【完全版】セカンドライフにおすすめの仕事12選!求人の探し方も紹介
「年金だけでは不安なので、仕事をしながらセカンドライフを充実させたい」
「定年退職後はどのように仕事を探せば良いか分からない」
「定年後の仕事選びには何を気を付ければ良いの?」
人生100年時代といわれている昨今、まだまだ元気なシニア世代が多く街中で働いている姿をよく見かけます。実際に、定年後も働き続けたいと考えている方は増加しています。
しかし、いざ働こうと思っても「どのような仕事をすれば良いか分からない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、以下の内容について解説します。
- セカンドライフにおすすめの仕事
- 仕事選びのポイント
- 仕事の探し方
ご自身に合った仕事を見つけるきっかけとなる内容ですので、ぜひ最後までお読みください。
セカンドライフにおすすめの仕事11選
「シニア世代ができる仕事は少ないのでは」と思っている方が多いかもしれません。しかし近年はシニア世代の活躍の場が広がっており、働き口はたくさんあります。ここでは、セカンドライフに向いている仕事を紹介します。
- マンションの管理員
- 事務
- 営業職
- 販売・接客
- Webライター
- コールセンター
- 保育スタッフ
- 家事代行スタッフ
- 介護スタッフ
- 清掃業務
- 軽作業
1つずつ詳しく解説するので、ご自身に合いそうかどうか判断しながら見てみてください。
1. マンションの管理員
マンションの管理員は、シニア世代から人気のある仕事の1つです。居住者が安心して暮らせるように、以下のような業務を行います。
- 受付業務
- 館内外の巡回・点検
- 館内外清掃
- 連絡業務
- 荷物の受け取り
見回りや清掃業務があるので、身体を動かす機会が多く体力向上や健康維持の効果が期待できます。本ブログを運営する株式会社「うぇるねす」にて、実際に管理員として勤務している方からは「身体の調子が良い」「規則正しい生活になった」という声が上がっています。
管理員に資格は不要で、主に1人で働くので人間関係に悩むことが少ない点も魅力の1つです。
マンションの管理員については、関連記事の「マンション管理員(管理人)をやってみたらわかる4つの面白さ【1日のスケジュールを紹介】」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
2. 事務
事務などのオフィスワークは、定年後に働く仕事として男女ともに人気があります。座ったまま仕事をするので身体への負担が少なく、体力に自信がない方でも続けやすい点がメリットです。事務の主な仕事内容は、以下のとおりです。
- 書類作成
- 伝票処理
- 受付業務
- データ作業
特別な知識や資格は不要なので、未経験でも応募できます。ただし、事務は人気な上に求人数はそこまで多くないため倍率が高いです。採用されるためには、WordやExcelなどのパソコンスキルが欠かせません。
3. 営業職
営業職とは、企業のサービスや商品を顧客へ販売する仕事です。ご自身が提供したサービスによって顧客から感謝の言葉を直接聞ける点は、営業職ならではの醍醐味です。
営業職はコミュニケーションスキルが重要で、顧客が抱えている課題を引き出したり、有益な情報を提供したりすることが求められています。
これまでママ友や学校の先生・近所づきあいなど幅広い世代と関わってきた中高年の女性は、コミュニケーション能力が高く営業職に向いているでしょう。ただし、ノルマを課されることが多いため、プレッシャーに弱い方にはおすすめできません。
4. 販売・接客
販売や接客などは、シニア世代の活躍の場が広がっているため需要が高い仕事です。例えば、コンビニエンスストアやファストフード店では60代以上のスタッフを積極的に採用しており、シニア層の労働環境が整っています。
接客経験がなくても、マニュアルや研修が充実しているので安心して仕事を始められます。また、各所に店舗があるので、自宅から近いところを選んで勤務できる点もメリットです。
ただし、立ち仕事が多く荷物を運ぶこともあるため、体力に自信がある方の方が働きやすいでしょう。
人とコミュニケーションを取ることで得られるメリットについては、関連記事の「【必見】高齢者が人との交流で得られる効果5選!おすすめな趣味・習い事も紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
5. Webライター
Webライターとは、インターネット上に掲載されている記事を執筆する仕事です。特別な資格は要らないため、挑戦しやすい職種といえます。未経験から始められますが、文章力・情報収集力など一定のスキルが必要です。
働き方としてはWeb制作を請け負っている企業での勤務や、フリーランスとしての活動があります。フリーランスの場合、始めのうちは1記事あたりの報酬が少ないですが、努力次第で収入アップが期待できます。特に、文章を書くことが好きな方におすすめできる仕事です。
6. コールセンター
コールセンターとは、電話を通してお客様の問い合わせなどに対応する仕事です。コールセンターでは、お客様に営業などの「電話をかける業務」と、問い合わせなどの「電話を受ける業務」があります。
デスクワークなので身体への負荷が少なく、足腰に不安のある方でも働き続けやすいです。また正社員やパートなどさまざまな雇用形態で募集していることが多いので、ご自身に合った働き方ができます。
ただし、電話をかけてもすぐに切られたり、商品などのクレームを受けたりすることもあります。そのため、根気強い方や気持ちの切り替えが早い方に向いています。
7. 保育スタッフ
保育スタッフは、子育ての経験がある方であればスキルを活かしながら楽しく子どものお世話ができます。保育士のサポートをする保育補助であれば資格は必要なく、主に以下のような仕事を行います。
- おもちゃの準備・片付け
- 食事の準備・世話・片付け
- おむつ替え
- トイレの補助
- お昼寝の見守り
- 登園・降園の対応
- 散歩の引率
保育士だけでは手が回らない仕事を手助けすることが、保育補助の役割です。保育補助は、クラスの担任を受け持ったり指導計画を立てたりなど、保育業務全般の主導はできません。そのため、子どものお世話がしたいが「資格取得はハードルを感じる」という方におすすめです。
8. 家事代行スタッフ
依頼主の要望に応じて「日常レベル」の掃除や料理などを行う家事代行スタッフは、シニア女性の経験を活かせる仕事です。主な仕事内容は、以下のとおりです。
- 部屋の掃除
- 料理の作り置き・食器洗い
- 植物の水やり
- クリーニングの受け渡し
- 洗濯・アイロンがけ
- ゴミの分別・ゴミ出し
- 日用品や食料品の買い物
これまでの経験を仕事にできるので、即戦力として働けます。依頼内容によっては体力が必要な作業もありますが、適度に身体を動かせるのも副次的なメリットになるでしょう。
9. 介護スタッフ
常に人手が足りていない介護スタッフは需要が高く、シニア世代でも現役で働けます。資格不要の補助スタッフができる仕事内容は、以下のとおりです。
- 部屋の掃除
- 洗濯
- 食事の準備・後片付け
- 食料品や日用品の買い物
- 送迎業務
- 電話や来客対応
- 事務作業
一方で資格を取得すると、無資格者にはできない入浴介助や排泄介助などの「身体介護」ができるようになります。資格次第で仕事の幅が広がるので、長期的に働きながらキャリアアップを目指したい方におすすめです。
10. 清掃業務
清掃業務は、家庭で長年掃除をしてきたシニア世代にとってスキルを発揮できる場です。年齢や経験が不問で、機械を使わない清掃業務であれば新しく覚えることも多くないためハードルは高くありません。
1人で作業することもあればチームで仕事をすることもありますが、同世代のスタッフが多いので会話に困ることはないでしょう。また、身体を動かす機会が多いので、運動不足の解消や健康維持に繋がります。
清掃業務のメリットについては、関連記事の「【必見】60才から始める清掃の仕事の特徴4選!メリット・デメリットも紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
11. 軽作業
軽作業とは、工場や倉庫などで以下のような簡単な作業をする仕事です。
- 検品
- ピッキング
- 梱包
- 仕分け
- シール貼り
- 入庫
身体への負担が少ないため、体力面が心配な方でも無理なく勤務できます。ただし、長時間の単調な作業が苦手な方には向いていません。
また、軽作業では正確さと早さが求められるので、スピード感を持って業務に取り組むことが求められています。単純作業が好きで、集中してミスなく作業できる方におすすめの仕事です。
セカンドライフの仕事選びの3つのポイント
充実したセカンドライフを送るためにも、満足できる仕事を選択することが大切です。ここでは、仕事を選ぶときのポイントを解説します。
- 働く目標を設定する
- 譲れない条件を決める
- 必要な生活費を算出する
仕事を探す前に、それぞれのポイントについて一度考えてみるのがおすすめです。
1. 働く目標を設定する
どのような目的で働くのかを考えておくことで、仕事の選び方が変わってきます。例えば、社会貢献したい場合は子どものお世話や介護など、誰かのためになるような仕事を選ぶとやりがいを感じられるでしょう。
ほかにも、プライベートの時間を充実させたい場合は、勤務時間や雇用形態が軸となります。このように目標を明確にすることでスムーズに仕事を選べ、就職後もモチベーションを保ちながら働けます。
2. 譲れない条件を決める
「せっかく働くなら正社員が良い」「資格や経験を活かしたい」などと思う方がいるかもしれませんが、シニア向けの求人ですべての希望を叶えるのは難しいです。そのため、ご自身の中で譲れない条件を決めておくと、希望に合う求人が見つけやすくなります。
例えば、お客様と直接関わりながら働くことが条件なら、販売や接客業の求人に絞れます。条件が多すぎると応募可能な求人が少なくなってしまうので、妥協点も考えておくと良いでしょう。
シニア世代の仕事に活かせるおすすめの資格については、関連記事の「【厳選】60歳から始められる5つの仕事!女性におすすめの資格も紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
3. 必要な生活費を算出する
仕事を探す前に、生活に必要な費用を把握しておきましょう。以下の項目を中心に、1ヶ月あたりの支出を求めて年金などの収入を差し引くと、必要な費用が分かります。
- 住宅ローンや家賃
- 食費
- 水道光熱費
- 医療費
- 通信費
- 自動車のローン
- 交際費・レジャー費
必要な生活費が分かっていれば、無理のない勤務形態で仕事を選べます。また収入が増えることで、趣味や旅行にお金を使えるので充実したセカンドライフを送れるでしょう。
定年後の生活費については、関連記事の「【解決策】60歳定年後の生活費は月23万円以上!働くメリット4選と雇用形態別の収支を解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
セカンドライフに向けた仕事の探し方7選
「どのように仕事を見つければ良いのか分からない」と困っている方がいるのではないでしょうか。そこで、ここでは仕事を探す方法を紹介します。
- 再雇用制度
- シルバー人材センター
- ハローワーク
- シニア向けの求人サイト
- 人材紹介サービス
- 知人からの紹介
- 起業
さまざまな手段があるので、1つずつ見ていきながらご自身に合いそうな方法を見つけましょう。
1. 再雇用制度
再雇用制度とは、一度定年退職した企業と新たに雇用契約を結ぶ制度です。慣れ親しんだ環境で仕事を続けられるので、新たに職を探したり仕事を1から覚えなおしたりする必要がありません。また、働き続けることで厚生年金の加入期間が長くなるので、年金が増えるメリットもあります。
ただし、雇用条件は見直されることが多く、年収が下がったり役職が変わったりする可能性があります。また、再雇用制度では基本的に65歳までしか働けないので、仕事を続けたい場合は新たに職を探さなければなりません。
2. シルバー人材センター
シルバー人材センターとは、定年退職をしたシニア世代の就業をサポートする団体です。全国の市町村に設置され地域に根付いた活動を行っているため、請け負っている仕事は以下のように多岐にわたります。
- 一般事務
- 施設管理
- 講師
- 屋内外清掃
- 育児支援
シルバー人材センターで職業紹介してもらうには、会員登録が必要で年会費がかかります。また、仕事の多くは給与ベースではなく、配分金として支給しているので高収入は望めません。そのため「地域貢献したい」「仕事を通じて生きがいを得たい」と考えている方に向いています。
3. ハローワーク
ハローワークとは公共職業安定所のことで、職業紹介や相談などのサポートを行っている機関です。全国各地に設置されており、地域に根付いた求人が多く掲載されているので、地元で働きたい方におすすめです。
また、全国300ヵ所のハローワークに、60歳以上の方を対象とした「生涯現役支援窓口」が設置されています。シニア層を採用したい企業の求人を紹介してくれるので、再就職を目指している方は利用してみると良いでしょう。
4. シニア向けの求人サイト
最近はシニア向けの求人サービスが増えてきており、インターネット上で職種や勤務地・給料など、ご自身に合った条件で求人を探せます。職探しから応募まで自宅でできるので、出歩く必要がなくとても便利です。
また、シニアを対象とした求人が掲載されているので、通常の求人サイトよりも面接の通過率や採用率が高くなります。希望条件を設定しておくとメールマガジンなどで新着求人を知らせてくれるので、効率よく求人を見つけられます。
5. 人材紹介サービス
シニア層に特化した「人材紹介サービス」を利用してみるのも1つの方法です。専任のキャリアコンサルタントに希望の条件や職種を伝えると、これまでの経験を考慮したうえで仕事を紹介してくれます。
応募する場合は、キャリアコンサルタントが履歴書の添削や面接対策を無料で行ってくれます。また、面接日程の調整や条件交渉などにも対応してくれるので手間がかかりません。紹介会社によって専門領域が異なるので、シニアに特化したサービスを選びましょう。
6. 知人からの紹介
長年築いてきた人脈を活かして、仕事を紹介してもらう方法もあります。知人から職場環境や業務内容を詳しく聞ける上に、勤務時間や待遇面などで相談しやすいです。また、現役時代の働きぶりやご自身の適性などを考慮してもらえることが多いため、評価が高ければ役員などのポジションに就くこともあります。
一方で、知り合いがゆえに選考中の辞退や就業後の退職がしにくいケースがあるので、仕事を紹介されたときは慎重に判断しましょう。
7. 起業
近年、定年後に起業する方が増えてきています。起業は難しいイメージがあるかもしれませんが、好きなことや得意なことを仕事にして適度な収入を得る「ゆる起業」が話題になっています。
起業すると定年がなくなるので、働きたいと思う限り現役でいられます。また、努力次第で高収入を目指せるため、豊かなセカンドライフを送れるでしょう。
ただし、起業して100%成功するとは限りません。失敗した場合、資金や年齢の観点から事業の再チャレンジや仕事探しが難しくなります。起業する際は、生活資金を確保した上で事業計画をしっかり立てるなど入念に準備しましょう。
生涯現役で働き続けやすい仕事については、関連記事の「死ぬまで働ける高齢者・未経験歓迎の仕事5選!仕事探しのポイントや方法を解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
【全国採用】うぇるねすでは一緒に働く仲間を募集しています
本ブログを運営する株式会社うぇるねすでは「マンションサポーター」として一緒に働く仲間を募集しています。マンションサポーターとは、マンションの管理員がお休みする際に代わりに業務を行う仕事です。
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