【2022年最新】60歳以上から始めるマンション管理員(管理人)の求人動向【業務内容を解説】

60歳以上のマンション管理員の求人

「定年退職してからも働きたいけど、仕事が見つからなかったらどうしよう」
「マンションの管理人ならシニア向け求人が多いって聞いたけど本当?」
「マンションの管理人になって、できる限り長く働きたい」

マンション管理員は、定年退職した中高年に人気がある仕事です。しかし「マンション管理員の仕事は体力がなくてもできるのかな」と不安に感じている方は多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、

  • マンション管理員の求人の特徴
  • マンション管理員の勤務スタイル
  • マンション管理員の仕事内容

について解説します。

マンション管理員にシニア層が求められている理由や、失敗しない仕事の探し方が理解できる内容となっているので、ぜひ最後までお読みください。

60歳以上の働く人は増えている

60歳以上も働く人は増えている

定年退職した後も働く人は増えています。全国の60歳以上で、仕事をしている人の比率は約4割です。内閣府による2016年の調査では、60歳以上の働く人の割合は32.7%となっており、2019年では37.3%と増加しています。

就労形態では、アルバイトや個人事業主が多いです。働く理由は「収入が欲しい」が最も多く「老化を防げる」「自分の知識や経験を生かせる」が続きます。

60歳以上で現在働いている人の約4割が「働けるならいつまでも」と、働く意欲が高いです。60歳以上でも条件の合う勤務先が見つかる可能性は十分にあるので、チャレンジしてみましょう。

参照元:内閣府|高齢者の経済生活に関する意識

60歳以上から始めるマンション管理員(管理人)の求人4つの特徴

60歳以上のマンション管理員の求人の特徴

「定年退職した私に務まるだろうか」「女性でも採用されるだろうか」と不安に感じている方は、多いのではないでしょうか。ここでは、マンション管理員の求人の特徴について解説します。

  1. 中高年からの応募が多い
  2. 都会での求人が多い
  3. 正社員の求人は少ない
  4. 女性も活躍できる

マンション管理員への応募を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. 中高年からの応募が多い

マンション管理員の求人の特徴は、定年退職した中高年層からの応募が多いことです。マンション管理員には特別な資格は必要ないので、定年退職したシニア層に人気の職業です。

マンションには子どもからシニア層まで幅広い世代が住んでいることもあり、人生経験が豊かな中高年が管理員として活躍しています。

シニア層は豊富な社会人経験から得た知識があるため、マンション管理員としてのニーズが高いです。

2. 都会での求人が多い

マンション管理員の求人は、都会での募集が多いことが特徴です。マンションは東京を中心に都市部に多く、管理員の求人も都会に集まっています

交通網の便利さを求めたり、高齢化や晩婚化など単身世帯が増えたりして、都心のマンションに住む人が多くなっています。マンション管理員の求人は、市街地に多いことを認識しておきましょう。

3. 正社員の求人は少ない

マンション管理員の求人では、正社員は少なく契約社員やアルバイトの募集が多いです。マンション管理員には、特別な資格や学歴が求められないこともあり、正社員の募集は多くありません。

しかし、比較的体力を使わない仕事なので、無理なく続けられるのがマンション管理員のメリットです。未経験からチャレンジできるので、興味がある案件には積極的に応募してみましょう。

4. 女性も活躍できる

マンション管理員の業務は、受付や点検など比較的体力を使わないので、女性も活躍できます。女性の柔らかい接し方は、居住者から親近感を持たれやすいです。

また、都市部を中心に女性専用マンションが増えており、女性管理員を採用することが多いです。実際に、本ブログを運営する「株式会社うぇるねす」の女性管理員は20%です。

女性管理員については、関連記事の「【必見】マンション管理員(管理人)は女性でもなれる!5つのメリットや向いている人の特徴を分かりやすく解説」にて詳しく解説しています。こちらもぜひご覧ください。

【就業形態】60歳以上のマンション管理員(管理人)の求人

マンション管理員の就業形態

「定年退職後はどのような働き方ができるのか」気になっている方は、多いのではないでしょうか。ここでは、マンション管理員の就業形態について解説します。

  1. 契約社員
  2. アルバイト
  3. 業務委託

それぞれの特徴や向いている人を紹介するので、ぜひご自身に合った働き方を見つけてみてください。

1. 契約社員

契約社員とは、勤続期間が決まっている労働者を指します。通常1年間の取り決めを交わし、期間終了時に契約終了か更新かを双方が判断します。お互い問題なければ、契約更新するのが一般的です。

もし契約が終了すれば、新しい勤務先を見つけるまで仕事ができなくなるので、収入が不安定になりやすいと言えます。

契約によっては時短勤務が選択できるため、仕事と介護やプライベートとの両立がしやすいです。また、職責が正社員に比べて限定的なので、仕事に集中しやすいでしょう。

契約によって仕事内容が決まるので、ご自身の業務を着実にこなせる人におすすめの働き方です。

2. アルバイト

シフト制で勤務時間が指定されるのが、アルバイトの特徴です。アルバイトでも条件を満たせば、社会保険に加入できます。

勤務スケジュールが事前に決定されるので、ご自身の予定が立てやすいのがアルバイトのメリットです。空いた時間に仕事を掛け持ちしたり、趣味や旅行を楽しんだりできます。

アルバイトは、プライベートを大切にしたい方におすすめの働き方です。アルバイトの求人数は多くて仕事を見つけやすいので、気になる案件を見つけたら応募してみましょう。

3. 業務委託

業務委託とは、企業が外部の者に仕事を依頼することです。業務委託には雇用関係が存在しないので、ご自身のペースに合わせた働き方が可能です。働きたいときはたくさん仕事をし、抑えたいときは勤務時間を減らせます。

また、業務委託には定年がなく、ご自身が希望する時期まで働けます実際に、本ブログを運営する「株式会社うぇるねす」には定年がありません。定年を気にせず長く働きたい方は、業務委託を選んでみてはいかがでしょうか。

管理員の定年については、関連記事の「【事実】マンション管理員(管理人)に定年はない!仕事内容とおすすめな理由を紹介」にて詳しく解説しています。こちらもぜひご覧ください。

【探し方】60歳以上のマンションの管理員(管理人)の求人

60歳以上のマンション管理員の探し方

仕事を探す方法といえばハローワークが定番ですが、他にも管理員の募集を行っている媒体があります。ここでは、マンション管理員の探し方について紹介します。

  1. ハローワーク
  2. シニア向け求人サイト
  3. 企業サイトの採用フォーム

それぞれの傾向を紹介するので、ご自身に合った方法があれば、ぜひ応募してみてください。

1. ハローワーク

ハローワークには地元の中小企業の求人が多く、自宅から近い勤務先を探している方におすすめです。ハローワークでは職員と相談しながら求人を探すことができ、履歴書の添削や面接対策を受けられます。

また、ハローワークでは無料で受講できる職業訓練があり、マンション維持管理の知識を学べます。マンションについて学んでから管理員に応募したい方は、職業訓練を受講すると良いでしょう。

ハローワークは公益性や公平性を重視しているので、求人への応募を強く勧められる心配はありません。地元企業でマンション管理員を始めたい方は、ハローワークで探してみましょう。

2. シニア層向け求人サイト

求人サイトを使うメリットは、全国で募集している企業に申し込みができることです。また、足を運ぶ必要がなくいつでも応募できたり、スカウト機能があったりする求人サイトもあります。

求人サイトの中にはシニア向けのものがあり、マンション管理員や警備員など中高年向けの仕事が見つけやすいです。シニア向けサイトには、以下のようなものがあります。

求人サイトには転職エージェントのような相談できる人がいないので、希望の働き方がイメージできている方におすすめです。

3. 企業サイトの採用フォーム

多くの企業が自社ホームページに、採用フォームを用意しています。うぇるねすも自社ホームページで求人募集しています。直接企業へ応募するため、採否の決まる時間が比較的早いのが採用フォームの特徴です。

ハローワークや求人サイト経由で申し込むよりも、応募理由を明確に伝えることで企業へ熱意が伝わる可能性があります。働きたい企業が決まっている方は、採用フォームから応募してみましょう。

【勤務スタイル】60歳以上のマンション管理員(管理人)の求人

60歳以上のマンション管理員の勤務スタイル

マンション管理員の働き方にはいくつか種類があり、具体的には以下のようなものがあります。

  • 通勤
  • 巡回
  • 住み込み
  • 代行

通勤管理員は多くのマンションで採用され、一般的なスタイルと言えます。朝から夕方まで働き、土日祝が休日の場合が多いです。

巡回管理員はマンションには常駐せず、週に2〜3回訪問して清掃などを行います。比較的小規模のマンションで採用され、ゴミ収集日に勤務することが多いです。

住み込み管理員は、マンションに住みながら勤務し、朝から夕方まで働くのが一般的です。住み込み管理員については、関連記事の「【保存版】住み込みマンション管理員(管理人)の特徴7選!メリット・デメリットを紹介」にて詳しく解説していますので、こちらもぜひご覧ください。

代行管理員は、通勤の方が休みのときに勤務します。代行管理員には決まった勤務先はなく、色々なマンションで勤務することが多いです。ご自身の予定に合わせて働けるのが、代行管理員のメリットです。

マンション管理員の勤務形態については、関連記事の「【徹底解説】マンション管理員(管理人)の7つの仕事と勤務形態【求人情報あり】」にて詳しく解説しています。こちらもぜひご覧ください。

【仕事内容】60歳以上から始めるマンション管理員(管理人)

60歳以上のマンション管理員の仕事

マンション管理員の仕事に興味があっても、全ての業務内容を知っている方は少ないのではないでしょうか。ここでは、マンション管理員の仕事内容について解説します。

  1. 共用部分の掃除
  2. 点検
  3. 窓口業務

マンション管理員を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. 共用部分の掃除

清潔感は居住者の満足度につながるので、共用部分の掃除はマンション管理員にとって大切な仕事です。
主な清掃箇所に、以下のような場所があります。

  • エントランス
  • 居室前の廊下
  • ゴミ置き場

マンション入口のエントランスでは掃き掃除をします。廊下はモップがけをし、ゴミ置き場では整理整頓することが多いです。清掃が行き届いていると、マンション管理会社に対する安心感を与えるので、重要な仕事と認識して取り組みましょう。

2. 点検

マンション内を巡回し点検するのは、管理員にとって重要な仕事です。日頃の点検が、建物の不具合の早期発見につながります。不具合の具体例として、以下のようなものがあります。

  • 廊下の蛍光灯が切れている
  • 扉の鍵が開かない
  • ゴミ置き場に不法投棄されている

蛍光灯の交換など管理員ができることは対応し、専門業者による確認が必要な場合は管理会社の担当者へ連絡しましょう。また、点検の際に居住者とすれ違ったときには、気持ちよく挨拶するのを忘れないようにしてください。居住者とコミュニケーションを取るのも、マンション管理員に欠かせない業務です。

3. 窓口業務

窓口業務とは、マンションへの訪問者や居住者に応対することです。設備点検に来た専門業者ヘは共用部の鍵を貸し出し、居住者へは入居届などの書類を受け取ります。

マンションへの訪問者は様々ですが、柔らかい対応を心がけましょう例えばチラシ投函の許可を求められたら、邪険に応対するのではなく「ご遠慮頂いています」など、マンション管理会社の一員として適切な対応が大切です。

【全国採用】うぇるねすでは一緒に働く仲間を募集しています

本ブログを運営する株式会社うぇるねすでは「マンションサポーター」として一緒に働く仲間を募集しています。マンションサポーターとは、マンションの管理員がお休みする際に代わりに業務を行う仕事です。

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