」という目標を持って生活することです。明日は何をして過ごすかなど、前向きな思考パターンを習慣づけましょう。
定年後に不幸になる人の思考パターンが与える3つの影響
幸せだと感じられるハードルが高いと「自分は不幸だ」と感じやすいです。ここでは、定年後に抱くネガティブな感情が与える影響を3つ紹介します。
- 人間関係に悩む
- 身体に不調がでる
- 貯蓄を使えない
良くない思考パターンが導く結果を、1つずつ確認していきましょう。
1. 人間関係に悩む
多くの方にとって定年退職は、人間関係が変わるきっかけとなります。とくに、仕事仲間との関わりは薄くなるでしょう。そのため、定年後は新たな人間関係をつくる必要があります。
完璧を求めすぎると、他者のミスを許せないことがあるでしょう。また、自分の考えが正しいと思っていると、他者の意見を受け入れられないことがあります。偏った思考パターンが、人間関係の構築を妨げてしまう原因となることがあります。
人間関係を構築するのに効果的な話題は、過去の栄光ではなく「共感しやすい失敗談」などです。コミュニケーションを取る際には、ぜひ意識してみてください。
2. 身体に不調がでる
自己肯定感が低いと、自信のなさから心配事が増えてしまいます。すると、ストレスを感じる場面が増えて、身体に不調がでてしまうことがあるので注意が必要です。
「ご近所さんからどう思われているのか気になる」「あんなこと言わなければ良かった」など、ネガティブな感情に支配されていると心の調子が悪くなってしまうことがあります。
自己肯定感を高めるには、日々の生活で「今日は〇〇を頑張った」などと、意識的にご自身のことを褒める習慣をつけることが効果的です。続けていくことで、徐々にストレスを感じる場面が減少していくでしょう。
3. 貯蓄を使えない
将来への不安があると、現役時代に貯めたお金を気持ちよく使えないという状況に陥ってしまいます。定年退職を迎えて時間が増えたのに、生活費が気になり趣味や旅行にお金を使えないことにならないよう、必要な貯蓄額を計算しておきましょう。
総務省の家計調査によると、65歳以上の夫婦無職世帯では月々約26.9万円を支出していることがわかりました。また、65歳から支給される年金額は、一般的な夫婦世帯で月々約22.4万円です。
そのため、夫婦が女性平均寿命の87歳まで生活することを考えると、1200万円程度残しておくことが必要です。
残しておくべき金額がわかっていれば、気兼ねなく娯楽費としてお金を使えます。毎月かかる金額や年金収入などを把握し、過度に心配してしまうことを避けましょう。
定年後に不幸を感じない!毎日を充実させる方法5選
定年を迎えて不幸に感じる方は意外にも多いものです。達成できる目標を立てて生活すると、毎日を充実させられます。ここでは3つの方法を解説します。
- やりがいとなる仕事をする
- 家事に楽しみを見出す
- 家の不用品を片付ける
1つずつ解説するので、ぜひ参考にしてください。
1. やりがいとなる仕事をする
定年退職後に仕事をするなら「やりがい」や「楽しさ」を重視するのがおすすめです。「今日も楽しかった」「お客様とコミュニケーションが取れた」などと、出勤するのが楽しみになるような仕事を選んでください。
週に2日、1日あたり3時間の出勤でも社会とのつながりを持つことで、誰かの役に立っていると実感できるはずです。自己肯定感を高めるきっかけにもなるので、やりがいのある仕事を探してみてください。
2. 家事に楽しみを見出す
日々行っている家事でも、ご自身なりに工夫してみることをおすすめします。たとえば料理がわかりやすいです。購入していたドレッシングをご自身でつくってみたり、使用する調味料のメーカーを変えてみたりすれば、新鮮な味わいが楽しめます。
仕事に追われてできなかった、時間のかかるメニューに挑戦してみるのもおすすめです。料理に楽しさを見出し、新しい趣味へと変わる可能性もあるでしょう。毎日の家事を楽しみながら行うことで、定年後の生活が充実し幸福感を得られます。
3. 家の不用品を片付ける
自宅にある不用品は、身体が元気なうちに処分しておきましょう。生前整理や終活をしておくことで、万が一の際に残った家族に負担をかけずに済みます。
病気や事故などで長期的な入院生活を送ることになったとしても、不安に感じることが少なくなります。いざというときのためにも、自宅にある不用品は片付けてしまいましょう。
また、長年住んでいると使用していない家具や貴金属などが収納スペースに眠っているかもしれません。いらないものはリサイクルショップへ持ち込むことで、臨時収入を得られる可能性があります。
4. 新たに趣味を始める
定年退職後は、ご自身のために使える時間が増えます。そのため、現役中には打ち込めなかった趣味に取り組むのもおすすめです。新しく趣味を始めたり、過去に熱中していたことに取り組んだりしても良いでしょう。
定年後におすすめの趣味を、以下のとおりいくつか紹介します。
- 料理
- ガーデニング
- 映画鑑賞
- 楽器
- 書道 など
「なかなか思いつかない」という方は、地域で開催されているサークル活動に参加してみてください。さまざまな年代の方が参加しているので、若い世代から同年代以上の方との交流が楽しめます。
なお、ここでは紹介しきれなかったおすすめの趣味は、関連記事「【保存版】60代におすすめのお金のかからない趣味17選!選び方のポイントも紹介」にて紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
5. ボランティア活動に参加する
地域で開催されているイベント活動では、お手伝いをしてくれる方を募集していることがあります。ボランティアとして参加することで、近隣に住んでいる方々とのコミュニケーションを取るきっかけになります。
回覧板の広報誌や公民館前の掲示板などで募集されているので、ぜひ探してみてください。小さな子ども向けやシニア世代向けのイベントなど、さまざまな年齢層の方とつながりを持てる機会となります。
地域住民とのつながりは、ご自身が年齢をさらに重ねた際に心強いと感じるはずです。定年後はこれまで以上に、近隣の方と積極的にコミュニケーションを取っていきましょう。
定年後の不幸感をなくすために!気をつけるべき生活習慣3選
定年退職をした際に充実した生活を送るためには、生活習慣に気を使うことが大切です。
- 整理整頓と清掃はこまめに行う
- バランスの良い食事と適切な運動を心がける
- 規則正しい生活を送る
不幸感をなくすためにも、ぜひ実践してみてください。
1. 整理整頓と清掃はこまめに行う
定年退職を迎えると、自宅で過ごす時間が増えます。そのため、快適な生活を送れるように、自宅の整理整頓や清掃は習慣づけておきましょう。たとえば、家具の配置を使いやすいように整えたり、収納棚の中にある物を取り出しやすいようにしたりなどです。
廊下などに置かれた家具は、怪我のリスクを高めてしまいます。足を引っかけて骨折したり、頭を強くぶつけてしまったりしてしまわないように配置しましょう。
また、物が散乱していると、探し物が見つからずにストレスを感じる原因となってしまいます。部屋を片付けることで気分がすっきりするので、こまめに整頓することを心がけましょう。
2. バランスの良い食事と適切な運動を心がける
バランスの取れた食事は、若々しさを保つうえで重要です。とくに、一人暮らしの方は「お茶漬けだけ」「パンだけ」などと、食事を簡単に済ませようとする傾向があります。必要なビタミンやミネラルなどが吸収できず、栄養不足になってしまうことがあるため注意が必要です。
また、体力を落とさないようにするためには運動は欠かせません。ウォーキングやジョギングを積極的に行い、筋肉量が減少しないように努力しましょう。適切な運動は、生活習慣病を予防する効果があります。ぜひ定年後は、運動習慣を身につけるようにしましょう。
なお、シニア世代が手軽にできる運動については、関連記事「【お手軽】高齢者におすすめの運動5選!運動時間の目安や注意点も紹介」にて解説しています。室内で手軽にできる運動も紹介しているので、ぜひ実践してみてください。
3. 規則正しい生活を送る
定年を迎えると「明日も休みだからいいや」という気持ちから、生活リズムが崩れてしまう方がいます。ご自身で寝る時間や起きる時間を決めて、日々の生活リズムを整えましょう。
1日をのんべんだらりと過ごすのではなく、すべきことを明確にしておくことで、生活にメリハリが生まれます。日々を充実させるきっかけにもなるので、規則正しい生活を送れるようにリズムを整えてください。
なお、生活習慣を整えるなら働くことをおすすめします。本ブログを運営する「株式会社うぇるねす」なら、ご自身の都合に合わせて働けるのが大きな魅力です。「週に2日×1日あたり3時間」の勤務が可能なので、プライベートの時間も確保できます。
「早起きが健康につながっている」「生活にメリハリがついた」などと、働いている方々の満足度が高いことが特徴です。生活習慣を整えるきっかけとして働くことを希望する方は、ぜひ「株式会社うぇるねす」までお問い合わせください。
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